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二十三士温泉の朝食 神峯寺への坂、入り口付近 | 四国八十八ヶ所おへんろ旅・高知編 第十九話「最悪な朝」 3月23日(日)。4時起床。昨夜は右足の足首の筋が痛くて眠るときしんどかった。起きて足を動かすとやはり右足首に激痛が走る。マメはだいぶ良くなっていた。左足は結構万全。しかし体全体が疲弊しきっている。この調子だとやはりさほど歩けそうにない。私の本能が「一日中布団の中で寝ていたい」と言っている。
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27番神峯寺 納経所でのお接待 昼食のおにぎり | 四国八十八ヶ所おへんろ旅・高知編 第二十話「まったてを歩く」 山の中腹辺りに至ったところで、朝コインランドリーにいた男性遍路に追い抜かれた。またしばらくして「とくます」で同宿だったおばさん遍路が下ってきた。この神峯寺へのルートは行きと帰りが同じ道なので、ここ数日見知った顔とすれ違う確率が高い。頂上近くなり車道と獣道の遍路道コースに分岐した。上りは遍路道、下りは車道の方がよいと聞いていたので、遍路道へ足を向ける。するといきなり足を踏み外すと谷底まで落ちそうな足場の悪い急角度な土の道が始まった。これこそが「まったて」だ!足下に十分気をつけながら登っていく。しかしいくら昨今歩き遍路が多くなったとはいえ、ここで落ちたら誰も気づいてくれなさそうだ。下りは車道の方がよい、という情報の意味がよくわかった。しかしそんな難所の遍路道を頑張って下ってくる若い男性遍路が一人いた。見た感じ山登り好きという雰囲気だ。「あと少しだ、頑張れ!」と彼は私に声をかけて下っていった。その言葉を受けて頑張って登っていったのだが、なかなか頂上につかない。彼の「あと少し」と私の「あと少し」はだいぶ隔たりがあったようだ(笑)。
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神峯寺の麓にある古い道しるべの石 | 四国八十八ヶ所おへんろ旅・高知編 第二十一話「悪魔の微笑」 お昼休憩を終えて下山を始めたのだが、下りの方が足が痛い。痛みを感じる前に足を出し、足を出し、足を出し・・・・・と、とまらないぃぃぃ〜〜!ドドドドドーーーッ!キキーッ!!ぜいぜいぜい。油断をするとマジで足が止まらなくなる。車道はカーブが多いので走るのは危険だ。しかし小走りの方が足の痛みが少ない気がしたので、スピードが出過ぎないように注意して早足で下っていった。途中自転車を押して登ってくるツワモノが何人かいたが、そのうちの一人の若者は息も絶え絶えで私に話しかけてきた。
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コンクリートの道を歩くお遍路さん | 四国八十八ヶ所おへんろ旅・高知編 第二十二話「お遍路さんの写真」 大山茶屋付近の急な坂道を上りきったところで、ある中年の男性に声をかけられた。手に大型のカメラを持っている。
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二十三士温泉の夕食(二日目) | 四国八十八ヶ所おへんろ旅・高知編 第二十三話「安芸駅まで」 だいぶ疲れが出てきたが、ここまできたら安芸駅まで歩くぞー!と自分に言い聞かせて進んでいく。途中、自動販売機の横で座り込んで煙草を吸っている若い男性遍路を発見。例のコインランドリーにいた彼でした。その後も追いつ追われつの状態であったので、自然と会話をするようになる。この青年遍路は埼玉の人で、ペースが遅いのは荷物が重いこともあるが、たびたび煙草休憩をするのでなかなか進まないんだと語っていた。なるほど。やっと疑念がとけた。しかし今日は朝の5時頃から歩いているそうなので、距離自体はだいぶ進んでいることになる。普段は野宿をしているが今日は久しぶりに宿に泊まるんだと青年は語り、安芸町に入って宿がある分岐の道で別れた。この青年としばらく会話をしていたおかげで、足の痛みをあまり考えることなく進むことが出来たのは幸いであった。
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