第 二 陣 開 始 !! 12月1〜12月31日まで公開→第3回『勢展』 http://www.geocities.co.jp/Milano-Kotto/1261/
トーク 12+15妖

【 しなびる 】
喋ってばかりいる、バイト中喋ってばかりいる
「久しぶりっすね、元気でした? いつぶりだろう・・・ あぁ2日ぶりかぁ
じゃぁあんまし久しぶりって感じやないね、ははは。
ところでアレじゃん?ちょっと痩せたんじゃないの?ねー どうしたん?
あーはいはいそれはある、ずっと雨降ってたもんね、はいはいなーる
あっ“なーる”ってのは“なるほど”の略、うんそうそうなーるそう
それにしてもまた新しいの増えたね、うん、実際どうなの?気分としては?
新しいやつが来てさ、ちやほらされてんじゃん
見ててどういう気分なの? やっぱうざったい?
はー へー
あぁん結構ね、結構お姉さん視点で見てるんだ、見守ってる感じなのね。
えっ違うの!? あっ見下してる・・ あっ!やっぱうざったいんか
まぁそりゃそうだわな、競争社会だものね、どこも世知辛いッすね。
にしても今日は天気いいっすね、やいやい気分いいや はっはー
なんだかんだ言って晴天が一番すよねー ですよねー
でも個人的にそろそろ雪が見たい 雪、降んねぇかな?
もうすぐクリスマスやし、ね、降ったら嬉しいな。
えっ?いますよ、もちろんいますとも。嘘じゃねーよ、いるって彼女。一緒にすごします。
心配なくともプレゼントの用意もしてますって、結構高かったんですよねこれが
色々考えてるんですよ、ファンタジックな演出を、
それに付け加えて雪が降ったら最高だなって思ったのです、降らねぇかしらん?
あっそうか 雪は駄目でしたっけ? ちょい、きついですよね。
えっ?雪はオッケイ?まじ?雪平気なん?
あっ でも、霜はNG・・・ 霜は無理っすかぁ
あーはいはい凍っちゃいますもんね、根っこが凍っちゃいますもんね。
一発でへばりますもんね、色々大変ですね、ほんと。
屋上のシクラメンさんもべったりへばってましたもん、あれは霜にやられたんすかね?
それか、水不足とか日照不足だったのか??? なんなんだろう?
えっ! それはないでしょ。仮病とか意味分かりませんもん(笑)」
・・・などと喋りっぱなし。花と。
妖精遊び大ブレイク
トリビア 12+14一

【 陰 】
昨年の今頃は大阪に股旅ってたな
んでもってクリスマスを目前に大阪から離脱して
アキコの待つ静岡までチェリーボーイ号(ママチャリ)で目指し
寒空の下、雨の中、風の中を昼夜問わず疾走
8回くらい死にそうになったけど無事到着した。
あれはきつかったけど、今となってはおもろい経験だったな。
あな、あななつかしや。
などと、カレンダーを見てなんとなしに思う今日この頃
おもむろに携帯電話が鳴って出てみると静岡に住まう福岡の友人今川で
今度の同窓会のことや、高校生の時みたいに隠れてタバコを吸いたいという願望や
はたして俺はこのままでいいのであろうか?という漠然とした不安を語り
なんとなく話題は冒頭に書いた“大阪−静岡自転車の旅”となり
結果的に背筋の凍る思いをする。
「タクロウさぁ、去年チャリで大阪から静岡きたやろ?」
「うん。行ったよ」
「あれ、あそこはどうしたの?」
「あそこ」
「あの、焼津のとこ」
「焼津?あぁ焼津ね」
「うん。焼津。あそこって、俺車でよく通るけど自転車で通れる道ってあんの?」
「あーあの辺はさバイパスばっかで自転車通れねぇの
だから、あん時は俺、静岡市目前でかなりへこんだ」
「そうやろ?標識にも“自転車通過不可”っち書いとーもん」
「でもね、なんか上の方、ってか、なんつーの?山?
そう!バイパスの脇に山があって、そこがすんげぇ真っ暗なのね、でもそこをとぼとぼ歩いて登ったよ」
「・・・・まじ?」
「うん。すんげぇ怖かった。もう真っ暗でさ、街灯一つない中をうねうねと山道を登るの。
俺怖さを紛らわすために歌う歌いながら、懐中電灯を振り回して登ったよ。あぁ懐けぇ」
「タクロウ!ちょっ!」
「何?」
「そこって、あのバイパスのトンネル手前から見える左上の山のことよね?」
「多分そうだぜ。山登ってるときに真下にバイパスとトンネルが見えた。
俺もここは通れたらわざわざ薄気味悪い山道を通らずに済むのになって思ったモノ」
「他に何かあった?」
「他って?」
「他よ!」
「あー頂上にトンネルがあった。つってもそんなでかいトンネルじゃないけどね。
あっ!そうそう思い出した。トンネルに入る前に奥の茂みが突然ガサガサガサって揺れて
もう超こわくって一目散にトンネルん中入ってたわ。」
「まじ?」
「まじまじ。自転車だからあの道しないもの、多分。
俺地図とか持ってなかったからあん時は苦労したよ。
しかもね、このトンネルがまた薄気味悪くてさ、
トンネルに入った瞬間、なんなんだろう? 正面からスサーと陰気な風が吹いてくるのよ
冷たいんだか生ぬるいんだか訳のわかんない風
そういう時ってさ、なんかしらんけど後ろに妙な気配を感じたりするじゃん
怖かったりすると特にね
んで、この時もなんか後ろに気配を感じたけど、なんか振り向いちゃいけないと思って
つっても、勝手に俺が決めたことなんだけどね
往々にして恐怖ってのは自分の中にあって無意識に増幅したりするでしょ?
あんな感じで“振り向いちゃいけない”って思いながら漕いでたら
ほんとだんだん怖くなってきて、結局一度も振り向かずにトンネルを抜けて
静岡市の標識が目に入った、あん時は怖かったけど嬉しかった。」
「おいおいまじかよ!タクロウ!」
「まじだよ なんだよ」
「お前そこアレだぜ、この辺じゃ有名な心霊スポットだよ!」
「まじかよ!!!!!!!!!」
「絶対間違いない!」
「まじかよ!!トンネル出たらすぐにラブホテルがあったよ!」
「あるあるラブホあるよ!」
「まじかよ!そこじゃん!」
「“岡部のトンネル”つってこの辺じゃ有名らしいよ」
「有名なの?」
「俺の友達も車で肝試しで見に行ったりしたらしいけど、
自転車で行った奴は聞いたことねぇよ!!」
「うわぁ〜まじでかー。怖っ、怖くなってきた。
だからあんな陰気な感じだったのか、こえー」
「タクロウすげぇな、なんか、お前」
「俺だって知ってりゃぁ行かぇねよ! 知らないでよかった」
「俺ずっと焼津からどうやって静岡市に入ったのか?ってずっと考えてたけど
まさか、ほんとに岡部のトンネル通ったとは・・・」
「怖ぇ」
まる一年たって、「へぇ」よりも「怖ぇ」を連発しそうな恐怖系トリビアを知る
久々に鳥肌のたつ話だった。
電話を切ってなおもあのトンネルのことを考える
あの陰鬱さ、あの妙な空気、そして雰囲気・・・
はぁ あれが心霊スポットっていうのかとしみじみ思い返す
そして、ふと、
『あの時、振り向いていたら何があったのだろう?』と思うと、また、鳥肌。
真後ろに人が立ったまま付いてくるのを想像して鳥肌。
怖ぇ
12月23日
マシーン 12+13黒

“眼帯を外すと凶暴化する”という設定で
ヒーローマシーンで擬人化した黒色を作った↑
うん、なかなか。
【HeroMachine】http://www.ugo.com/channels/freestyle/heroMachine/heromachine.asp
算段 12+10+11プ

【 ねちょねちょ、ラズ○リー 】
そろそろクリスマスだが欲しいモノがない、でも折角のこの機を逃すのも癪だしと貧乏根性丸出しして
例のごとく誕生日の時のごとくに欲しい物質を思い浮かべるが
あぁ駄目駄目、今の俺にはデジカメしか見えない、ものごっつデジカメが欲しくて溜まらない
とりあえず「デジカメが欲しいです」とアキコに云うだけ云うがもちろんのことNOで
まぁそんなことは百も承知だったが、デジカメが却下されし今
いくら欲しいモノを巡っても出てくるモノはといえば、ヘイ!野球盤!或いはゲームボーイSP!とかの玩具でしかなく
そんなものをプレゼントしたがらないアキコは、デジカメを拒否した時よりも尚呆れた口調でNO
振り出しに戻る。
そもそもクリスマスに似合ったプレゼントとはなにか?
やはり銀のブレスレットだの指飾りだの腕時計とかの装飾品なのか?
もしくは、靴とか服とか鞄とかの衣類がらみ?
あー んー
うん、やっぱそういのだろうね、うん、っぽいね、メリーって感じするする、うんうん。
多分アキコもそういうのをあげるのを望んでいる気もする
だが、しかし、どっこい、俺っち、服も靴もアクセサリーにもなんら興味がなく
はぁ?腕時計?そんなのいらんよ、だって俺携帯持ってるし。時間分かるし。
そもそもそんなに時間とか気にする?
あとさ腕時計ってなんか大袈裟じゃない? フォルムとか、存在とか、なんか馬鹿らしくない?
わざわざ腕に巻いたのにもかかわらずその見返りはただ時刻が分かるだけって・・
なんなの? あれ? 一芸のみ? 存在意義が薄いよね。
せめて不意にBB弾を発射するとか、10日に1日半透明になるとかのギミックがあってもいいと思う
ねー そう思うやろー ねー しないよねー
或いは、
指輪とかかちゃかちゃするからやだ。俺金属アレルギーだもん。嘘のね。
などなど難癖をつけて全てを拒否するがため
っぽいメリーが自然自然と遠ざかっていくのがよく分かる。
でもやはりデジカメが欲しい
ここ数日で俺のデジカメ熱は灼熱となりで発熱
あれこれ調べてみると、安いところでは安く売っている
定価より2万円も安く売っていることが分かり、手の届く範囲にあることに気づくと
いよいよ欲しいに拍車がかかり
どうにか手に入れられぬものか?と、
バイト中、今日は尾崎を口ずさみながらパンジーの駄目葉を摘んでいると
ややや、あー、ややや、げっぷ
そうそうそう月賦があるじゃん、つまりローン
おうおうおうこれいいじゃん、ローンで買おう、買ってこましたろう!と熱くなり
いやいやちょっと待てよ、デジカメ丸ごととはいかないがそのうちの何パーセント分かをクリスマスプレゼントとしてアキコに担がせよう!
つまりデジカメの金額の何割かを出して貰らおう
なかなか乙な妙案が浮かぶ
デジカメは欲しいが高価すぎて手に入らぬと貧窮する俺と
訳の分からぬものよりも、実のあるもの渡したいと悩んでいるアキコ
この点と点がいまひとつの線となる。
互いに万々歳じゃん
よしよしよしこの案をアキコに申告して受け入れてもらったら晴れて実現する!と我あつくなり
早速アキコに電話で伝えようとしたが、ちょい待ちっ タイムタイム
この案を聞いてアキコはどう思うのだろう? ちょっと俺に都合がよすぎやしないか?と改めて気づき
じゃぁ始めはまったりと話を始め、じんわりじんわり誤解のないようにこの計画を伝えようと気を取り直し電話
なんてことはない、即オッケー わっしょーい
カカカカカ 近い将来あのデジは俺のになる。ひっひ。
あぁ楽しみだ、クリスマス。
アキコへのプレゼントも特製のケーキも準備ばっちり、きっと泣いて喜ぶことうけあい
早ーく 来い来い クーリースーマスー
あるいわ デージーカメー
鉄のくりくり 12+9デ
デジカメが壊れた
正確に云うと壊れていないのだが
どっちかつーと壊れた、ってか壊れる
レンズに傷が入ったとか
内部機器の精密なところに不具合が生じたとかじゃなく
もっと根本的な、なんつーの?ここかよっ!的な、物理的な所
つまり、カメラの左右に設置されているくりくりとした金属
ここがもう駄目なのね
ストラップを装着するくりくりとした金具が
長年カメラをぶら下げていたため、知らず知らずのうちに摩耗しやせ細り
昨日気づいたらよもや切断間近、幅1ミリくらいになっていて
ストラップがはじけ飛び、自然落下したカメラが地面と衝突して砕けるかは時間の問題
そういった理由でデジカメは壊れてしまう
修理するにも、このカメラは何年も前に販売どころか製造も中止されていて修理に出すことも出来ないし
だからといってこのまま使用していたら火を見るのも明らか
出来ることと云えばストラップを外すことくらいで
外している作業中に1ミリはゼロミリになってしまい、涙も枯れる。
このままストラップ無しで使うのもありなのだが
いちいち鞄に入れて持ち運び、撮るときもいちいち鞄から取り出して撮る
このやり方は全然俺には馴染めず、どうも調子が狂う。
それにしてもこの金属ってここまで摩耗するモノなのか?
それだけ俺はこのカメラと共にいたのかぁと思うところがあって
少し感動と感傷に浸っているその刹那
そういやぁ昨年の今の時期にデジカメにコーヒーを浴びせて駄目になったカメラがあったな
初代も削れているのか?と見てみると見事に削れてる
それはそれで驚いたのですけど、もっと驚くことに
コーヒーを浴びせて故障していたはずの初代に
いたずらに電池を入れて起動してみると普通に動いてやんの、なんだそりゃ?
あはは あはは お前壊れてないじゃーん
久しぶりに昔の彼女にあって「お前全然かわってないねー」と云う感じな心境になって
しみじみと回想するが何の問題も解決していません
くりくりが摩耗で消滅し、携帯するに超不便、このままでは自由闊達に創作活動に打ち込めないと
やや大袈裟ではありますがそうおもって
もう、これはアレだな、買うか?買っちゃおうか?デジカメをさって一念発起した俺は
近所のさくら屋に出向き、昨今のデジカメをいちいち手にとって見回し
俺の相棒になれそうな奴はいないかとしねしねとカメラコーナーを巡る
350万画素くらいあって
起動時間、読み込み時間、ストロボ充填時間が早くて
こぶりなものよりも中ぐらいの大きさで
ぱっと見 軽薄そうだけど実は結構情に熱いところとかあって
でもそういう態度を彼女に悟られるのが嫌で、わざと素っ気なく接したり
大人っぽく見えるんだけど中身は子供?みたいな
背伸びしてません。等身大の?自分?みたいなカメラ
ちょいとこましたフォルムのカメラないものか?とぐりぐり廻り
俺の勘違いでなければ出会いました
出会っちゃいました

何だ?これ なんか変なカメラ
レンズが極太の変カメ発見
早速手に取り扱ってみると、うんうんしっくりくる
画素数も起動時間とかも理想通りだし
それにシャッター優先や露出優先、手ぶれ補正機能などスペックも充実
レンズもF2.8 35ミリ〜と理想的だし しかもライカ製
おいおいこれいいじゃねぇーか、こましてるじゃねぇかと感動に打ち震え
衝動的に「これください!」と店員に宣言しそうなところをぐいっと押さえ込む
というのにも理由があって
そんな大層なアレじゃなく、つまるところカネがねぇ
結婚式があったし、クリスマスもあるし、チャカの飲み会もあるし、正月は来るし
給料日はまだまだま先出しよー
それ以前にただいまの手持ち金4万5000円で
アキコにプレゼントを買い、メリーなケーキを買うと残り2万ちょい
飲み会や交際費等でこれからまた軽く見積もって1万5000円を消化すると想定すると残り5000円
5000円で年は越せるのか? 初詣も行かなくてはならないし、雑煮用の餅も買わなくちゃいけない、タバコやお茶、雑誌の雑費もいる
やいやいやいやいカメラどころじゃないぞ! おーい。
いいカメラこそ広く使われるべきなのにもかかわらず
その辺をこのメーカーさんは分かってないよ
いくら今だけ割引というポップがあっても、その値を割り引いたとしても6万円
その他、メモリーカード、予備のバッテリー、レンズ保護フィルター等付属品を買うと
ややや軽く見積もっても7万5000円はする、馬鹿。
餅も買えそうにない俺には到底手がとどかねぇ
うーん・・でも欲しい
FZ10
名前はちょっと気に入らないので
素敵な名前を考えておく。
初恋だの肉欲だの。 12+7+8バ

今日は初恋草の根本に蔓延るゼニゴケをピンセットとタクロウ鋏で駆除をする。
・
性的行為を数回嗜んだ後、睡眠、明け方まで眠れずようやく睡眠
7時15分に起床して、タバコを吸い、薬缶で湯を沸かす間洗顔後歯磨き
熱湯をカップに注ぎコーヒーを拵え、一口飲んでから音楽をつける、ウルフルズを歌う
そういえば、脱退したはずのメンバー“ジョン・B・チョッパー”(ベーシスト)が
今回の新曲のプロモでベースを弾いてた、戻ったのか?そりゃそれで嬉しい。
そんなことを思いながらまたタバコを吸いつつ着替え
寒いので超っぱやで着替え、コーヒー、そしてトータス。
アキコの寝るベッドに腰掛けて、アキコ弄りをしながら軽く起こした後
本格的に起こし、玄関まで送らせる
「行って来マース」つって手を振る
ふるふると新婚感、朝8時前
シバレルヤ シバレルヤ 早朝を歩む
・
1時間以上かけて船橋に着き、そのままアルバイツin花 9:30
主に駄目なタイプの葉や咲き終えた花をタクロウ鋏で切断したり
如雨露とバケツを持ってお花さんにお水をあげるの。そういうのをするの。
あと、客に「この花は多年草ですか?」「這性?」「冬も平気?」「どうやって育てるの?」「部屋でも大丈夫?」などなど
買い物帰りの人妻は遠慮なく矢次に訊いてくるので
その度に俺はちょいと待っておくんなせいと云ってダッシュで店長なり他の年輩の店員に同じことを訊いて、教えてもらって
ほー一年草かぁと学びつつダッシュで客のもとに戻って一年草ですと云う、口伝飛脚業務を全うする
毎日があっというまに過ぎる
んで、またある時はビデオ屋の店員にもなる
エロス系のビデオを販売する店で店番をする店員に早代わり
主にレジを打ったり、室内温をいい感じに保たせたり、有線のチャンネルを替えたり、
ぼけっとテレビを見たりワンダースワンをやったり
モップとほうきを持って店内を清掃するの。そういうのをするの。
あと、客に「洋モノは入荷しましたか?」「モザイクのないやつありますか?」「この娘とこの娘ならどっちがいいと思いますか?」
または「巨乳系ってこのコーナーしかないんですか?」「人妻が蹂躙されるのありますか?」「とにかくエロいのを下さい」と
悶々としてらっしゃる面もちの中年或いは学生さんらの客の質問にたいし
俺はいちいち答える、誰に答えをあおることなく。
こっちは何となくわかる。
毎日はあっつーまに過ぎる。師走だし。
・
今日は初恋草の根本に蔓延るゼニゴケをピンセットとタクロウ鋏で駆除をする。
名前がキャッチーな割に今ひとつ売れぬ
つーか入荷して3日、ひとつも売れぬ初恋草。
ここで俺、満を持して登場。
俺は初恋草をつかみ「お前を売れっ子にしてやるぜ」とプロデゥース発言
まずは外見を綺麗にってウルフルズを口ずさみつつ一つ一つ丁寧に無駄花駄目葉をせん定して
細心の注意を払い、初恋草の良さを全面にアピールしながらも出しゃばりすぎてないを演出して
路上に再デヴュー、陳列する。
その結果
3日間売れることのなかった初恋草が売れる、超売れっ子、お花界のトップアイドル。
計13初恋を売り切る
カカカカカ高笑い。目標は7初恋だったがその約2倍を販売、喜びもひとしお。
もともとイイモノを持っていた初恋草
ただ横に広がる特徴ゆえギッチギチに陳列されたままだと不格好でありまた
咲き終えて縮れた花や、しなしなとしただらしない葉をつけていただけで売れなかった。
“良さ”が埋もれていた
でも無駄なモノをはぶき、陳列を変えるいわば見せ方を変えるだけで結果売れた。これ事実。
うーん
これはシャシンにも言えることじゃないのか? うん。 言えることだ。
無駄なモノをはぶく。見せ方を変えるとものの見方も変わってくる。
遠回りだけどシャシン道を歩んでるなと揺れる蕾をみて思う。思った。
マンホールの上 12+3+4+5+6パ

【 保淫脊恥唖 】
基本のカタチがいまいちよくわからない
正三角形、左右対称が理想のカタチなのだろうか?
それとも若干左右にズレがある方が好ましのか?ちくともわからない
ただ言えることは、いくら試行錯誤したところで左右対称正三角形には決してならないってこと
しかし中には偶然の産物で「おっこれなかなかいいじゃん!」って運良く正三角形に近づくこともあるが
「片方に集中すると片方がお留守になる」
のど元の正三角形にばかり気をとられすぎていて
他のところが疎かになりがちで
垂れる布の長さがちぐはくになったり、
裏の布が長くなったりでなんとも不格好
じゃぁ次はおざなりにならないぞ!って意気込んで今の結びやり直しって折
今の結び自体が偶然の産物であり、そんなのいちいち覚えておらず同じ結び方は2度と出来ない
かぁーくっそ!やってられかってんだ!どアホ!つって、いつもならばね、鬱陶しくてけちょんけちょんにして投げ捨てるのですが
今日はそういうわけにはいかねぇ、パーティーいかなあかんねん。
それも仲間内の誕生日会だとか、仮面を纏う不思議パーティーとかの緊張感のないパーティーじゃなく
その対極にある大人なパーティー
岡田真澄風情が一杯いそうなパーティーにお招きされたのでして
ここは一つ俺の中の紳士たるモノを全面に押し出して参ろう
恥ずかしくない格好で臨もう! セミでフォーマルなアレでいくぞ!と心を決めたのによぉ
あの、ネクタイの餓鬼ときたらばいつまでもぺらぺらしてるだけで云うこと聞きやしねぇ
舐めやがってコンチクショウ
何度やってもやっても左右対称になりゃしねぇ
かれこれ20分間鏡の前で奮闘する
ねぇタクちゃん見て見てこの格好かわいい?と訊くアキコ
だが俺はそれどころじゃなくネクタイと格闘
ねぇ?どう?変じゃない?となおも訊くアキコ
思わず「ちょっと変だね」と口が滑る、間違った。
アキコはいじけ心を閉ざし、あたし行かないとすねる
どわぁ めんどくせぇ
ごめんごめんすげぇかわいいと云っても今更で
どんどん機嫌の悪くなるアキコ、そして一向に結ばれぬネクタイ
だぁもうやってらんねぇーつって全てを放棄してやろうと思ったが
それはまずい。非常にまずい。
ここで全てを放棄したらわざわざ俺なんかを誘ってくれた荒木さんに申しわけが立たないし
それ以上にネクタイに屈した自分が情けない
がんばろう。ひとつつぶやいて
時間をじっくりかけてアキコを説得。
おちついてネクタイを結ぶ。
招待状を持ったことを2度確認して家を出た。
・
パーティー会場は予想通り大人なアレ
落ち着いた雰囲気のレストラン
真っ赤なライティング
いたる所で紳士淑女のペアが談笑している
モダーンでノスタルジックでダンディズムなムード
しかし俺とアキコペアは当初掲げたキャッチフレーズ「場の空気に流されぬ、なんとしても」に基づき
全てを軽視しつつ、つかつかとバーカウンターへ赴き各ドリンクを取り
隅っこのカウンターに腰を下ろし、乾杯つってキュッ、一気に飲み干す
そしてパーティー開始まであたりを見回し面白い顔の人や気になる人物をピックアップし
つるっぱげなのに傲慢そうな関西弁のおやじには「逆さだるま」
頭のてっぺんが薄いのにもかかわらず長髪の男と
絶対鬱陶しい香水を付けてそうな女のペアに「腐ったジョンレノンとその愛人」
歯にニラがはさまってそうな男に「きも眼鏡」
権力のある男をかぎつける嗅覚が異常に発達している女に「豚さがり」
等々あだ名をつけて遊ぶ。
割といい席を確保してじゃぶじゃぶ酒を飲んでいると
バーカウンターに大皿の料理が並ぶ
結婚式のごとくまたビュッフェスタイルの食事
さすが青山にレストラントを構えているだけあって匂いからしてたまらなく旨そう
今すぐ食べたい、すぐ食べたい、と思うが
ここで我先にと列に並び、がつがつとはしたなく料理を取りに行くのも格好が悪い
ここはひとつ待とうってまたじゃぶじゃぶ酒を飲みながら
長蛇の列を蔑んで見てあはあは笑っていたのですが
どういうわけかある一角だけは対して並ばずとも食事を得られるコーナーがあることに気づき
ここならばスマートなままでいられるぞ!と思い立ち
かつかつと鳴らせて近寄り並ぶ
自分の番が来て料理を見ると、おっこれはカリーじゃないですか
僕はカリー大好きですよ、だからモリモリでお願いしますつって
給仕の女性に頼むと、わりともりもりと米を持ってくれてルーをかけてくれた
しかしこのルーは俺が日頃食っているカリーのルーとは大幅に違い
まず緑色
なんたることだ緑色
これはもしかしたらアレですか?グリーンカリーですか?と訊くとイエスと給仕
おおさすがはタイ料理レストランと妙に納得しながらスプーンを二つ持ってアキコの元へ
では早速食そう!と一口口に運び二口三口と運び、絶叫!
単純に旨い、そしてものすごく辛い
うわっうわっうわっうわっかれぇうめぇ来て良かった 感動をかみしめながらカレーを食う
すっげぇ旨いすっげぇ旨い
この辛さはなんだ?青唐辛子か?
あとパクチーとかもはいってるのかな?さわやかだし
あと具はジャガイモでもにんじんでもない、ズッキーニだのナスだの、ズッキーニとか使ったことないよ
でも野菜から甘みをだしてんだろうな
あと全体を包むバターのこく
あとなんだろ? どんなスパイスつかってんだ?
早速タクロウわんぱくカレーの参考にならないものか?と味の研究、レシピの解読
しかしながらうめぇ ちょっ アキコも食ってみな
と、アキコに勧め、勧められるまま食うが、はは、やっぱし、そう云うと思った。
「こんなのカレーじゃない!」
出たよ、アキコのインドのみならず海外のカレーはカレーじゃない発言
「だからさ、カレーってのは幅が広いの、人の数だけカレーはあるの」
「でも私こういうのやだ、なんか臭い」
「それはスパイスの香りだろ?これはこういう味なの」
「でもやだ。私ボンカレーがいい」
「出たよ、アキコのボンカレー=カレー的発想!!
でもこれはカレーじゃないと思って食えば食えるよ」
「そうだけど、匂いが独特」と云うモノだから無理して食わすのもアレだし
無理して食わすくらいなら俺が喜んで食べる、完食。
その後、列に並び各種料理を盛って食う
デザートのケーキをばくばくと食う、とやっていると
照明が落ちてあたりは暗くなり、厨房の近くから荒野のガンマンがかぶってる帽子をかぶって
50歳くらいの男性が登場
会場は一気にヒートアップし拍手の嵐
50歳位の男はステージに上がり、中央に設置されてある椅子に座る
おもむろに脇に立ててあるギターをつかみ、ぎちょんぎちょんと調律をしながら
目の前のマイクに口を近づけ渋く渋く「cherです。」と云う。会場から拍手の嵐。
日本屈指のギタリストcherのライブパフォーマンス
早速じゃかじゃか始まる
ギター一本なのに迫力がある、いろんな音が出る、これがプロなのねと感動する
MCもさすがはプロってな感じでよく喋り
外国のなんたらベックというアーティストの家でセッションして遊んだ話をしてた
なんかすげぇ面白かった
そして一つ思うことは、もうちょい予備知識をもって行けば良かったと思った
この人の存在は知っていたが音楽を集中して聴いたことがなかったことを悔いた
でも存在すら知らぬ以前に音楽を全然聴かぬアキコよりかはなんぼかましだ
つーか音楽にしろ何にしろその瞬間を感じられたらいいんじゃね?結論を出す。
1時間30分くらいあるライブも終わり、パーティーは大円団で終了
人の波が出口に向かうので、その波が収まるのを待つ間に
余った缶ビールを鞄に詰め込み、ワインを2杯がぶ飲みして出口に向かう
でかいビルの地下一階にあるレストランCAYを出て
階段を上り玄関から出ると、あはははすげぇ光景
両脇にずらりと並ぶ黒服の男たちが
今、まさにビルから出たハヤシダタクロウ 23歳 無職に向かい一斉にお辞儀
「ありがとうございました」と声を合わせて、んで、お辞儀
突然のことで驚いたが、それ以上になんだか笑けてきて真ん中あたりで爆笑
ひゃっひゃっひゃ笑いながら歩く
振り返るとアキコ
ありがとうございましたに呆然と立ちつくす
【こんな感じ↓】
------------------- 玄関 -------------------
● ●
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● 俺 ●
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● ●
●=黒服のみなさん
・
その後、帰り際に2回喧嘩するがどうにか仲直りしてアキコの街に着く
アキコは履き慣れぬブーツのせいで足を痛め
もうやだ!と云って靴を脱ぐとすかさず「はぁ やっと楽になった」と安堵
冷たくて気持ちがいいと裸足のままアスファルトの上を歩く
俺も真似て履き慣れぬ革靴を脱ぎ靴下のままアスファルトを歩き、
ついでにネクタイをゆるめる
アキコの云うとおり夜のアスファルトは冷たかった。
マンホールの上はもっと冷たかった。
結婚式があり、雑誌社への持ち込みがあり、つき合って1年半記念があり、勢展が始まり
新バイトが始まり、青山で大人なパーティーがありのこの一週間
割とご多忙、うんにゃ充実生活一週間
7日あるうち6日間をアキコの家で過ごしたが故
シャシン日記は超不更新
ネットを見る環境すらないから、あははのざらし
その上、やややっ!タイミングの悪いことにタクロウジャシン100000ヒッツ突破してらー
一 十 百 千 万 “十万”
すげー
目出度い目出度いテンテケテン
7万とか9万とかならここで話を流しますが、今回は如何せん10万という大台
何かしようか・・・しまいか・・・
それは一つ置いといて、
やっはっはっ 10万とかすげぇ嬉しい
これもひとえに皆々様方と、支えてくださる方々と、見守ってくださる方々
あと友達とか、アキコとか、カメラとか、パソコンとか、黒色とか白色とか、空とか花とか夜とかのおかげさん
ありがとうございます
んで、これはなんなんだ? 通過点なのか? それとも折り返し地点なのか?
よくわかりませんが、終わりまでお付き合いくださいまし
がんばりまっす。
タクロウ