「がさついた俺の文章細胞」8月16日

【 文体練習 】

 

 

舌根あたりが妙に痛むと感じて、鏡の前であんぐり口を開け覗き込むと

舌ベらの根元にイボができていて、ビジュアルからしてもう気持ち悪く

それどころか、舌の表面がぼろぼろで粘膜が大変荒れている

このせいで痛むのね、口内炎の舌バージョンですか?

粘膜が痛んでる、細胞が崩れてる、どういう因果でこんな仕打ちを受けなければいけないのかわからんが

思い当たる節があると言えば新鮮お野菜不足、ビタミンC及び亜鉛不足に他ならず

だったらビタミンCの含有量が多いレモンだのゴーヤだのアセロラを食えばいいが

ほぼ一人暮らしの現状、んなもん喰うより肉喰いたいし

亜鉛の含有量が多い、牡蠣やホヤは季節じゃないし、高価だし、肉じゃない。

手っ取り早くことを済ますのが都会で生きる術なので、自分もそれに習い

近所の薬局で、トイレットペーパーと洗濯洗剤(詰め替え用)と一緒に、ビタミンCのサプリメントを購入

宣伝文句「サプリ1粒にレモン24個分」と書いてある、レモンがどんどんないがしろになっていく。

 

家に帰りつき、早速サプリメントをぼりぼり頬張っていると

ペリカン便の人が荷物を持ってきてくれた

居間に立ち戻って小包みを開けると、うわお!

昨日日記に書いた「探せど探せど結局見つからなかった本」レーモン・クノー著「文体練習」じゃありませんか!

つっても、実は、あの晩のあと、どうしても読みたくてしようがないテンションだったため

ネット上で探し、見つけ、ネット通販で注文していたもので

それがね、こうやって届いたわけだけど、こんなに早く到着するとは夢にも思わず

一通り目を白黒させたあと、震えそうな手で読、おいおい熟読。

 

この「文体練習」って本をざっと説明すると

なんでもない日常のヒトコマが書かれた文章を素に

その”同じ日常のヒトコマ”を違う文体表現で99通り書かれている、って本。

さに言葉遊び、もしくは言葉の芸術

10個目まで読んだけどおもしれー

すごいねこれ、残りの89個はどう言う表現をするんだろう・・

何度も何度も何度もしつこく読んで、がさついた俺の文章細胞の栄養にしよう

 

 

 

 

 

 

 

 

「キンカン苦」8月15日

【 高円寺パルック 】

 

 

 

煙草の過剰摂取と、栄養と睡眠の不足が引き金を引いて

頭が痛くて、目が霞んで、肺がジンジンと疼く

おまけに、二の腕から三の腕にかけ、太股からがに股にかけ

おそらくダニに食われたであろう赤い湿疹がぽつぽつあって痒く

万能薬キンカンを塗りたくっても沁みるばかりで腫れは引かない。

そればかりか、誤って陰嚢、いわゆるところの金玉袋にキンカンを塗ってしまい

未だかつて味わったことのない激痛が走る

ちょろっと塗っただけなのに大の大人がそれも高円寺で悶絶し、声にならない叫びをあげ絶句

箪笥の角に小指を30回打ち付けるよりも痛く、はっきりいってお勧めできないが

そんなに挑戦したいのならすればいいさ、個人の尊重を重視する世間なので自分にとめる権限はなし、責任もなし

チャレンジ精神と、夏のこの時間を持て余している殿方はレッツキンカン、やめとけキンカン

下半身部分の痛み今年度第1位を樹立すること請け合い

 

 

あれー こんなこと書くつもりじゃなかったんだけど

金玉にキンカン塗る話は、下品すぎて書かないようにしてたのに書いちゃった。夏の悪戯。

どっちかっつーと、今日のシャシン日記のシャシンを創ってたら時間係り過ぎた、とか、

来週から高円寺阿波踊りがはじまるな、だけど、今年も観にいかんのだろうな

祭りの喧噪は好きだけどそれ以上に苦手だから部屋に閉じこもってそう、とか

最近の日記を読み返して「これ、日記だけど純然たる日記じゃないな」とか

不特定ブログを閲覧し、改めて自分日記を読み返し「俺の文章長いな」とか

まーどうでもいいことを、どうにかしてやってやろう!もとい、やっつけよう!って思ったけど無理でした。

手ぬぐいのご注文がある程度落ち着いてきたけど、実際、まだ在庫は結構あるのでどしどし御注文承り中です、って、やっと宣伝できた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日々の境界線」8月13日

【 情熱 】

 

 

 

 

例えば「今から風俗おごってやるよ」と言われれば、お蒲団に入って眠る寸前だろうが駆け付けるだろうし

「今すぐ私を抱いて!」と彼女からメールがあれば、オナニーの手を止め駆け付けるだろう

10年前なら、裏山にエロ本が大量に捨てられていると知れば、夜な夜な駆け付けたし

エロDVDが大量に捨てられているのなら今でも駆け付ける

そういうバイタリティ・行動力・躍動感は、エロ絡みの時に富みに発動し

情熱の固まり、煩悩の火の玉となった自分は、吃驚するほど早くペダルを漕いで、

自分でも信じられないほど道を街をショートカットして辿り着く

つくづくこういった行動力・バイタリティがエロ絡み以外にも発動していれば、違った人生を歩んでいたかもしれませんが

んなこと今さら言ってもしようがないし、人生コレからの方が長いわけで、今から活動的に生きればいいじゃんと思っても

なんか、めんどくせーっつーか、結局の所、自分はどうのようになりたいのかが、いよいよ分からなくなってきて

雲のように漂うでもあり、闇雲の中で雷を拵えているようでもある

シャシンはさ、好きだよ。だけど、撮って創った時点で情熱は燃えつき

過去の作品は次々と鮮度を失って、人に胸はってみせられない自意識が働いて

売り込んで仕事を掴みとってやるという重要なファクターまで手がまわらない。

だからそこは諦めて。大事なのは創り続けること、継続すること。と最近は思い込んで心のバランスをとってるけど、

いずれまた現実を直視してやらなならん時がある。と思いつつ

自分は火の玉のようになり、自転車を漕いで、街を疾駆疾駆疾駆

「最近毎日がはやいね、あっつーまに土曜日だし、あっつーまに夏じゃん」

「そう、そうなんだよね。でさ、俺その原因を考えたんだけど・・わかったことがあるんだ」

「なに?」

「大人ってか社会人になると単位が「1日」になるじゃん? 例えば、この仕事は明日までに終わらすとか、水曜日に納品するとか」

「あー そうだね、仕事しだすと1日単位だわ。学生の頃は授業とかあるから1時間単位だったけど」

「でしょ? 単位のくくりが大きくなっているからあっという間に1週間が過ぎ、1ヵ月がすぎる。」

「そうだね、前はくくりが1日の中に沢山あったけど、今はくくりが1日。そら年月流れるのもはやいわ」

「でしょ?」

「あとさ、仕事すっと大抵毎日同じことの繰り返しじゃん?」

「うん」

「似たような日々をくり返せば、そらぁ陽も早くに暮れるは。 学校行ってた頃みたく、定期的にイベントがあるわけじゃないからねー

人生のしおり的なものが欠乏しているから、日々の境界線がぼやけてんだろうね。」

「だねー」

昨晩バータンと語らった会話を思いだしながら、自分は日々の境界線を少しでもくっきりさせるために

いつもなら仕事終了後、家に誰か居ようが居まいが道草せずに真直ぐ帰る習慣ですが

例え1分10分1時間早く帰っても、何も代わりはしないし

家に辿り着いた時点で1日は終了し、また呪のような日々ループに流されるのがオチ

職場の友人は夏期休暇を利用してキャンプや異国にいって、人生を楽しんでいるのに

自分は何処にも行けない/行かないことにコンプレックスをうっすら感じて、むかついて、いらついて

俺はなぁ! わざわざ大枚払ってどこぞに出かけんでも充分楽しいんじゃ!

こんな有り触れた日々を、少しは面白おかしく自分の中で消化できるんじゃい!と唸る。所謂ところの負け犬の遠吠えワオン。

けどけどけど、自分で負けドックボイスと認めたら立つ瀬がないので、

そもそも立つ瀬など随分前からなく、結構半身水に浸かって腰までぐちょぐちょに泥水まみれになっちゃてるんだけど

夏だから水が生温くて気持ちいいんだよ! 風流だろうがよ!

ズボンはいたまま水に入ると、なんか、股間の辺りがぐちょぐちょして、ちょっとエロい気持ちになれるんだぞコノヤロー

。。もう、自分でも何が悔しくて誰を恨んでいるのかわからんけど

夜なのに白い雲が見える大好きな夏の夜空を見ながら

ひさびさにエロ以外の情熱を滾らせ、隣街の古本屋をめぐりお目当ての本を探す

きっとこの本は俺に多大なる影響をあたえるだろうレーモン・クノー著「文体練習」

やたら高価だけど、自分への投資と考えればどうにかいける。境界線もよりくっきりする。

目を中央に赤文字の毛筆体で「鬼」と書かれた皿のようにして

本棚の隅から隅まで睨みつぶしにシラミつぶしに探しても見つからず

他の新書店でも同じように探す、後半はインベーダーの横ばい動きで本棚を這い探すがみつからず、そもそも置いてあるかわからず

ここまで探しているのだからどうしてもこの目で見つけたい、そして運命を感じたい。と思って止まない自分は

店員にレーモン・クノーの「文体練習」って本アリマスカなんて野暮ったくて訊かず、否、訊けず、そう、勇気がないから訊けず

額に汗して最後の本屋で1時間粘ったが結局見つからないまま、へこへこ自転車を漕いで帰った。

 

日々の境界線の弾ける音がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「1日」8月12日

【 うねる空木 】

 

 

 

 

 

ひさびさに昼過ぎまで寝て15時30分に起きた。

昨日の天気予報では、雨のち晴れ、と言ってたのに

外を見ると世間は快晴で青空とか雲がキレイ

 

夕方頃に起床すると発生する独特の背徳感と後悔の念を纏って

取り返しのつかない1日を取りかえす努力もせずに

ただこのままだらだら部屋に閉じこもってても、夜、眠れなそうだからっていうピンポイントの理由のみで表に出て

自転車漕いで阿佐ヶ谷へ

阿佐ヶ谷で麻婆豆腐の素/生餃子×2/餃子のタレ/豆腐/うどん/カルピスの原液/挽き肉/米/胡瓜の漬け物/魚肉ソーセージ/煙草を買う

平日はロクなもの食ってないから、土日はここぞとばかりに山ほど食う習慣

とくに麻婆豆腐強化月間、3週連続の麻婆、目指せ4週

賽の目状に切断した豆腐をあらかじめ湯通しすることによって新たな食感が生まれる

 

17時のチャイム。スーパーの袋には食材がびっしり詰まっていてる。

空はまだ青くて、うねる空木

こんな1日なら、誰かに捧げれば良かったのに、と思った。

 

 

 

 

 

 

 

「雷から金魚」8月12日

 

前回は4回消えたけど、今回は1回しか消えないから、まぁ前回よりかはマシ

 

午前中にもかかわらず、外は暗く、さっきから空に稲妻が走り、ゴロゴロドカンと信じられない大音量で雷が落ちる

光った瞬間に落ちてるからめちゃめちゃ近辺で落雷

落雷+轟音でびりびりびり安普請の俺ハウスが震え、バリバリバリガラス戸が共振する

俺は台所で使えるような具がないのにも関わらず、勇み足でパスタを茹でる

パスタを茹でるガス台の炎だけが明るく、他は闇

蛍光灯もライトも、テレビも、扇風機も、湯沸かし器も活動を止めて沈黙する

何かないかなーとそれっぽいところを探ると、古いマグロの缶詰めを見つけて

古いけど缶詰めだから大丈夫だろうってって、これをフライパンにあけて塩コショウと醤油とポン酢で味付けをして炒めていると不意に

蛍光灯が瞬き、テレビがついて、その他電気製品が活動を始める

なんなんだろうか、この停電イベント

雷が落ちるたびにいちいち停電する、古い家はやっぱしよわいわ、雷に対する抗体が全然ないのな。

でも、まぁ、前回は4回消えたけど、今回は1回しか消えないから、前回よりかはマシかと考えつつ

考えなしに茹ったパスタをフライパンにうつし、考えなしに味付けをして、仕上げに煮汁をパスタにかけて出来上がり

トッポジージョがプリントされた皿にこれを盛り、テレビを見てコレを食べた後

ベランダで外の様子を伺う、めちゃめちゃ雷が弾けてて、何処にも行けない。

 

 

今日は久々に遠出でもして、是非是非みたい、っつーか俺の望む形/目指す形の作品がふんだんにあると踏んでいる展

上野国博物館で執り行われている「若冲と江戸絵画」展を観に行こうと思ってたけど、この天気じゃ無理だろう

嗚呼ほとばしるほど観たいな伊藤若冲の動植採絵シリーズ

”今の自分”に多大なる影響を与えること請け合い

天候が回復すれば行くけど、無理なら来週行こう、でも、確実に行くし。っくらいの心持ちで

薄暗い部屋で手淫をしたりパスタ食べたり、浴室でシャボン玉を膨らませて遊んでいると

雨こそ若干降ってはいるがゴロゴロ雷は止んだので、色々悩んだ挙げ句家を出て電車に乗る、定期は今日まで有効。14時45分。

 

ニンテンドーDSでマリオカートをして遊んでいるとあっつーまに新宿に到着することを発見

ここで山手線に乗り換えて上野に行こう!と思いきや

落雷の影響で山手線が不通である旨を駅員はマイクロフォンを通して放送し

電気掲示板にも要は「山手線運転見合わせ」的な文言が瞬いていて

「一揆か?」と思ったけど、いくら一揆を起こしても電車は動くわけもなく

1人で一揆をしても辛いだけだし、竹やりも持っていないので一揆はよして

おとなしく、羊のように肩を落として新宿の街へ

とりあえず西口でビックカメラかヨドバシカメラで欲しい一眼レフデジカメK100Dを手に取って「実際どうなのか?」を実地試験

感想としては、なんか重かった、けっこう重かった。

一通りパシャパシャやったあと、勇気を出して東急ハンズに単身乗り込み上の階から下まで一気に流す

かねがね欲しいと思っていた格好良い手ぬぐい「紫煙ドクロ」をハンズで見つけて、即購入! もう黒い手ぬぐいは買わない!

 

ハンズを出て、橋を渡り終えると左手にドコモタワー

「相変わらずこのタワーは格好いいな、イギリスっぽい」

柵にもたれ掛かりドコモタワーや足下の電車をシャシンにおさめてぐったりアキコのことを考えていると

背後から「タクロウ!?」って声を掛けられ振り返ると、原色の亀夫妻がいた

結構リアルに「なに?死のうとしているの?」といわれ、「いやシャシン撮ってただけ」と否定し

「飛び込もうとしているの?」といわれ、「いやシャシン撮ってただけだから」と否定し

「いや、でも顔に精気がないよアンタ」といわれ、「うん」そこは否定しないやりとりのあと

亀ちゃんをよくよく見ると、赤子がいて、こんなカタチで亀夫妻のお子と初対面

「なんだかんだ話したいことはあるけどさ、アンタ暇かい? 暇なら金魚カフェに行かない?」と言われるがままお供し

代々木にある「金魚カフェ」いわゆるカフェギャラリーに向かう。

 

 

【 金魚カフェ手前 】

 

 

 

 

金魚鉢を模した、ってかほとんど金魚鉢

全体に丸くて、口が波打っているから滞りなく金魚鉢でしょ?

これに注文したアイスコーヒーを入れて飲む、至って小粋

あはーん、これぞ金魚カフェって名の由来ねって納得しつつ茶を飲み

亀ちゃんのお友達であるところの、本日絵を展示しているアスカさんを紹介され、自分も一生懸命自己紹介をするが

自己紹介ってなかなか難しいね、普通の人に対してはそれこそ名前を言えばいいだけだけど

こういうアートに携わっている人には、俺もやってるぜ!めちゃめちゃシャシン撮ってんぜ!をアッピールしたい

あわよくばそのアート心で勝ちたい!と願っているけど、それは名前を言うだけじゃ伝わらんし

俺を伝えるには「タクロウジャシン」を観てもらうのが一番いいんだけど

タクロウジャシンは一言で説明できないし、かといってURLも覚えてない

それにこういう時に限って名刺は切れてるし、そもそも名刺なんか持ってないし

やっぱ名刺は作っとこうと思う今日この頃です。まじ今日この頃です。

あっ、でも、話の流れでタクロウジャシンの存在を言えたからよし。

 

金魚カフェでお茶しつつ、談笑しつつ、初めての人ともけっこう打ち解けて

その場に居合わせた人とも深い友情を結ぶことこそないが、刹那的にも打ち解けて楽しい

やっぱ人と話すことは大切ね、あと「偶然に友達に会う」ことはほんと素敵

一瞬でも俺には友達がいっぱいいると錯覚できるし、そういう気分に浸りたい時だからなおさら。

店の雰囲気もよく、とてつもなく居心地がよくて

俺もこういう空間をまたつくろう、よっしゃいろいろ片付いたら初個展2をやんぞ!と決意を固めて店を出る。

 

 

高島屋にて亀子のオムツを交換した後、玩具売り場で遊んで

そろそろ帰ろうかなと思いきや「飯食ってこうぜ」っつわれたのでとことんつき合う

亀家では土曜はカレーの日らしく、今日だけは亀家の養子/長男になった心持ちで

新宿西口にあるハイチにて、ハイチ名物のドライカレースペシャルラージ激ウマかつ凄い量を平らげ

カスタードプリンとバナナプリンとグレープフルーツプリンを食う、これも激ウマ

亀ちゃんの知り人が働いていたらしく、めちゃめちゃ格安の会計を支払い

よたよた西口を歩いて駅で別れる。

 

 

 

なんか、良い日だ。亀夫妻は大好きだ。

俺はシャシンをがんばるよ。

シャシンで結果をだせば、それが恩返しになると思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「2ヶ月前に俺が食ったやつ」8月9日

【 ウレウリ 】

 

 

 

 

 

ニガウリが熟れすぎてしまい、真っ黄色になって爆発

中から気色の悪いほど真っ赤なタネが顔を出した。

と、

昨日の日記でも少し触れましたが、シャシンにあるように、ほんとこんなんなの!!

前もっていいますが、このシャシンは画像加工ソフトを駆使して

彩度をあげたり、黄色赤色を強めたりなどしておりません、見たまんまの総天然色。

あと実をナイフ等で切り裂いたりもしていません、自然に爆発。

んで、これが、出勤前に水を遣ろうとベランダにでるとぶるさがってんだもん

さすがに吃驚した、熟れると緑色のニガウリは黄色くなるってのは知ってたけど

まさかこんなに黄色くなるとは思わんし、爆発するとは思わんし、タネが赤いなんて思ってもみなく

息を吸い込みながらあげる悲鳴「ヒィっ!」を思わずくり出しても致し方ない。

しかも、触ってみると熟れた柿のようにべちゃべちゃしていると思いきや

普通に固いの、表皮は通常のニガウリの固さを維持してんの、それは笑えた。

 

 

 

よく言われるけど事実は絵空事よりもおもしろい

普段食うニガウリがこんなんなるとは夢にも思わないし

昨年つくったキュウリも、ちょっとした凶器ぐらいの大きさに成長するとは思わなかった

野菜はすごいな、毎年俺の固定観念を覆すのな

つーか、両者ともウリ系じゃん、ウリ系は凄い、未知なるウリ

 

この熟れすぎたニガウリの実物を、どうしても人に見せたい衝動にかられ

手ぬぐいを注文してくれた人に「どう? これ? すごくない?」と書かれたメモと共に

このウレウリと手ぬぐいを郵送しようと思ったけど

手ぬぐいにウレウリを包んで郵送しようと思ったけど

手ぬぐいにウレウリを包んでピンクの小熊が刺繍されたレースのリボンを結んで郵送しようと思ったけど

さすがにそれは「おもしろ」の粋を逸脱し、単なる嫌がらせのなにものでもないなーと冷静に考えて止める

事情を知らない人が見たら絶対異常気象が生み出した果実

もしくは、やばい放射能を浴びて育った果実、或いは悪魔の果実、だと思うに違いない

 

おそらく、実際の「悪魔の実」って、きっとこんなんなんだろうね

果実のくせに異様な威圧感と、他を引き付ける何かがある。

これを食べると、四六時中苦い気持ちを引きずって暮らすことになる

苦い気持ちのまま朝起きて、仕事行って、誰も居ない家に帰って

苦い気持ちを抱いてひとりで眠る

通称「ニガニガの実」

 

 

・・・2ヶ月前に俺が食ったやつ

 

 

 

 

 

 

 

 

「明日は燃える俺の白い細胞の日」8月8日

【 細胞 】

 

 

 

 

 

握った携帯電話の残り充電量は"1"

この電池アイコンの右端にある、1本の黒棒を見つめながら

「いっそのこと消えねぇかな、消えてくんねぇかな」と思い

1畳のスペースしかないクソ蒸し暑い喫煙室で、不毛なメールのやり取りをしつつ煙草を吸う

10階の喫煙室の窓からは神田川と、神田川に並んで敷かれたレールがあって

向こうは東京、目の前にでかいビル、あっちは高円寺

じりじりとした日射しと、不快な湿度

眠っていないから、体中からベタベタした汗がにじみ出る

窓を開いて上半身世間にだしても、世間は暑い

よくみると窓のサッシに亀虫の死骸が納まっている、腹這いに納まっている

サッシに詰まった腹這いの亀虫、なにもこんなとこで死なんでもいいのに。充電切れか?

 

携帯ゲーム機の充電がなくなりかけていて、赤い発光ダイーオードが点灯

嵐の前の真っ赤な夕日、茜色の雲と、その隙間に見える粒子の荒い濃い青が渦巻き状に混じっていて

なんか凄く綺麗で

これを人に見せたいな、と思って

早く家に帰って眠ってしまうつもりで早足で駅に向かっていたのをやめ

デジカメを構え空を雲を茜を映すファインダーの中

デジタルカメラの電池アイコンが真っ赤に点滅、充電切れ。

 

今日も誰も居ない部屋に帰りつき

鞄から携帯電話・携帯ゲーム機・デジカメの電池パックを取り出し

各々を各々の充電器に差し込む

即座に赤い発光ダイオードが点灯する

 

いつもより大目に水を張って、いつもより熱めの風呂を炊く

明日のために燃えるゴミをかき集める、その大半が、俺の細胞がこびりつき丸められたティッシュ

明日は燃える俺の白い細胞の日

たまった洗濯モノをあらう

熟れ過ぎたニガウリは真っ黄色になって爆発して、気色の悪いほど真っ赤な種を根元に散らす

この気色の悪いニガウリを捨て

湯に浸かり、新しい細胞をティッシュに丸め込む。

 

 

 

何のために生きているのかを考えると果てしない気持ちになっちゃうんで

取り合えず明日のため、明日から始まる新しい段階に入った仕事のために身体を充電すっけど

心は全然充電されないんすよ、どうしてですか?教えてください。

俺が蟹喰亭鯱太郎だからですか?鱒夫ではなく鯱太郎だからややこしいことになってるんですか?

それとも、もしかして俺が、俺がアレか、あの亀虫か? 亀虫なんすか?

サッシの隙間で腹這いで死んだ虫。部屋の隅っこで腹這いで就寝。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バナナ剥きアフター顔」8月5日

【 バナナ剥きアフター顔 】

 

 

 

 

 

 

 

いままで散々、富士フィルムからjast now発売されている「F30」(コンパクトデジタルカメラ=コンデジ)をば

欲しいの欲しくないの、いや、ごりめっさ欲しいつってたけど、思い違いだった、間違ってた。

あっ フジフィルム様の名誉にかけても言いますが

「F30」はトコトンいいカメラです、現状発売されているコンデジでは1番2番を争う名機だとおもいます

ISO3200対応、しかもノイズ少なし、かつiフラッシュとか最高、ほんとうに良いカメラだと思うんすけど

個人的価値観から言うと、やっぱボディが小さいカメラは頂けない・・っつーか

F30は長方形の短い辺にしかストラップが通せないので、どうしても首掛け方式で持ち歩かなくてはならず

今までのようなたすき掛けは困難必死。自分はたすき掛けカメラじゃないと気分が盛り上がんねぇの。

それに、フィギュアキーホルダーをじゃらじゃら、ストラップの両端に付けなければシャシン撮ってる感じがしないから

やはりF30にみられる、首掛けだと無理、物理的に無理。ってのが1つ目の理由「たすき掛けフィギュア問題」で、

もうひとつの理由は「俺もそろそろイイ大人なんだから、うえ目指そうよ、ひとかわ向けようよ問題」

つまり、シャシン暦10年、デジカメ暦5年、いままでコンデジしか遣わなかったけど、どうせならデジタル一眼にしようやムーブ胎動

「一眼レフだと何が違うの?」と問われれば「正直わかんない」「ほんとうにわからない」

「でも、まぁ、やってる感が伝わるんじゃん?」としか言えなく、

だったら安い方がいいじゃんつってアンチ一眼、反骨コンデジを5年押し通してきましたが

よくよくデジタル一眼について調べると、明らかにちがうわ、コンパクトとは格段に違うの!

画質からノイズから一歩上なんだね一眼「軽自動車とワゴンRっくらいの差がある」つって失敗、車のことも良く分からないので例え直すと

週間少年ジャンプと週間少年マガジンくらい違う、ジャンプの方が断然おもしれー!ワンピあるし!

やっぱ一眼だわー 一眼デビューしかないよ、壁越えるには。

最近は妙に安くて質の高いのもあるので自分はデジタル一眼を買います、買ってこまします

それに手ぬぐいの売り上げ金を全部ぶっこむわけだし、そのお金は皆様の血の染みた貴重なマネーだしね

そういうお金で買うにはもってこいだと思う一眼。

ショウケースにビッタリ張り付きペンタックスK100Dを見つめながら「いずれはお前を手中におさめる!」と心で言った後

現状の気分を維持する為に、中野の図書館で200年前の日本画家「伊藤若沖」の鶏画を閲っして

向いのホームセンターで出目金や赤いドジョウ、タニシ、泥海老を閲っし

意気揚々と「王子」へ向かった、向かったのだった、ようやく本題。

そもそもデジカメ話しが長すぎなんだよね、自分で書いてるんだからコントロールしようよ、大人なんだし。

 

っつーわけで四ッ谷から南北線に乗り換えて王子着

本日は小指値という名の劇団の演劇を観に行きます

今回の舞台から(だけ?)タクロウジャシンの初期頃から親交のあるカトウさんが出演し

おもしろいから観に来て!と誘われたのでノコノコ赴いたはみたものの

つまらなかったらどうしよう? なんかストーリーを追うタイプの演劇じゃなく、

全身白塗りしたスキンヘッドの人が絶望的な顔で目を見開き奇怪な動きをするタイプの舞台だったら、俺、なんて感想をいえばいいのか?とか

内容のつかめない高飛車自己満足完結型の舞台だときっついなー、さむい客弄りとかあったら絶対ひく、など、軽く凹むまで心配しつつ小劇場に行き

狭い客席の一番隅っこのパイプ椅子に座ってドキドキしていると室内が暗転して完璧な闇

なんか至る所でガサガサ音がして、なんとも言えない恐怖感に見舞われ、

思わず白いガクランに着替えて「暗いよー 狭いよー 恐いよー」と叫び出したい気持ちを力で捩じ伏せてから

だまって舞台方面を凝視していると、徐々に明るくなり、舞台は始まった。

始めの方こそちょっと取っ付き難いところもあったけど

観ているうちに全体のテーマが見えてきて、あーなるほどねーと納得してからは、ようやくナチュラルな気持ちで見れた。

普通の日々をいろいろな観点から描く演出。普段無意識に思うことを敢えて言葉にすることによって産まれるリアル感。

なぁんか俺の日記みたいだな、台詞まわしもなんか共通するところがあるし・・・なんってって思いつつ

演劇を堪能した

終演

観終わって心に残った言葉を短絡的に言うと「すげぇおもしろかった!」ってのと「かなりおもしろかった!」

舞台は現在進行形に表現するから迫力が全然ちがうね、演劇しかり、ライブしかり

明らかにモテ男臭がする、舞台と言うところには!

それに引き換えシャシンってほんとなんなんだ?

絶対モテない、モテ男ではない! 童貞臭い、あるいわ、オナニーボーイっぽいもの

良くて極一部に好感をもたれるタイプだなぁ

でもその辺差し引いても今回の舞台は面白かった、何処がどういう風にいいの?ってきかれても困るけど

くやしいけど、よかったよ小指値

でも、俺ならこういう風に演出する、台詞をこれに変える、こうやって演じる、など、

観ながら同時進行でいちいち考えてたから頭がぼんやり

ぼんやりしたままロビーで煙草を立続けに三本吸い、ひっさびさに演者カトウさんと話をする

なんか前よりも男前の顔になっていてムカツク、会う度に男前になられているこっちの身も少しは察して欲しいです、なんてなことは腹にすえ

短い時間の中で沢山話をして、手ぬぐいあげて、最後にバナナ剥きアフター顔をしてもらって、帰路。

 

 

南北線にのって、中央線にのって、自転車の置いてある中野で下車

偶然と必然の中間の然で、たまたま中野駅改札口で職場の人に会って

大戸屋で飯喰っていろいろ話した

この女性には、俺の思考から行動まで全てが見透かされているから、

普段の倍以上緊張するけど、普段の倍以上楽しい、リスクのある享楽は麻薬に近いね。

 

 

駅で別れて自転車に乗って家にかえる。

普段、休日は滅多に人に会わないのに、

人に会うとどういうわけか、人に会うイベントが重なる

それはそれで嬉しいんだけど、どうせならもうちょっとまばらに人に会いたい

一瞬、自分には沢山の友達がいるように錯角してしまい良い心持ちがするが

現実は、基本1人、1人でひざ小僧を嘗めるのに終止している。

 

 

1人は寂しく、人に会いたいと欲しているのに、会う努力をしない

きっと偶然会いたいんだろうね、必然はつまらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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