visa, I-94(W), 入国審査の謎

米国の入国に関する手続きには一貫性がなくて現場で何が起こるのか謎が多いですね。


最も頻繁に分からなくて困るのがI-94Wの半券が手元に残ってしまった場合です。visaがある場合のI-94の場合が全く同じなのかどうかもよく分かりません。メキシコ、カナダへの陸路アクセスだとますます難解です。

USCBPのサイトだと、If you are a VWP visitor and you left the U.S. by an air or sea carrier, you don't need to worry.とありますが本当? 同じサイトにはThis returned portion of the form proves you did not violate U.S. laws by overstaying your period of admission and staying in the country too long.とも書いてあるし。

根拠は不明ですが3連続にならなければ大丈夫だとする人もいます。

事例の載っているサイトだと一貫性のない対応のようですがこれが実情か。

「帰路再びIAHに戻ってきた。入国審査の列を仕切る職員がやって来て、私のドキュメントを確認。私はDTWの職員の指示に従い、I94Wを書いていなかったところ、この職員は、I94Wと税関申告書の両方書かないといけないと主張。私は列に並びながら、I94Wを書く羽目になった。この職員は置いてけ派のようであった。しかし、すでに私がI94Wをそのままにして、持っているので、前の分と今回新たに書く分の位置付けはどうなるのか、それを、この職員はどう考えているのか、甚だ疑問である。
IAHの入国審査官は、パスポートにつけたままのI94Wをそのまま使ってくれた。そして、新たに書いたI94Wを、ポイっと箱に入れた。」


2008年夏にヒューストンからカルガリーにコンチネンタル航空で行った時、ゲートでパスポートのチェックはうるさいくらいしていたがI-94の半券は取らなかった。次に陸路で米国に入国(陸路だとカナダの出国窓口というのは通らない)。下記の理由だろう、コンピュータを見て係りが何か言いそうだったがいつものことなので先んじて説明したところ通過。この際にパスポートにはI-94がついているので紙の手続きはなし。帰路米国から陸路でカナダへ入国。逆に米国の出国窓口というのは通らないのでカナダ入国窓口へ車を停める。何もなく通過。I-94はパスポートについたまま。次にカルガリーからヒューストンへ。空港のコンチネンタルカウンターでI-94申請書と税関申告書が渡された。すぐ次に荷物を転がして米国入国窓口へ並ぶ(どこの空港もカナダ国内なのに米国入国の関門がある)。列に並んで忙しく記入して係官へ出す。パスポートにI-94がついているのを見て「何でこんなもの(I-94申請書)を出すんだ?」と仏頂面で聞く。「エアラインが書けと言ったから書いた」と答えると何も言わず申請書をゴミ箱へ放り込んでパスポートを返してきた。同じパターンになる日本人は多数いるんじゃないだろうか????


実は筆者の米国入国データベースには間違い入力があって、1997年から7年間ビザなしで米国にいたことになっている(らしいです)。毎度係官がディスプレイを見て変な顔をするので何かと思っていたのですが、パスポートには1997年後に何度も米国に出入りしたスタンプがついてあるので紙上は明らかに問題がないので通していたのでしょう。9/11後に手続きが変わったらしく、シカゴ・オヘアを皮切りに毎度ブースの下っ端係官に"Overstay!!"と叫ばれて"secondary interview"行き。でもパスポートのスタンプを見ればデータベースの内容の方がおかしいのは一目瞭然。しかし単に順番待ちで最初の頃は1時間も時間を浪費。乗り継ぎそこねたこともあります。荷物がbaggage claimにおきっぱなしも気分が悪いし。そのうち知人の親戚で英国人も同じめにあっているという話を聞き、かなりの人数データベース間違いがあるだろうことが判明しました。空港にはデータベースを修正する権限のある係がいない。皆下っ端だから? ちゃんとした手続きも教えてくれないし。日本の旅行社に聞いてケンタッキーにある役所に4回もレターを出してパスポートのコピーを送ったのに何も変わらず7年ほどが過ぎました。今では事前に文句を言ってsupervisorを出せというけど結局別室ご案内。2006年頃からさらに規則が厳しくなって別室控室に家族が入れなくなってますます不便に。係がコンピュータを再度たたくだけなのでいまでは所要時間は10分ほどですがそれでも不便。この始末ではつまりはセキュリティーの管理になってないということですね。そもそもの入力ミスは単にタイプミスか航空会社がI-94/I-94Wを返さなかったのかはたまたJ-1ビザを使わなくなった時のビザ種類の入力ミスか、原因も教えてもらえません。

シカゴ・オヘアで最初に因縁をつけられた時はちょっと面白かった。急いでなかったのが幸い。でも部屋は殺風景なベンチシートだし、なぜかシートの脚には手錠がひとつかかっているし、係官は短銃下げてるし、奥のインタビュー室からは何やら叫び声がするし不快なことこの上なし。最後に黒人の中年の係官が待合からインタビュー室に呼びつけたんですが、
「何でこちらへ呼んだんだ?」
「お前はsuspiciousだからだ。仕事は何だ。何しに来た?」
「会議だ。」
「招待状はないのか?」
「今は電子メイルだよ」
「・・・」  明らかに次に何を聞いたら良いか分からなくなった様子。
XXXXへ聞いてみたらいいだろう。バッジを取るのに面倒なFBIのチェックまで手続きしたんだから。」
幸い平日でまだ執務時間だったので電話番号を教えてやったら(ほっとした顔で)電話をかけた。
明らかに私の知り合いと話をしている様子なので、
「ちょっと代わってくれるかな?」
「だめだ!」
でも30秒後にインタビュー室からは放免。その後パスポート返却までまたしばらく待たされたけど。荷物は回転ベルトの外に並べてあるのから無事発見。

教訓。尋ねるべきことも分からないのに人を捕まえてはいけません。

しばらく後にヒューストンでは娘と旅行していて別室ご案内。すぐ放免。いつもはパスの税関で「検査室へ行け」。入国ブースで若い女性係がカードに何やら書いて電話していたと思ったら、税関でも調べろというメモだったらしい。h中年白人男性税関は何しに来たか質問した後、電話を取り上げ、
xxxに範囲外のことを要求するなと言っておいてくれ。お前たちの仕事をしろ。」
で、すぐ税関は放免。

教訓。組織がアホなことをしている時に頭に乗ってしまう人もいるがまともな人もいる。

面白いのは殆ど毎回別室行きだったのですが、2回は最初から説明したらブースでOKだったことです。ケンタッキーに送ったレターが奏功したと誤解したのですがまたその次は別室ご案内。最近は毎回ご案内です。2008年頃から家族はSecondary Interviewの部屋に入れてくれなくなったので待機場所がなくてますます困る。



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