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    貴方は……食べていい人種?






    「あ、久瀬さ〜ん」
    ルーミアは一人の男性を見つけて飛んでくる。そしてその久瀬と呼ばれた男性はソレを抱きとめる。
    「ルーミアじゃないか。久しぶり、最近見なかったから」
    久瀬は抱きながら思う。この時間が永遠なればな

    「いただきま〜す」
    久瀬はいつもとこの瞬間だけは違った。よけなかったのだ。いつもはすんなりとよけ、怪我を防ぐのだが久瀬がよける事無くその歯は空を切り、無機質な音を立てる

    ガツィッ

    「あれ?」
    確かに顎は肩口を捕らえたはずだった。しかし予想外な出来事に思わず手を伸ばす。身体に…触れられない……

    「ごめん。俺…半霊だから……触られないんだ…触れるけど」
    久瀬の冷たい一言に思わず振り上げたコブシ。しかしそれも通過してしまう。
    「……どう…して…黙ってたの?」
    「3日前に……君に食べられたじゃないか。だから…知ってると思って」
    久瀬は飽くまで冷静だった。いや、感情が欠落しているともいえる状態に近かった。諦めて開き直っていればルーミアも少しは納得できたはずだったが、この時はまだ自分を理解できてなかった。
    「私も通れるかな……」
    ルーミアは何も考えずに一歩前進。久瀬の中を通過した。そして目の前にあった紅い柱に嘔吐した
    「何も考えずに霊体を通過するから……大丈夫か?」
    久瀬は嘔吐しているルーミアの背中をさする。

    暫くしてルーミアは気分が回復したのか再び胸の中へダイブする。
    「おおっ?ど、どうした?」
    「だって……だって!久瀬さんは私を抱けるのに……私は久瀬さんを抱けないなんてっ!抱き付きたいよ…久瀬さんっ久瀬さぁん!」
    大声でなくルーミアの頭を優しく撫でる久瀬。そこへ現れる紅白
    「ウチの神社の前で妖怪が大泣きなんて、有難さが判ったのかしら?」
    そんな事を言いながら仁王立ちしている紅白に、久瀬は思わず胸を触る。
    「きゃっ!だ、誰か不可視の結界を張ってるわね!」
    御札を地面に投げて初めて姿を捉えられるようになる。その瞬間霊夢は勘が働く

    もう……長くないかもしれない

    「もぅっ。あんまり浮気が過ぎると私も怒るわよ?そんなに泣かせて。ほら、上がって。色々したいんでしょ?」


    「ルーミア……キス…しよう」
    ルーミアは驚きながらも瞳を閉じる。

    柔らかく甘いルーミアの唇。次第に久瀬はルーミアを感じたく、舌をユックリと進出していく。唇の内側を舐めると、ルーミアは硬く閉じていた顎を開放し受け入れる。
    「むっちゅっちゅぷっ。はふっ……久瀬さんの口…美味しい」
    「ルーミアの口の中も美味しいよ」
    そして抱こうとして踏みとどまる。抱きつくフリで止まる。抱きつこうにも抱きつつけない。その煩わしさがルーミアを奮い立たせるのかもしれない。ルーミアは、幼い子供のように抱きつくのが好きだった。それは久瀬が良くしっている。

    久瀬が優しく抱きながら再びキスをする…今度はその可愛らしいお尻を撫でながら
    「えっち、しよぅ……ルーミア…いいかな?」
    ルーミアは無言で頷き横になる。
    「可愛いぱんつだね……脱がすよ」
    ルーミアは返事をせず、ただ、脱がしやすいように少しお尻を持ち上げる。


    「ぁっ!ぃった……い?」
    ルーミアは自身を貫くような痛みに涙したが、急にその痛みが無くなってキョトンとしてすぐに涙が溢れてくる

    「耐えれなかったのよ、色々と……ね」
    「ぅそっ嘘!」
    涙を流しながらルーミアは紅白に詰め寄る
    「時間が無かったのよ、彼は。消滅したわけじゃないけど、当分会えないわ」
    その言葉がルーミアのココロに刺さったのか、畳に爪を立て、腹の底から大きな声で泣いた。


    涙を枯らすかのように長時間泣いて紅白にルーミアは尋ねる
    「また、逢えるよね?」


    「貴方が望むなら、ね」


    その日からルーミアは闇を出さずに昼間に目撃出来ることがあるとゆう。


    「闇を出して食べたら……まずいもん」

    どんな意味か…知るのは少数のみだったが、それでも彼女の笑顔はその時ばかりは曇った

    それが

    答えなのかも、知れない。




    ED No.1 自分はいつまでも生き続ける。貴方の心の中で


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