2004.12.13
中米グァテマラより- 3

10月15日から11月14日まで、トドスサントスと言う山奥の村にお祭りを見るのと織物を習うのを目的に1ヶ月間行っ来ました。
この村は、私が住んでいるアンティーグアから、バスで、乗り換えを含めて、9時間くらいかかる辺境の村です。
グアテマラと言うと暑い国だと思われるでしょうが、ここは、2500mの高地なので,朝晩はとても冷え込み,
夜は、パジャマの上にトレーナを来て,寝袋に入りその上に毛布を2枚かけて,寝ていました。

この村は,グアテマラでも、男性が民族衣装を着ている数少ない村です。
ですから,村人は多分に保守的で、時折、戸惑う事もありました。でも、保守的だからこそ民族衣装が残っているんでしょうね。
女性の民族衣装も繊細で、とても魅力的なので、習いたいと思っていたのが、やっと実現しました。

ここでは,日本の30年前くらいの暮らしが営まれていて,冷蔵庫、洗濯機など電気製品はほとんどの家庭にはなく,
テレビとCDコンポは、ありました。テレビの番組はメキシコが近いせいか,メキシコの放映番組が多数でした。
生活してて、困った事は、トイレが屋外にあるので,夜なんか懐中電灯をつけて,雨が降って居るときは,
傘までさして、トイレに行ってました。
ここの生活でも,ご多分にもれず、蚤に悩まされ、かき傷痕が残ってしまいました。
でも、風景といい、織物といい、楽しい1ヶ月でした。
写真説明

1.トドスサントス
この写真は朝7時頃なので、かまどの煙がたなびいて、いるのが見えますね。画面中央右に観覧車が見えますが、
お祭りの時に、機材をトラックで、運んで来て組み立てるのですが、
私にはちょっと怖くて、乗ることが出来ませんでした。

 
2.市場
 お祭りの前には、みんな新しい民族衣装を作るらしく、市場の反物屋さんが、繁盛していました。

   
3.4.カレーラス1・2
 この民族衣装を着て馬で、疾走するのが、お祭りのメインイベントなのですが、
騎乗の人も、お酒を飲んでいるので、たまには落馬して、怪我をする人もいるようです。
民族衣装の上に女性用の派手なスカーフを肩にかけたり、
幅広のリボンのような布を肩にかけたり、それは見事な派手さです。


5.カレーラス3
 この人は、アメリカ人で2年前にこのカレーラスを見て感動し、去年から自分も出場しているそうです。
彼が走っているのを見ましたが、両手を広げて本当に楽しそうに乗っていました。
手にしているのは、鶏で、首を持って疾走し、次第に鳥は死んで行くそうですが、
人間がこのお祭りで、怪我をしないためのいけにえだそうです。ちなみにこの鶏は、
私がホームステイしていた家にプレゼントされたので、夕食にスープになって出てきました。

 
6.ダンス
ここも前回のホヤバフと同じようにこんな衣装を着て、1日中踊っていました。

 
7.8.ミスコンテスト
 トドスサントスのミスコンテストが村のホールで、開かれましたが、
この村だけでなく他の村からも代表の人達が来ていたので,私にとっては、
いろんな村の民族衣装をみる事ができたのでとてもラッキーでした。
日本のミスコンみたいに,外見だけでは,選ばれないようです。
みんな自分の村の言葉(グアテマラは民族毎に言葉が違い、約20数語あるそうです)
とスペイン語で原稿も持たないで自分の意見を滔々と話しているのには,驚きました。
と言っても何を話しているのか,私のスペイン語力では,理解できませんでしたが。
小さな子供も余興に出て来て、とっても可愛かったので,写真を撮りました。


9.男性の民族衣装
男性は、普通でもこんな服装で、村を歩いているので、村がなんとなく華やいでみえます。
なんだか制服のようですね。ですから、私の住んでいるアンティーグアで、
この服装をみるとこの人はトドスサントスの人だなとすぐ判断できます。
最近のパンタロンは右左の人の様に、縞模様がほとんどですが、一昔前までは、
中央の男性のパンタロンの様に、奥さんが手で織った物が主流だったそうです。


10.かまど
これが、毎日の食事を作るかまどですが、私も数十年ぶりにかまどで、お米を炊きましたが、
上手に出来ました。右の台の上にお母さんが座り、お料理をもったりしていました。
ここで、また。何十年ぶりかで、はいらずを見ました。懐かしかったです。


11.羊と豚
私の住んでいた家では飼っていませんでしたが、他の家では、鶏、七面鳥、羊、豚など、庭で飼っていました。
もちろん食用です。朝、散歩の途中で、羊の解体を見ましたが、初めてだったので、ちょっとショクでした。


12.七面鳥
私の住んでいた部屋のテラスに、隣の家の七面鳥が来て、
手すりに乗って遊んでいたのは、いいのですが、あとが糞だらけでした。


13.死者の日
他の村では、死者の日が11月1日ですが、トドスサントスでは、11月1日はカレーラスがあるので、
お墓参りは、11月2日にします。日本でのお盆のようなしきたりのように思えました。
この写真の後ろの方に見えるのがお墓です。グアテマラでは、火葬ではなく、お棺をそのままお墓に納めます。
以前サンタマリアデヘススと言う村(アンティグアからバスで20分)で、
織物を習っていたとき、インディヘナの先生に日本は、火葬だと言ったら、
「人間を焼くなんて信じられない」と驚かれた事があります。
この写真は、お墓の前でマリンバを弾いている所ですが、
この次は、このお墓,その次はあのお墓と、狭いお墓の中を、マリンバをかかえて、動き回っていました。


14.バスの座席指定
こちらのバスは3人がけなので、とても窮屈です。この写真は、座席を先着順に穴に、棒を立てて,埋めている所です。


15.パンク
私が乗っていたバスがパンクして,運転手と車掌がタイヤをかえている所です。
乗客は,何の文句も言わず,バスの中で待っていたり,外に出て,見ていたりといたってのんきです。
以前、パスポートのビザ更新のため、エルサルバドルに行く途中でもバスが故障し、
道ばたで1時間くらい待っていたら,次の便が来たので、それに乗りましたが,この時も誰も文句を言わず,
おしゃべりしたり,近くのお店で,スナックを買って食べていました。日本だったら,誰か文句を言うでしょうね。


16.私の織物/途中
私が習ったトドスサントスの織物の制作途中です。こんなにたくさんの糸を使うので、とても時間がかかります。
1段織るのに30分くらいかかっていましたが、私がテラスで、織っていると通りがかりの女の子が,
私の織っているのを見て「私のお姉ちゃんだったら1段2・3分で織るよ」と言われ,
落ち込んでしまいましたが,私はのんびり織るんだと開き直って織っていました。


17.私の織物/出来上がり
16の織物が織り上がるとこのようになります。

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