今若者はみんなアメリカ それも西海岸に
憧れていると雑誌のグラビアが笑う
そう言えば友達はみんなアメリカ人になっていく
いつかこの国は無くなるんじゃないかと問えば君は笑う
馬鹿だね そんな風に 自然に
変わっていく姿こそ それこそ この国なのよ
さもなきゃ初めから ニッポンなんてなかったのよ
私が敬愛するさだまさしの佳作「前夜〜桃花鳥〜」にある歌詞です。「桃花鳥」と書いて「トキ」と読みます。このHPのタイトルはここからとりました。明治以降、見境なく各地で繰り返される自然破壊によって絶滅寸前にまで追いこまれたトキ。そして明治以降欧米崇拝主義と化し、戦後からはアメリカ的なものを「良し」、日本的なものは「悪しき」と自虐的なまでに落ちぶれていった我が国。もはや「やまとこころ」を備えた国民はトキと同じく絶滅寸前といった状況です。1日、1日と経つごとに日本のどこかで「サムライ」が亡くなっていきます、しかも後継ぎを残せぬままに。そんな「サムライ」と「トキ」が非常に私の中でかぶるんです。
グローバルスタンダード、国際化という言葉に惑わされ、半ば当然であるかのように英語、英会話に飛びつく若者たち。礎のはずの「国語」よりも「英語」の授業が増えつつある教育現場。そうして「黄色いアメリカ人」がこの国にどんどんはびこっていく。「こんな日本人にはなりたくない」と思ったのはいつごろからでしょうか。次第にまわりの友人たちとも合わなくなってきました。共有できる「何か」がなくなりました。欲望のみに突き動かされ、ただ毎日が楽しければいいのか?「楽しい」、「つまらない」だけの価値判断って虚しくないのか?
中身のないことをペラペラ英語でしゃべれる力なんていらない。
自分の言葉、自分の考えを日本語でしっかり語れる日本人になりたい。
そして私はトキになる。
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