JUNKTION



Label

Release

Record or CD No

Type

東芝EM

1977.09.05

ETP-72269

LP

東芝EM  

CA35-1042

CD

東芝EM

1985.09.28

CT32-1160

CD

東芝EM

1987.07.05

CA25-1485

CD-BOX

東芝EM

1991.06.07

TOCT-6205

CD

東芝EM

1992.07.22

TOCT-6564

CD

東芝EM

1998.02.25

TOCT-10088

CD

東芝EM

1998.11.18

TOCT-10546

CD-BOX

東芝EM 2001.09.07

TOCT-10776

CD


Arrange

Music

Lyrics

Title

 
 

鈴木 康博

鈴木 康博

INVITATION

1
 

小田 和正

小田 和正

思い出を盗んで 2
 

小田 和正

小田 和正

愛のきざし

3
 

鈴木 康博

鈴木 康博

潮の香り

4

小田 和正・ strings arrange

小田 和正

小田 和正

秋の気配

5
 

鈴木 康博

鈴木 康博

変わってゆく女

6
鈴木 康博・strings&woodwind arrange

鈴木 康博

小田 和正

あなたがいれば

7
 

鈴木 康博

鈴木 康博

恋人よそのままで 8

小田 和正・ strings arrange

田 和正・鈴木康博 小田 和正・鈴木康博

HERO

9

 

Produced By Toshifumi Mutoh, Kazumasa Oda &Yasuhiro Suzuki

Musicians●

Kazumasa Oda・key fl

Yasuhiro Suzuki・g,per

Hitoshi Shimizu・b

Hitose "jiro "Oma・dr, per

Kazuhiko Matsuo・g,hca

 


このアルバムがリリースされた1977年はマイケル・フランクス、スティーリー・ダンらがそれぞれ名作を発表したことにより、

一気に世が「ソフト&メロウ」な時代へと加速していく年である。もちろん、日本のアーティストたちもその流れにのって、

たくさんのアルバムが制作され、今でも名盤とされるアルバムも多い。このアルバムもその流れに乗った形ではあるが

そういうことよりも、実はこのアルバムから事実上、5人としての制作となったこともあり、独自のバンドサウンドへと変化し始めた、

いわば記念すべき作品であるのだ。

3人が加わることにより、コーラスが厚くなり、またギターが1本、さらにベース、ドラムといったリズム隊が

加わることによってサウンドのほうもアコースティックなものだけでなく、より多彩なアプローチが可能になったのだから。

ただでさえ、高度な(!)メロディをつくってしまう彼らのこと。特にコンサートは、レコードのような音の再現を観客は求めるもんだから、

ギター2本、あるいはピアノにギター1本だけで2人で再現することは容易でなかったのが想像できる。

さて、このアルバム、 AOR 的にみても十分今でも通用するアルバムと思っていて、過去に自分の DJ (サラ回し) でも何曲か

使用しているくらい。

例えば、小田さん・鈴木さん共作の
「あなたがいれば 」 。イントロの Mellow な雰囲気で、中盤クロス・オーバーともいわれた

フュージョン的なアプローチと音が変化していく様はその後のいわゆる
「さよなら」 以降からのオフコースを知ってる人は

過去にこんな意外なアプローチがあったことに驚くだろうと思うし、
愛のきざし 潮の香り なんかも今聴いても Mellow感

たっぷりなナンバーだ。言うことありません。


そういえば、昨年、鈴木さんのコンサートでもこの
「 潮の香り 」 を演ったのだが、その時の MC で 「 オフコースは AOR な音づくりを

目指していた・・・」なんてことをおっしゃっていて、思わずうんうんとうなずいてしまった。

他アーティストの曲と混ぜて流しても、きちんと存在感を見せてくれるナンバーです。今なら、 BOSSA っぽいアレンジでの

セルフ・カバーもイケるかも・・・。


また、 AOR というフィルターを外してみてもこのアルバムは名曲が多くて、じっくり作られた印象を持つ。


思い出を盗んで
秋の気配は美しいメロディラインを持った小田さん作品のなかでも名曲のひとつに数えられ、

特に
「秋の気配 」 はその後、96年2月にリリースされた LOOKING BACK でも再び歌われることになる。

また、今でも人気の高いナンバーでもあるようだ。
「 H ERO 」 は小田さん、鈴木さん共作のナンバー。

意外に2人の共作は少ないのだが、この曲は隠れ的名曲です。初期の彼らを思い起こすようなアコースティックなアプローチで

入って、次第に盛りあがりを見せていくさまは見事で、聞き手に対する「オフ・コースはバンドなんだ」という彼らの意思表明とも

とれるサウンドだ。このアルバムから、2人から5人へのバンドへの第1歩を彼らは、いよいよ歩みはじめることになる。


( eco matsu )


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