おととしの3月のこと (書いたのは010117) バイトの休憩中キタくんが「おかあさん(バイト先の古くから勤めている孫と花と下ネタをこよなく愛する女の人。 "おかあさん"と親しまれている)の好きなものってなんか知らんかなあ」と聞いてきた。 「どしたん?」 「いや、好きな食べ物とか何か知らんかなあ」 「あ!おかあさん"あしながおじさんのシュークリーム"大好きよ!」 「ほんま!?」 「うん!朝の仕込みの帰りに遠回りして買いに行く言うてたもん。」 「そうか!ええこと聞いた!!ありがとう!」 そこへ同じく同期(と言っていいだろう)のバイト福ちゃんが上がってきた。 「福さん!あしながおじさんのシュークリームで決定。」 「どしたん?」 「いや、おかあさん、バレンタインに男ら全員にチョコレートくれたからお礼みんなでしよう言うてたんや。」 「そっかー。おかあさん優しいなあ。」 流石おかあさんだ。すごいよおかあさん。 よく気が利くなあ。 この段階で私はまだキタくんの弁に含む所があることに気が付いていない。 「自分らくれんかったやんな?」 「・・あ゛。」 バイト先にバイト10人くらいいてそのうち女の子が二人。 一人は女子高生。一人は女子大生。 もちろんキタくんにも他の子にも彼女くらいいるんだが バレンタインの日にバイトに来たらチョコレートくらいくれるだろうと、 男の子たちは全員淡い期待を抱いていたらしい。 私とゆうこちゃんの中で2/14はバレンタインデーではなくただのバイトの日だった。 男の子たちはちょっぴりがっかりしたらしい。 私はこのとき決心した。 来年はバレンタインをやろう。 そして99年9月、私は成田屋を辞めてしまった。 まあいい。 来年こそはバレンタインをやろう。 そして00年11月、私は会社を辞めてしまった。 バレンタインまでに仕事は見つかるだろうか・・・・・