はじめに・・・・・





初めて聞いた方も、もうすでに知っているという方も、ここで一応私なりの説明をしておきたいと思います。

5行詩とは、5行で書く自由詩のことです。語調は文語でも口語でもよく、字数制限もありません。
ただし、この5行詩は短歌をもととしていますので、たいていの作品は10〜40文字くらいの間におさまっています。中にはもう少し長めのものを作風としている方もいらっしゃるようですが。

何故私が5行詩というものを知ったか。
簡単です。たまたま本屋で5行詩の本見かけ、思わず手に取ってしまったのです。
読み進めていくうちに是非自分でも作ってみようと思い、だいぶたまったのでHPにアップしようと思った次第です。
5行詩というものはシンプルなせいもあって、感情や語りかけが読みやすいものです。ですから、これからアップする詩もがらにもなく恋愛ものがかなりあります。
そこら辺は笑ってやり過ごしてください。では、どうぞ・・・・・。






恋する気持ち・・・・


見つける
貴方を
この中から
きっと
・・・必ず
振り返る顔
まあるく1つ
微笑んだ
私も1つ
まあるくなろう
窓から差し込む

その向こうに
貴方がいる
見つめている
私の見つけた
きれいなもの
貴方にも
見て欲しい
わがままです
真夜中の
静寂の中
私の
心は
貴方を探る
言葉が
あふれてくる
でも
何も
言えない
‘好き'
でも
‘愛してる'
でもない言葉
探し中
ふと
口を
閉ざしてみる
貴方の横で
困らせたくて
背中
見つめるだけで
幸せに
なれる
いまの私




ちょっとシュールに・・・・

飛び立つ

私も
一緒に
空へ
煮え立つ
ナベの

首をかしげた
私が立っている
白さを
増す
この手は
誰かの手と
同化したくて
悩みの数だけ
詩が増える
私の悩みは
尽きなど
しない
笑えば
細くなる目
心を
見せないための
僅かな動き
絵の具
混ぜた筆
あのひとと
私の心も
混ぜておくれよ
想いは
涙を伝って
家出した
もう長い間
僕はからっぽ
片身
いなくて
この世すべてが
千切れて
みえる
背中の

むしりとったら
大人
ですか?

飲み干して
置いたグラスに
注がれるものは
もうない
ここに
居ること
なにに繋がるのか
わからないまま
指を這わす




< 目に移りゆく・・・・

ふっくりと
ふくらんで
少し優しくなった
月を
見つけた
朧月
立ち漕ぎしながら
笑いかける
大切な友は
少し恥ずかしがり屋
かろやかな
蒼いちめんの
朝空に
白い輝石
欠け始めの満月
突然
イチョウの雨が
降ってきた
この手の温もり
欲しいのですか?

からかうように
私を
さらうように
駆け抜けた
包まれたいのに
花吹雪
その薄紅に
染まれぬ
我が身
青空に
ほんの一滴
落としたら
夕暮れと広がる
赤い絵の具
空が
流す
かぜのいろ
涙の行方
探してみるけど
雨が
削る
大地も
私の
中の闇も
夏の
夕暮れ
ハチミツ色に
輝く
せかい





戻る