サムゲタンと日韓交流の歴史


梅雨が明けたら暑い、暑い土用です。日本ではウナギを食しますが、韓国では「サムゲタン」が人気です。
韓国出身のチェさんを再度お招きして、おいしい「サムゲタン」を一緒に作ってみました。煮込みに最低1時間はかかるのを利用して、中清南道の熊本県事務所長のウー先生から、「韓国人気ドラマの舞台裏と日韓交流の歴史」をテーマにお話していただきました。改めて、日韓の縁の深さが心に残りました。

今日の主役は何と言っても、このチキンです。
ちょっと太り気味でした。
もち米、なつめ、朝鮮人参、その他見慣れない薬草が並びます。
やはり欠かせないのはニンニクです。でも、一人当たり5個ぐらいあるのでは?!
まるで韓国人気ドラマのスターみたい!
今日も嬉しさ一杯のチェさんと、インテリジェンスとソフトな笑顔が素敵なウー先生です。
チキンに、もち米やなつめ、ニンニクを詰め込みます
外国料理は珍しさが魅力です。 みんな楽しそう!
薬草と供に1時間以上じっくりと煮込みます。
煮込んでいる間は、ウー先生の講義を聞きました。
ウー先生は韓国のある大学で教授をされてるだけあって、とても詳しいお話をしていただきました。
「文化は高い所から低い所へ流れて行きます。過去においては中国→韓国→日本と流れていました。」

「…う〜ん、なるほど…」
講義の後は、キュウリのキムチをサッと作りました。食べる直前に作るのがコツだそうです。
出来上がりました!
じっくりと煮込まれたサムゲタンは、とっても美味!キムチとよく合い、韓国の塩が一段とうまみを引き出していました
いただきまーす!!
ウー先生も、久しぶりの自国料理に嬉しそうです。
チェさんの顔は汗がにじみ、笑顔が一段と光ってました
それぞれの自己紹介や、自分の韓国語を試す人もいて、アッという間の午後のひと時でした。
ウー先生のお話より抜粋:

◇ 水は高い所から低い所へ流れるが、文化も同じである。かつては中国の高い文化の約60%が韓国を経由して、日本に伝えられた。

◇現代は、西洋→日本→韓国→中国の流れになっている。それは、これ等の国々のオリンピックの開催年にも現れている。

◇韓国にはかつて身分制度があった。「士農工商、下男、下女」で、日本の江戸時代の身分制度はこれを取り入れた物。

◇1999年の熊本と中清南道のGDPを比べてみると、熊本2900000ドル、中清南道900000ドルであった。それが、2010年には、熊本2700000ドル、中清南道2700000ドルと肩を並べている。熊本には大企業が少ないが、中清南道は巨大な工業団地もあって、大企業が数多く進出しているのが原因と見られる。大卒の初任給も韓国の方が日本より高くなっている。事情の違いはあるが、大企業の誘致は県の経済発展には不可欠と思う。

◇韓国は教育熱がとても高い。またアメリカ留学なども多く、小さい時から母親同伴で留学のケースも多い。その結果として、
父親が韓国で一人暮らしをして、生活を切り詰めて送金しているケースが増えている。(ペンギン親父の呼称など)

もっと写真を見たい方は「アルバム」を御覧ください!
http://www.myalbum.jp/Inform2.aspx?mode=Album&albumID=b86d942ef96d

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