2007.01.09
中米グァテマラより- 7

明けましておめでとうございます。
大変遅くなりましたが、昨年コバンという所で毎年7月下旬に開催される
インディヘナ(原住民)の女王コンテストや近隣の村を訪問した時の写真を添付します。
このコンテストは「ラビン・アハウ」と呼ばれ、マヤ系ケクチ語で「王の娘」と言う意味だそうです。
グアテマラ内のインディヘナの村々から選ばれた60人くらいの女性が自分の村の民族衣装を身につけ、
舞台に一人一人紹介され登場します。次にその中から20人くらい選ばれ、彼女達は自分の村の言葉とスペイン語の二語で演説します。
その朗々とした演説は素晴らしいですと言っても私には半分くらいしか分かりませんが。
自分の思想や考えをメモなしで表現豊かに演説する姿には感動しました。
途中で民族音楽に合わせてダンスをするシーンも有りました。
最後に5人の選ばれた彼女達は、司会者が5枚の用紙を持っていて、それぞれに違う題目が書かれている用紙を一枚づつ受け取り、
それにはこれから演説する題目が書いてあるのです。と言う事は即興で考えなければいけないのです。
その五つの中で、理解出来た演説は「マヤ民族の言葉を失わない為には何をしたらいいでしょう」という題で
それに「お腹に赤ちゃんが出来たら、私はいつも自分の地方の言葉で話かけます。」と言った女性の言葉でした。
これにはみんなが拍手していました。
このコンテストは美人を選ぶと言うより、人となりを競うコンテストだと思いました。


1.ナウアラのインディヘナ
去年の女王の村ナウアラの人達も参加しています。


2.去年のレイナ(女王)
去年の女王が客席を通って入場し、舞台でこの一年を振り返って演説します。
去年の彼女を見ていませんが、この一年のいろんな仕事(ボランティア活動や会議、
儀式への参加等)を通して成長したんだろうなと思わせる輝きを彼女は持っていました。


3.LA(ラビン・アハウ)の選考1
第一回の選考で選ばれた人達でそれぞれの衣装が本当に素敵です。


4.LAの選考2
一人一人演説します。


5.LAの選考3
会場は街の体育館です。
中央の段の上に座っているのが去年の女王です。
彼女は3時間くらいあそこに座っていましたが、さぞかし疲れたことでしょう。


6.今年のLAレイナ
コンテストの次の日、今年の女王がパレードをすると言うので街に出かけ、運良く女王を撮る事ができました。
彼女はグァテマラ北部のメキシコ国境に近いイシュタワカンの出身です。
彼女が去年から今年一年でどう言う風に成長したかを見る為に今年の7月にまたコバンに行きたいと思っています。


7.シェラのレイナ(前列右から二人目)
街を歩いていたら、シェラ(グアテマラ第二の都市で、インディヘナの人達がかなり裕福に暮らしていますし、
この街の民族衣装はとても気品があります。)の代表を見かけたので写真を撮らせてもらいました。
コンテストの時、体育館の片側に大きなスクリーンが設置されていて、そこにコンテストの様子が映し出されていたのですが、
シェラの彼女ばかりアップで映っていました。ですから大半の人は彼女が女王になると思っていたかも知れません。
でも、それはただカメラマンが彼女を気に入ってただけだったんでしょうね。


8.ダンス
子供達が満艦飾の衣装で民族音楽に合わせて踊っています。


9.女性役の男の子
ダンスは基本的には男性が踊るらしく、この子は最初女の子かなと思っていたのですが、よくみるとやはり男のでした。
ですからわざとこういう後ろで手を組んで女の子のような仕草をするのでしょうが、
とってつけたような様子に思わず笑ってしまいました。


10.ラビナルのダンサー
この子達は、この日の為にラビナルと言う所から4・5時間バスに乗ってやってきたそうです。


11.カルバリオからの眺め
コバン郊外にあるカルバリオ教会からコバン市内を一望出来ます。
植民地時代の名残がある建物で、とても雰囲気があります。


12.S.Cri.Vのラグーナ1
サンクリストバルベラパスの湖で洗濯をしている人達。


13.S.Cri,.Vのラグーナ2.
洗濯物を湖畔の草むらの上に干していました。これは彼女達のスカートです。


14.S.Cri.Vの織人
最近はお母さんが娘さんに織物を教えないので、だんだん織れる人が少なくなっています。
この地方も例外ではなく、危機感を持った人達が協力して若い女性に織物を教え始めたそうです。
彼女も2・3年前から習い始めたんですって。
この人の家に行く前、街の中で「織物を織る人は何処にいますか?」と訪ね歩いていたら「僕の妻が織っています。
もし良かったらご案内しますよ」と言われ、ちょっと不安だったのですが着いて行きました。
途中森の中の寂しい所を通ったときは正直言って少々怖かったです。でもちゃんと自分の家に案内してくれて、
奥さんを紹介してくれました.それがこの写真の女性です。その後彼は仕事だと言ってまた街まで戻って行きました。
疑って本当に申し訳なかったと反省した次第です。


15.貸家
サンクリストバルベラパスの教会へ行く途中にこんな古めかしい家が有ったので、思わず写真を撮りました。
お部屋貸しますの小さな看板が出ていました。


16.鍵
この家の鍵を見たら、地球と漢字で書いてありました。


17.S.P.Carchaの教会
コバンからバスに乗ってサンペドロカルチャと言う村へ羅の織物を見に行ったのですが、
もうここでは織る人はいないよと言われてしまいました。


18.S.P.carcha街の馬
サンペドロカルチャの街の中を馬が闊歩していました。


19.S.P.carchaプロセシオンの女性
訪ねた日がちょうどこの街の守護聖人の日で、行列が出ていて、女性達が手に手にろうそくを持って行進していました。


20.S.P.carchaプロセシオン
行列のメイン


21.Chajguajのエスペランサの家族
サンペドロカルチャで羅の織物が見られなかったので、市場の人に聞き歩いてやっと一人の女性の名前を教えてもらい、
タクシーでChajguajに訪ねて行きました。途中どんどん山の中に入って行き、すれ違う車もいないし、
民家も見えないので、本当に不安になりましたが、やっと一軒の家の前で止まり、
タクシーの運転手が「ここだよ」と教えてくれました。でもこのエスペランサと言う人も織はしているけど、
羅は織っていないとの事でした.残念!
友人で羅を織っている人がいるからこれから連れて行ってあげると言われたけど、
タクシーはもう帰ったし歩いて行くには遠すぎるしで、今回は断念しました。


22.ヒッチハイク
エスペランサの家からサンペドロカルチャに戻るのに、帰りのバスが2時間後というので、
それでは遅すぎるのでどうしようと思っていたら、エスペランサが
さっき牛を乗せて来たトラックがそこにいるから頼んであげると言って交渉してくれたら0Kでした。
でも荷台の牛の糞を降ろすまで待っててと言われたので、多分荷台に乗せられるんだろうな、
靴が臭くなっちゃうと思っていたらちゃんと助手席に乗せてくれました。
サンペドロカルチャに着いてチップを渡そうとしたらいらないよと言われました。
なんていい人なんでしょう、こういう事が有るから旅はやめられませんね。

長々と書いてしまいました。
次は友達の妹さんの結婚式の模様をお知らせしますが、何時になるやら。

今年一年が小舩さんと恭子さんにとって素晴らしい年になりますように。

菊川 明子

菊川さんより今年も元気に活躍しているお便りが届きました。
私も恭子もとても楽しみにしています。ありがとうございます♪
それに周辺のみんなも覗きに来ているようで、時々感想のメールが届きます。
今年もお身体を大切にご活躍ください\(^_^)/
by shin & kyoko



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