賽



ことん
腹いっぱいにサイコロ振られ
天井がとがる肌の綺麗な時間だけを寝て

気温に融合しようと必死な
体温を私は
痙攣して散らす
また降る

積雪1cmの賭
形容詞の奪い合い
微笑の手にヒ素
静かな音が
私と催涙管に充満し
あっけなく傾ぐ頸椎

潰れた声は
発熱の足しにならない
上昇と下降のために心臓には
壁があり
一メガメートル二時間の電波は
最初のにゃぁで穴を穿つ

いつのまにか分割された幾らもの
小さなサイコロが
腹の中で気ままに
運命をはねる
が報告はなく
私はその角が内臓に
あたる痛みばかりを考えている






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