僕の贈りものアルバムジャケット

僕の贈りもの


Label

Release

Record or CD No

Type

東芝音楽工業

1973.06.05

ETP-8258

LP

東芝EMI

 

CA35-1040

CD

東芝EMI

1985.09.28

CA32-1156

CD

東芝EMI

1987.07.05

CA25-1480

CD-BOX

東芝EMI

1991.06.07

TOCT-6201

CD

東芝EMI

1992.06.24

TOCT-6560

CD

東芝EMI

1998.02.25

TOCT-10084

CD

東芝EMI

1998.11.18

TOCT-10542

CD-BOX

東芝EMI

2001.06.27

TOCT-10771

CD

 

Arrange

Music

Lyrics

Title

 
  小田 和正 小田 和正

僕の贈りもの

1

  鈴木 康博 鈴木 康博

よみがえるひととき

2

  鈴木 康博 鈴木 康博

彼のほほえみ

3

  小田 和正 小田 和正

水曜日の午後

4

  小田 和正 小田 和正

地球は狭くなりました

5

  鈴木 康博 鈴木 康博

でももう花はいらない

6

  鈴木 康博 鈴木 康博

歩こう

7

  小田 和正 小田 和正

ほんの少しの間だけ

8

  鈴木 康博 鈴木 康博

貼り忘れた写真

9

  鈴木 康博 鈴木 康博

静かな昼下がり

10
  小田 和正 小田 和正 さわやかな朝をむかえるために 11

 

Produced By Masatoshi Hashiba & OFF COURSE

Musicians●

Kazumasa Oda・p,g

Yasuhiro Suzuki ・b

,Toru Yazawa,Chito Kawaguchi・dr

Hiro Yanagida ,Kentaro Haneda・p

Shunzo Ohno ,Takahisa Suzuki・tp

Ichiro Mitsumori,Shigeo Suzuki, Ken Muraoka・sax

Isao Kanayama・bell grockenspell ,Kimiko Yamaguchi・harp

Tadashi Horiguchi ・violin

 

 

 



「あったー!」レコード・ラックから引っ張り出したLPを確かめると、そこが中古レコード屋の一角であることも忘れて

つい 僕は喜びの声を上げてしまった。大学3年生の頃、キャンパス近くの中古レコード屋での出来事だったと

記憶している。


オフコース1/僕の贈りもの 。手に取ったそのLPのジャケットは、ところどころに茶色のしみが浮き、少しばかり

背割れもある。しかし、とりあえずその辺には目をつぶり、僕はそれをレジへと持っていった。

なにしろ当時の僕にとっては、ジャケットが見開きになっているこのLPの「初回盤」ははじめてみるものだったのだから。

今でこそ知られている話だが、
オフコース1/僕の贈りもの のLPは発売当初、見開きのジャケットにライナー&

レコーディング・データがページ状に貼り付けてあるものだった。

再発盤では省略されてしまったレコーディング・データだが、各曲ごとに「リズム・セクション」「ストリングス・セクション」

「リード・ヴォーカル」「バックグラウンド・ヴォーカル」と表形式にまとめられたデータをみると、

このアルバムは1973年の3月から4月にかけて,ほぼ1か月余りの制作期間で作られたことがわかる。

レコーディングに参加していた矢沢透 ( アリス加入前 ) いわく、

「当時のアルバム制作にしては、時間をとっていた方だと思う」ということになるらしいが、今だったらシングル1枚で

同じくらいの時間をかけるのではないか。

(ちなみにシングル「僕の贈りもの」に費やされたレコーディング期間は上記データによるとたったの2日!)。

とはいえその事実は、必ずしもこのアルバムの評価を下げるものではない、と、

秘かにこのアルバムがいちばんのお気に入りである僕は思っていたりする。

どのアーティストもファースト・アルバムが最も面白い、とある音楽通はいう。そこにはアーティストが本来持っている

音楽的才能が、もっともストレートなかたちで表れるから。

オフ・コースもその例外ではなく、彼らの卓越したコーラス・ワークや作曲・ 編曲における、センスなどはすでに

このアルバムに顕著にみることができる。

その後2度にわたって小田自身によるセルフ・カヴァーがなされる代表曲
「 僕の贈りもの 」 や、

鈴木のステージには現在も欠かせない名曲
「 でももう花はいらない 」 をはじめ,「 水曜日の午後 」

「 地球は狭くなりました 」 「 静かな昼下がり」 「 さわやかな朝をむかえるために 」 など、

30年近くを経た今改めて聴いてみても、色褪せていない名曲の数々がこのアルバムには揃っている。

そしてまだ20代半ばの小田・鈴木両氏による, まさに 「 絶妙 」 としかいいようのないコーラス&ハーモニーの美しさ!

当時の詞にはさすがにまだ拙いところも感じられるし、またあまりにも透明感がありすぎるその歌声に、

ついさらりと心地よく聞き流してしまいがちなこのファースト・アルバム。

しかしこのアルバムにこそ、後のビッグ・ヒットへとつながる彼らの「 原点 」 があることもまた事実。

改めて、じっくりと聴き直してみるのもたまには悪くないのでは?

ちなみに上記レコーディング・データは初回盤LPをわざわざ探さなくても、「 音蔵 」シリーズのCDライナーで

みることができるので、「 マニア入ってる 」方々はCD屋にて要チェックのこと。

< Tamito Fuji >




 「 この道をゆけば 」 のライナーへ



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