
この道をゆけば
Label |
Release |
Record or CD No | Type |
東芝EMI |
1974.05.05 |
ETP-8293 |
LP |
東芝EMI |
CA35-1033 |
CD |
|
東芝EMI |
1985.09.28 |
CA32-1157 |
CD |
東芝EMI |
1987.07.05 |
CA25-1481 |
CD-BOX |
東芝EMI |
1991.06.07 |
TOCT-6202 |
CD |
東芝EMI |
1992.06.24 |
TOCT-6561 |
CD |
東芝EMI |
1998.02.25 |
TOCT-10085 |
CD |
東芝EMI |
1998.11.18 |
TOCT-10543 |
CD-BOX |
東芝EMI |
2001.06.27 |
TOCT-10772 |
CD |
| Arrange | Music |
Lyrics |
Title |
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鈴木 康博 |
鈴木 康博 | プロローグ |
1 |
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鈴木 康博 |
鈴木 康博 | すきま風 |
2 |
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| 鈴木 康博・重実博 | 鈴木 康博 | はたちの頃 |
3 |
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鈴木 康博 |
鈴木 康博 | 日曜日のたいくつ |
4 |
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小田 和正 |
小田 和正 | 別れの情景 1 |
5 |
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小田 和正 |
小田 和正 | 別れの情景 2 〜もう歌はつくれない |
6 |
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鈴木 康博 |
鈴木 康博 | 新しい門出 |
7 |
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小田 和正 |
小田 和正 | あの角をまがれば |
8 |
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鈴木 康博 |
鈴木 康博 | 若すぎて |
9 |
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鈴木 康博 |
鈴木 康博 | のがすなチャンスを |
10 | |
小田 和正 |
小田 和正 | 首輪のない犬 |
11 | |
小田 和正 |
小田 和正 | わが友よ |
12 |
Produced By Masatoshi Hashiba |
Musicians● |
Kazumasa Oda・key |
Yasuhiro Suzuki ・g |
Kenji Ohmura ・g |
Kenji Takami ,Hiroshi Shigemi ,Rei Obara ,Jun Suzuki ・b |
| Shuuichi Murakami ,Yukihiro Takahashi, Masahiko Ozu ・ dr |
Nobuhiro Shinohara・key |
オフ・コース、2枚目のアルバムである。レコーディングはレコードジャケット裏に記載されてる、データによると
1973年7月から1974年2月という期間だが、その頃
CM
の仕事、ラジオの仕事、学園祭、リサイタルの仕事で
多忙を極めはじめた中での制作だった。
したがって、合間を見つけての作業となり、そうなると、スタジオの中で長期間こもっての作業はなかなかできないから、
完全な分担作業という方向でレコーディングは進められたようだ。
結果、前作 『 僕の贈りもの 』
よりも小田さん・鈴木さんのそれぞれの音の個性がはっきりと形になったアルバムのように思う。
このアルバムでは青春という季節を軸に、少年と青年になったいまとの間を行きつ、戻りつ・・という描写のナンバーが多い。
また、学生の頃はお互いの絆を分かち合った間柄だったのが卒業して社会へ飛び出して、それぞれの場所で戦っていく
うちにいつしか、そんな絆も新たな価値観、生活環境のなかで次第に小さくなっていく・・・
そんな人生の一シーンをも、彼ら流に表現したアルバムともいっていいのではないだろうか。
こういう 「 揺れる心
」の描写はさすがに2人ともうまい。
サウンド的な部分に触れてみると、まず鈴木さんナンバーの「はたちの頃」はウエスト・コースト・サウンドテイストの
今は亡き大村憲司氏によるギターの音色が印象的なナンバー。
「
新しい門出」
は鈴木さん流のジャズロックテイストが感じられ、ここでも大村氏のワウを使った
ギターは大活躍なんである。今聴いてもなかなかカッコいいナンバーだ。ちなみにドラムは村上ポンタ氏・・・とくれば、
そのカッコ良さはなんとなく想像できるでしょ?。そしてその後ライブでもお馴染みになった
「のがすなチャンスを
」。
実はこの曲も大村氏がギターで、ドラムは村上ポンタ氏によるもの。サウンドもいいし、歌詞も「・・・のがすなチャンスを・・・
今この時がその時かもしれない・・・」とオトコ気を思わず感じさせるメッセージはまさに鈴木さんならでは。名曲です。
ライブアルバムでも再三録音された人気の高いナンバーでもあるので、機会があれば
是非、ライブバージョンと聞き比べてみて欲しい。
「首輪のない犬
」
は小田さんの作。だが、小田さん、鈴木さんがそれぞれボーカルをとる
オフ・コースの曲にしては珍しいパターン。
最初、ミディアムで入ってきて、中盤でスローに転調するこの曲はまさに小組曲を思わせるような隠れ佳曲。
対して小田さんも 「 別れの情景(1) 」 は、すきま風の吹き始めた2人の描写を描いたナンバーだが、
ピアノとストリングスを採用することによってよりその心情がストレートに伝わるアレンジを施してるし、
続く、「別れの情景(2)〜もう歌はつくれない
」 は、
いわゆる60年代末期〜70年代の A&M
サウンド、例えばニック・デカロ、ロジャーニコルズ、カーペンターズのエッセンスを
つかって、小田さん流に料理したような曲。
前作では小田さんのソフトロック嗜好が顔を出した楽曲があったが、このアルバムではこの曲がそれにあたるのでは
ないだろうか。
彼らが出したオリジナルアルバムの中では地味な存在かもしれないが、彼ら個人としての音楽的ルーツを再び見せてくれた
アルバムであり、また、彼らが影響を受けたその音楽をさかのぼるための旅のきっかけにもなりそうなアルバムでもあるように思う。
( eco matsu )
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