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「あ、あの…!」 見知らぬ少年に声をかけられたので、振り向こうとした。しかし冬香は驚きの声を上げる事となる。 「きゃぁっ」 目の前に広がる紺色のカーテン。足下に感じる冷たい風。それは間違いなく今穿いているスカートである。今日は反応が珍しく遅れてしまったのは妹との会話に集中していた所為だったが、慌ててスカートを押さえた。いつまでもおっぴろげてる訳にはいかない。 「引っかかった、引っかかった!お姉ちゃんのぱんつ、白ぱんつ〜」 走り去りながら声を上げる少年に冬香は赤面しながら声を荒げる。 「こらぁ!スカート捲っちゃ駄目っていつも言ってるでしょ!?」 またもこの少年は冬香のスカートを狙ってきた。しかしこの少年、よほど冬香が好きなのだろうか。並んで歩いている榛菜に被害はなかった。 「お姉サマも好きねぇ」 妹の科白にふてくされた様に唇を尖らせる。 「どうしてよ……」 被害者なのに…そんな思いがあった冬香に思いがけない一言。 「好きじゃなかったら、わざわざこの道使うかな?近道でもなければ通りでもないのに」 「べ、べ…別にっ、そんなんじゃ……」 「見せてあげたいんだよねっ、お姉サマったらエッチね〜」 榛菜はうれしそうにその場を離れた。一人残された冬香は仕方がなく少年の逃げた方へと向かう。 「もうっ、探したわよ……」 冬香は茂みに隠れていた少年を見つけだし、隣に腰を下ろす。逃げだそうとする少年の腕をギュッと掴み、それを制し問いただそうとする。 「だ、だって…綺麗だったんだもん…」 「あ、ありが……と…ぅ」 冬香はその茂みからはみ出さないように体の向きを変え寝転がった。手招きすると少年は同じように寝ころんだ。 「ねぇ、お姉ちゃんは、どうしてあの道を使うの?」 少年に同じ質問をされてしまった。冬香は微笑みながらからかうように言ったが、少年は本気に捕らえてしまったようだ。 「綺麗って言ってくれたお礼に言うけど、貴方にぱんつ、見せたいから。いつも捲ったらすぐにどっか行っちゃうもん、捲られる身にもなってよね……」 「み、見せてくれるの!?」 その輝かしい瞳に負けて冬香は了承してしまった。 「う、うん……今日だけ…特別……だよ」 |