【北海道・道東の真湯】

然別峡・テムジンの湯

【定説どおり、川の流れの脇に湧く自然湯】 【自然と一体化した岩を利用した湯舟】
【せせらぎの音を静かに聞入る悦のひととき】 【足元+中央の窪んだ所から湧き注ぐ】
【無邪気に堪能】 【とにかく自然郷】

●ユウヤンベツ川に沿って沸く湯群のひとつ

 道東・鹿追町の奥地に在る一軒宿・菅野温泉は、私の大好きな宿です。

 さらなる奥地に、地図で北方およそ600m、林道を走ると約1Km、九の沢+ユトルクシュナイ川がユウヤンベツ川に注ぐ地点に、愛好者が整備してくれている野湯・テムジンの湯は、ひっそりと沸いています。

 林道からは、ザックリ50m。笹を踏み分けて、そま道を泥濘ながら、ゆっくり下降してで辿り着きます。

●熱い湯

 私が、この湯に初めて訪れたのは1988年8月。その時は、やっとひとりが入れる石囲いの湯舟で、たぶん50℃くらいの熱い湯に川水を流し込んで、掻き混ぜながらの入湯でした。

 数年におよび足を運び、この湯を堪能しています。先人によって湯舟は拡張され、冷まし水引き入れパイプをさり気無く置き、快適に寛げるようになっています。但し、黒い浮遊物と沈殿物で、入湯するのが躊躇う状況があります。湧出は岩の間の窪んだ所です。新鮮な湯をすくって感じ取ってください。

 えい!やぁ!で入って、湯舟を掻き回して、かいだせば、澄んだ湯が湛えられます。

 雪解け増水や、洪水の或る時期によって、年毎に土砂で埋まるのでしょう。しかしながら、掘り起こされています。まるで生き物のように湯舟と渓谷は少しながら形を変えつつも、湯は湧き続けています。

●テムジン

 テムジンとは、チンギス・ハーン〜ユーラシア大陸の勇者の幼少名、だそうな。

●データ

    泉質: 含硫酸重曹食塩泉

    湯温: 源泉50℃+α・沢水流入で適温にする

    所在: 北海道・鹿追町

    地図:     然別峡・現地データ

    料金: 無料

    季節: 多雪期以外、熊出没注意

 


[真湯探訪]:野湯編 北海道/道東

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