+++ シャシン日記(仮看板)+++
崖っぷち 2+7崖

崖っぷち・・・と思いきやそんなことはない、
なんだぁ〜崖のちょいと裏っ側を覗いてみると「あるじゃん、通路」ってな具合で
「おーいアキコー こっち こっち行ける見たぁい 崖裏」なんて調子で
今、まさに崖っぷち絶体絶命だったのにも関わらず
裏にある通路を発見して、難なくこの場を凌ぐ
つまり、その、険悪ムードが包む昨今の俺とアキコの男女関係
どちらとも言えずなんとなしに崖際まで歩んでいき
どちらとも言わず「どうすんの?」みたいな、
「跳んで死ぬ?」的な、
「終わらす?」とシリアスな場面に直面いたしましたが
やはり長く付き合っているとこういう瀬戸際この場合は崖際での対処の仕方に長けだし
割と物事を冷静に沈着に望めるようになった、と、ね、言いたいわけ、よ。
おそらく付き合って日の浅い頃に、このように崖際に立たされたら
もうてんやわんやで視界は狭まり胸が締め付けられ
苦し紛れに恥ずかしいことを沢山叫び、声とも絶叫ともとれない獣じみた蛮声を吐いて崖下へダイブ
走馬燈、フラッシュバック的に様々な思い出が思い浮かび、あぁ畜生と空しく吐きながらぐちゃりとしていただろうが
そういう一連のどたばた劇を演じることもなく
崖馴れした今の俺は
そうそうこうやって突端に立ちて吸うタバコがうめぇんだわ、と、たばこをふかしてみたり
冷静に崖の先っちょを観察したり、崖先に立つアキコを撮りてぇと思い
お前さんちょいとここの先っちょに立ってみそと任意の場所に立たせシャシンを撮ってみたり
崖下を覗いて「怖ぇ怖ぇ」きゃっきゃはしゃいだりして
まさに冷静&クール、「崖は崖にあらず」と恥言妄言を吐いてはなんだかしたり顔。
そんな中、上にあるように崖裏秘密通路を発見し
手に手を取って崖の下へと獣道を下っていくと
あはははは、あはははは、綺麗だね、桜、すげぇな桜。と。
そこは辺り一面咲き誇る河津桜が満開で
ひらひらと舞う花弁をちょこんとコップ酒にあしらって、あぁ風流かなと一句捻りたく思う
そして、また、絵はがきをバータンに出す。
伊豆から、河津から。絵はがきを出す。
つまり、伊豆半島の河津に行く
妄想崖を乗り越えて、今月末アキコと河津へ桜を見に行くこととなる。
そう言う話で盛り上がり
桜の下から崖を見上げて、以外にあの崖小せぇなと思いたい。
気力 2+6無
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【 □ 】
やる気はないっすよ
あーそれと気力もムリムリ、生憎0だわ、切らしてます、期待しないでね
やる気なし、気力ゼロ
上のシャシンを見て頂ければ、そのやる気のなさが十二分に伝わると思います
シャシンじゃないし
■だし
どーでもいいやー
かすっかすですの、おほほ
そんな中、悲しいかな性欲ばかりが沈殿する
性欲はあるんですの、人並み以上に、成人男性18人分くらい、あはは
あはは・・
兎に角、あれだわ、やる気なし
私生活がごたついて、まごついて、気力がぴゅふーぴゅふーと破けた浮き輪みたくに抜けるの
ぴゅふー、ぴゅふー。まごつくから、私生活が、。
気力がないから、書く気力がないから私生活がどうまごついているかも、ね、書かないよ
期待しないでね
日記で日常を書かないとか本末転倒甚だしいね
何が目的なんだろうね? イェイ
空は突き抜けるほど青いぜ
太陽はいつも以上にキラキラしてるぜ
電話が鳴るぜ
鬱陶しく感じるぜ
ほんと鬱陶しいぜ
ベッドの上で偉そうに鳴る電話を右手で鷲掴み
壁にめがけてスリークウォーターのピッチングスタイルで投げ捨てる
大袈裟な音を立てて壁に衝突する携帯電話
次の瞬間、炸裂する携帯電話
はじけ飛ぶ各種部品を俺はスローモーションで見て
背徳感と罪悪感を感じつつ、
電話に縛られる、女に縛られる、世間に縛られることから解放された自分に少し酔う
刹那的な快楽にしびれる
ぞくぞくする、ぞくぞくしたい、の、
背中を丸めて携帯電話を拾う
拾わない
そもそもぞくぞくしない、快楽もない、背徳感も罪悪感も感じない
投げてないから
壊したらまた新しいのを買わなきゃならないしお金と手間がかかる
とても不経済、だから投げない、壊さない
電話を掴んでだまって出て、じっとりと何も喋らない
「壊さないからこういうことになるんだ」
頭の中で言う。
色んな事がぐるぐる巡る。
怨み歌 2+2+3+4怒
静かに目を閉じて精神を集中させる。
・・・
付き合って1年と8ヵ月が去った
俺はこの日のために、記念樹としてサクラの苗木を買い
また、細木数子の占いでラッキカラーが赤と緑、そしてラッキーアイテムが花のアキコに対し
俺は、わたくしは、そんなラッキーカラー&アイテムを一気に片づけようと
赤いガーベラを小さな鉢に植え替えたのをプレゼントした
これで、お前さんの陰気な運気も吹っ飛ばしてください。という念を込めて植え替え、そしてプレゼントした
それに、だめ押しで薔薇の切り花もプレゼントした
かねがね薔薇を貰ってみたいというアキコの願望も叶えましょうという気概を込めプレゼント
そんでもって、わーい、おめでとー、か、なんかいってその日はホカホカで終わり
まぁ、そこまでは良かったよ、実際幸せだったよ。
翌朝、アキコは仕事があり俺は久しぶりの休日で肉体も疲労してこのまま寝倒してやろうかとたくらんでいたが
いつも送ることをした、しないで、口論になるので
ちゃんと駅までアキコを送り出し
俺はそのまま100円ショップへ赴き、鉢や園芸用手袋やなんかを買い込み
そのまま部屋へ戻って、サクラの苗木を植え、ガーデンを掃除し、そして疲労がピークを迎え睡眠
夕方頃のそのそと起き
アキコが帰ってくるのを漫画喫茶で待ち
駅に着きましたと電話があったので、いそいそと漫画喫茶をあとにし、駅まで出迎える。
いくら今年の運気が最低最悪の「大殺界」にあったとしてもだ
お仕事で肉体精神共に疲労困憊、おまけに喉風邪で体調不良だとしてもだ、
「何一日中寝て、漫画とか読んでんの?」と非難されても俺は耐えられる
だがしかし、半ば怒り気味プラス超不機嫌に「なんでご飯作ってないの?」の言葉にね、俺の怒りは頂点に達し
テレビや自転車、そのほか、電子レンジ、薔薇、油性マジック、除湿器等々を破壊し尽くしたい、という
凶悪な衝動に駆られるが
ここで乱れたら俺の負け、あぁむかつく、いらつく、と胸にしまい込み
冷静に言ってやったんだよ!「俺はお前の為に飯を作りにきてるんじゃないんだよ!」と鳥肌口調で言ってやったにもかかわらず
アキコの奴と来たらば、やれツヨポンツヨポンとはきやがり
僕と彼女がどうやら、えっ? なんだ? 生きる道?かなんか
ぐだぐだとだらしないタイトルのドラマから目も離さず俺に一瞥もくれやしやがらぬので
キーーーィィィィィィ!!!! 今度こそは炊飯ジャーよろしくソファも腕時計も破壊し尽くしてやる
と、再び凶悪な感情が俺を支配しようとなるが
ふーふーとベットの上でなんとかこの感情を抑え込み、悶絶、苦闘、四苦八苦
「もしかしたら俺が悪いのか?」と自問自答をし、ひとりでシャワーを浴び冷静さを取り戻す
アキコは今「大殺界」にいる
ここはひとつ、俺がどうにかカバーせねばならぬのではないか?
しかし、やっぱむかつくぅ
でもな、でも、アキコの分をリカバーせねばいけない
あぁん、あぁん、なんでだ? なんでこうなってしまったのか?
アキコが単に不条理なのか?
それとも俺がちっさなことでちまちましているのか?
あれ?俺ってばもしや器が小さいのか? えっ? まじ?
あー そりゃいかん、器がちっさいとかダメダメ
俺の求める俺じゃない
どこで間違ったのか? なにがいけなかったのか?
いくら問答を繰り返しても思い当たる節は一つしかなく
アキコが大殺界にいることと、俺が厄年であること
言うなればこの不調和は全て鬼の仕業としかいいようがなく、
湯上がり俺は再びアキコの居る部屋に戻り
最後までドラマを見終えたあと、無言で立ち上がり風呂場へ向かうアキコを制し俺はこう訊いた
「お前、今日(2/3)は何の日だかわかってんの?」
「うん。」
・・・
今に至る経緯を思い浮かべ終えると、俺はゆっくりと、静かに目を開く。
そして一呼吸置いてから心を決め、勢いよくドアを開け放ち
心の底に溜まった様々な鬱憤をはき出すべく
腹の底から「鬼わぁぁ外ぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」と蛮声を張り上げ豆を捲く。
その後は、鬼の面をかぶりし俺事厄年が、軽やかなフットワークで右へ左へ跳ね
「ヘイヘイカモーン 豆カモーン」と挑発する
そんな御陽気な鬼に向かいアキコは豆を捲く
力強く、とても力強く。
心の中で俺も「鬼は外」と叫ぶ
ぴしぴしと、浴びながら、豆を浴びながら。
20ヵ月 2+1交

【 2/2 】
2月2日になって、交際期間20ヵ月を突破
もう1年どころの話じゃねぇ、1年半越え、1年8ヵ月
とにかく目出度い
あと4ヶ月で2年じゃん。
あぁ2年だわ、すげー、きもい、でもすげーな
どんどん記録を更新してるねい
だからといって、これからどうなるかちくとも予想がつかない
アンバランス状態が続き、冬の始まりらへんから冷ややかな風が2人の間を吹きすさんでいるので
うかうかと、ほかほかと暢気にいれぬ
色々小言を言われて荒む
束縛もされる
束縛もする
「このままでいいのか?」と本気で悩まれる
迂闊なことが言えぬ
感情をむきだしたりする
なぁなぁなところが互いに増えている
なんやしらんけど、お互い生きづらくしているところがあると思う
たまにどきどきもする
そういうの全部ひっくるめて恋愛だと割り切って
「割り切って」っててのは、ちょいと違うな
言葉の中に諦め風味がする、そういうんじゃない、
割り切ってじゃなく、恋愛だと受け止めて、はは、ひゃらら
傷ついたり、傷つけたり、罵ったり、嫉妬したり、しても、
乗り越え、飛び越え、粘り強く幸福を求め
笑ってつき合っていけたらいいんじゃん? みたいな。
未来予想図F 1+31暦

【 フェブラリー2 】
フェヴラリィだとかデッセンバァどころかウエンズデイもサーズデイとか言われても、いまいち解らない
それが月と曜日だってことはわかるけど「どれがどれ」という、つまり、その、細かいディティール的な部分がね、
あれなのよ、まだいまひとつ掴めないでいるんですけどもね
“2”って記述されているから多分2月、2月のカレンダー
2月のカレンダーに記入する俺のスケジュール、歪む計画。
バータンが卒業旅行すると言いだし、暇人であり自由人な俺を誘うが
俺にも、まぁ、バイトのシフトなりなんなりあってそう長期休暇を取れないわけで
したがって共に旅行は出来ないものの
そこは、俺、あれじゃん?結構友達思いみたいなところがあって、さ、
なんつーの?幼稚園来の親友がさ、この場合は「心の友」と書いて「心友」と表記する方がふさわしいな
その心友がさ「俺一人じゃつまんないし、春からは社会人になるわけで、こうやって旅る機会もなくなるからさ、いこうぜー、なー」とまで言うものだから
友達想いで結構熱いところのある俺はじゃぁじゃぁつって、わかった、卒業旅行の後半24.25.26の3日間
25日のエロスビデオ屋をなんとか休まして貰い長野でスキーしようぜ!と打開策を打ち出し
おおそりゃええわいって互い納得したものの
そうやって手放しで喜ぶにはまだ早く、ってかまだ早く
つまりそのいわゆる所の難所を乗り越える?ってぇか
あれだ、あれ、アキコの許可を得なければならないのであって
「たかが3日間、旅とも呼べない外出をするにも、何? アキコの許可が必要なわけ? ばかじゃないの? この芋野郎或いは芋」
と、思う人もあるだろうが
この24日ってのは俺とアキコの休日がかぶる日であり
俺がスキーに行くとしたら、その24日を食いつぶす形になるわけだから、やはりひとつ了承を得るのは筋であるし
また、昨々年の12月、長く此処を読んでいる方は覚えていると思いますが
俺は誰にも何も言わないまま、浮世にめげて大阪に消えていったことがあり
あれ以来、何も言わずに消えるのはタブーになって、どこへ行くにも一声かけなければならなくなった
という、時代背景があるのでして
今回も「ちょっくら長野へスキーしてくる。バータンと」と言って、許可して貰おうとお電話いたしましたが
ほら、ね? 聞こえるっしょ? 翼のもげる音。
最近アキコの中に導入された「俺の提案はまず却下するシステム」が滞りなく作動して
無理!無理!無理!無理!無理!無理!無理!無理ぃぃぃぃぃぃぃぃ!とディオばりに超絶否定
だがめげない俺は尚も乞うが一向に首を縦に振らない
何故にそこまで無理なのか? 別にいいじゃん。と思ったことをストレイトに訪ねると
「あんたねぇ」と“あんた”呼ばわりですよ
あんたねぇ先月私の為にシフトずらしてくれなかったじゃない
忙しいんだ、とか、そう易々とシフトチェンジ出来ないとか言ってたでしょ?
なのに、何? そうやって自分が遊びたいときだけシフトをずらすの?
ご都合主義甚だしいわね、すっごい我が儘じゃない?
それに水曜日のエロビデオ屋は何が何でも休めないとか言ってたくせして
25日は、ほら、水曜じゃない、なんでそうぽんぽんと自分の言った言葉を変えるの?信じられない!この豚野郎!(或いは豚)
だからダメ、絶対無理、無理無理。
わお、生きづれー
しかしながらアキコの言うことは吃驚するほど的を得ていて、胸を張って言い返せないと言える
だからといって諦めはしない、じゃぁ、この路線は変更して違う角度から攻めようと
インドに行くに比べたらそうなに大層な問題じゃないじゃーんと
あえてお気楽に言うモノの、内心このインド問題を切り札として発動させるが
びっくり裏目
綺麗に裏返ったね、詠嘆するね、見事に裏目
「あんたが最終的にインド行かねぇっていったじゃない、私は最後折れて行ってもいいよって言ったわよ、人のせいにしないでよ」と
どんどん状況は悪化の一途を辿り
なんかおもろくなってきてケラケラと笑うが、全然スキー行けそうもないので
最後の手段として仮定話を持ち込む
つまり、もしも仮に「俺がスキーに行ったとしたら」を想定してお話を伺うと
まず、手始めに2日の記念日には来ないでくれ、と、始まり
今月は4回休日がかぶるが、そのほとんどを会わないように過ごし
きっと私のあなたに対する接し方とかもより冷たくなるでしょう。と、言うので
ひゃっひゃっひゃ、じゃったらば俺とかすげぇ電話かけずらいじゃんと言うとうんといい
それからの未来を予想するのは容易で
「会わない・冷たい・電話しずらい」の三原則は、別れ街道まっしぐらを突き進むいわばガソリン
俺がスキーに行くとしたらば離散する未来予想図が待っている
ブレ−キランプが5回点滅しないタイプの未来予想図が待っていて
なんだかもう色々なことが嫌になり、ごめんなさい、行きませんといって完
長くつき合うと様々な要素が絡んで身を縛するなぁと改めて思った
恋愛ってなんだろう?
思いやりってなんだろう?
愛って何?
愛を下さい
手始めに動物園でも行ってみようと思う。
ゆめばな 1+30舞

【 部屋と月 】
これさえあればタクロウガーデンは飛躍的に進化する
いや、進化どころの話じゃない、下手すると名所にすらなりかねないやもしれん
そんな勢い
まじやべー
昨晩見知らぬ女とあばら屋でまぐわった夢を見た
女性器が妙にリアルで気持ち悪いなぁと思った
女には白痴で巨体な恋人がいたが、その恋人は今は刑務所にいるので問題ないというので安心していた
しかし、ことを済ましたあと今日出所すると言った
俺は高校生で、明日は火曜日だから、一限目の体育で頭が一杯だったし
体操服を忘れないようにしようと心がけていたものだけれど
今日出所すると聞いて、心は不安定になり、白痴に乗って線路の上を走る夢を見た。
学校に行ってみると一限目は終わっていて、教室に入ると数学の教師がいて、俺を睨む
窓際の一番前の席に座っていると、その数学教師は尚も俺を睨み、教科書を指さし此処を読めと言うので
言われるがまま俺は起立して教科書を読むが、何故か声が出ない
睨む教師と声の出ぬ俺
きっと声が出ないのは教師の意地悪のせいだと思うし、そもそも数学で教科書を読むことすらおかしい
でも、俺は声がでなく慌てていて、そんな疑問すら感じず喉を潤そうとお茶を飲むけれど、
どうしても声が出ない、目を開くと時計が見えて朝の7時だった。あと2時間眠れる。
白痴男とか関係ない、高校時代も関係ない。
夢話は関係ない、本文とは関係ない。
つまり、俺は、梅桃桜のうちから少なくとも一つを選ぶだけでもタクロウガーデンが飛躍的に進化すると目論んでいる
梅・桃・桜 いいね
和だね
梅は来年にならないと開花しないというので、梅は除外する考えで方針を決めるが
なになにそんなのどうだっていいやい
梅なんて毛頭から欲してないわい
俺は、僕は桜が欲しい
さくらさくらさくら、河津桜。
桜の苗木を買う。そしてタクロウガーデンに植える。そして花が咲いたらアキコとこれを見ながら酒を飲む。
お花見をする。MYサクラを見ながら幸福な気分になる。
MYサクラで幸福になる。
1日の終わり 1+29一
起き抜けにポテトチップスを貪り、
パスパスパスとタバコを無尽蔵に喫む、
ズルズルとコーヒーを飲む
灰皿は山だ、吸い殻で構築されし山小山
銀色のカエルの上の山、雲脂の如くに灰が舞う
午後の日差しが差し込む、窓は締め切りエアコンをつけているので外気の温度は分からない
しかしながら陽は差し込み紫煙を照らしてモニターに照らされて俺はかちゃかちゃかちゃと止めどなく
ひたすらにキーボードを叩いて、むちゃくちゃにキーボードを叩いてパソ遊び
なぁんにもすることがない、たまに帰省中のアキコから電話があるくらいで、ほんと何もすることがない
もう一袋お菓子を食べて、ダメさと不健康さに拍車をかけようと思うが
さすがにそうすれば俺の不健康ホワイトブルーフェイスは尚も青白く成りそうなので却下して
健康の為に黒酢をずるずると飲み
またスパスパタバコ
ストックが二箱もあるので余裕をかまして心おきなく喫煙し
喫煙の合間にキャラメルを食べるブームが到来する。
花に水をやり、また、花殻を除去したり、突如大声で歌ったりして過ごし
あとは、大方アニメばかりを見て過ごす
伊集院のラジオを何度も聞いて過ごす
一歩も外には出ない
酸素が脳を巡らない
重い重い垂れる垂れる、頭皮がずるずるする感覚?
マカデミアンナッツも食べないようにする
コーヒーばかりでは健康を害する恐れがあるので紅茶を飲む
あとは、あれだ、カロリーを消費していないくせにスポーツ飲料とか飲む
お腹の調子をよくするために進んでヨーグルトを食べる
生真面目な顔で
目ヤニをつけたまま
お金を遣う 1+27金

【 ゲッターサタン 】
1回300円のがちゃがちゃを捻ることに自分の存在意義さえ感じていた
例の永井豪フィギュアシリーズ
一向にデビルもゲッターも出でず
どういう訳だかシスタージルばかりが出て、最終的にはシスター仲良し4姉妹になり、
終いには、なんか、シスタージルを出す遊びみたいな感じになってきて
それはそれで、おもろい、と自分なりに昇華してきたものの
やはり当面の目標であるデビルゲッターをどうにか入手したい、想いを成就させたいと頑張るが
なけなしの金子は日々消費され
俺はなんのためにこうまでして金を使うのか?と冷静になると
だんだんと虚無感に陥り
ほとほと嫌気がさしてきた。昨今。
そんな矢先、どういう訳かガチャガチャ自体が店頭から消え
容易にゲッターもシスタージルさえも入手する手段をたたれてしまい
一つこれを機にがちゃがちゃやめますか、それとも人間やめますか、と思い悩んだ結果
本日
火曜日
休日
導き出したる一つの答え
「カネにモノをいわしたる」
世の中カネじゃカネじゃ、ぎゃはははは、いくら俺がうだつの上がらぬチキン野郎でも
カネさえ持っていればなんでも手に入る
うざけんなっ見てやがれ
俺は必ずしや、ゲッター及びデビルマン、ひいてはサタンもハニーも飛鳥も全部手に入れてやる
コンプリートしてやるぞ、おー!と
破れかぶれえ荒ぶれブラブレ、ふりふりくりくりいきり立って
1万5千円を財布に詰め込み、今一度おーと叫び、お外に出る
向かう先はららぽーと
東京ベイららぽーと
ららにがちゃがちゃがあるとは思っていない
そもそもこの永井豪シリーズ自体少しく古いモノで
入れ替わりの激しいフィギア業界、次から次ぎに新作が出る為
いつまでも旧作を置いていていないのである
しかし、だったらどうしてららへ行くの?
ここは品薄のがちゃがちゃを探す方が妥当では?と思われがちだろうが、のんのん
ららには一般消費者が出展するフィギア店てのがあってね
たとえば、通常300円のフィギアを各自の思惑を上乗せした金額で売る
つまり300円+思惑円で売買されている店があり
定価で買うよりもカネがかかるが、
がちゃがちゃなどのランダムに出る商品をピンポイントで得ることが出来る
長い目で見るとだぶらない分、こちらの方がお得に思えるが
金額設定は各自の自由なのでなんとも言えない
しかし、正規のルートで入手が出来なくなった今
頼るのはこういった店のみとなり、俺は背に腹は替えられぬと少し切ない気持ちになりながらも
その切なさを吹っ切るため今一度気分を盛り上げ、入店。
「案ずるよりも産むが易し」って言葉があるよね
考えてぬじぬじするよりもさ、ちゃっちゃ行動してみると思ったほど事は困難じゃなかったってやつ
まさに其れだね、其れだったよ
ゲッター+サタンゲット
しかもゲッター300円でサタンに至っては100円
思惑円が上乗せているどころか定価或いは破格
ひゃっひゃっひゃなんて良心価格!なめんなよ!きゃっきゃ。
兎に角この二つを購入し、コンプリートまであと3つ
俺の野望がぐんと近づく
けらけらと笑いながら店を後にし、じゃぁじゃぁお家に帰ろうかな、と思った矢先
俺の心の内よりぬらぬらとした感情がわき起こり、そのぬらぬらは次第に俺を包み込み
冷静に今の自分を見つめ直す
・・・・違う
・・・・こんなんじゃ駄目だ
・・・全然駄目
・・・もっと
・・もっと無駄遣いをしたい
つまり、その、1万5千円も持ってきて、
今日はカネでものを言わす、言わしこますと熱くなっていたのにもかかわらず
どういうわけか僅か400円で俺の大儀は果たされ
こともあろうか恥ずかしいことにかなりホクホクした表情でいる
そんな自分に苛立ちを覚え、また、だいの男が400円の買い物で満足していることに人間の小ささが浮き彫りになり
だから駄目なんだ、一向に俺が駄目な理由はこれだ、とつくづくおもう。
そもそもフィギアを買うって行為は人生においては無駄事
俺が言いたいのはその無駄事をどうして低価格ですましているんだ!?であり
そういうみみっちさが俺のうだつの上がらぬ根元であると改めて思い
では、補填しよう
浮いてしまったお金を余所で浪費して浮いた分を補填しよう
幸運なことにここはショッピングモール
カネを遣うところがいくらでもある!と仕切直し
早速ゲームセンターへ行き、パチンコゲームに興じてじゃりじゃりコインを出してやる!と頑張るが
どうも独りだと、なんだ、なんていうのか、んー寂しい? な? みたいな?気持ちになって
いつもならバータンと張り合ってじゃりじゃりやるのだが
今日はそういったライバル的な存在もいないのでちくともおもしろくなく、600円でやめる。
そもそも独りでクレーンゲームもシューティングゲームもやる気力がなく、店をでる。
その後、トイザらスや本屋・雑貨屋・花屋・駄菓子屋等々巡るが
いまいち欲しいモノが無く、カネは遣えず
無印でペットボトルのお茶と卓上カレンダーを買い(300円)
お腹が空いたので180円のパンを買って、そのまま外に出て、それをむしゃむしゃ食べながら家に帰る
すっかり夕景
帰り際に古本屋へ行き300円で漫画を購入
レジでカネを支払っているときに愕然とした
・・・・・・だから駄目なんだ
なんなんだ俺? カネを遣う遣う言ってたくせしてなんで古本屋たる商品を安く買える店にきてんの?
駄目じゃん、俺、全然じゃない、ここは定価で買うべきじゃん
そう心の内で嘆きながらも商品を受け取り、店を出て、今一度おカネをつかうぞと意気込み
では歩いてお家に帰ろう、と思うその刹那
ひーあぶねぇあぶねぇ、早速またお金を遣わない所だったと気づき
回れ右して僅か2駅
いつもなら余裕で歩いて帰る道のりを、わざわざ電車に乗って帰る(130円)
自分の住む街に着いて、そそくさと100円ショップに入る
しかし100円ショップで安くて良質な商品を買おうとする自分に気づき
おおっとダメダメ、ここじゃぁ全然お金を遣えない、と悟るや急いで店を出る
しかし焦ったのか、店を出た瞬間よろめき、足を痛め、でも必至によろぼい歩き、
足を引きづりながらもお金を遣う為にがんばって歩くが、世間はもう黄昏時
だんだん、なんか悲しくなってきて、
月と夕日が見えるのでその中間に向かって歩く。
行きづらい。生きづらい。