2000年8月25日(金)
加速度センサーからのデータは、±2Gの加速度を、0から1までの値でパソコンに記録されている。テキストファイルには、x軸方向とy軸方向の加速度の2つの値が並んで記録されている。0.5というのが、加速度0を表している。1だったら2Gであるし、0だったら−2Gである。このような数字が、設定によるが、一番ゆっくりと記録するときでも、1秒間に4個のデータをはきだす。

できたファイルはテキストデータになっているので、EXCELで読み込むと、自動で切り分けて、セルにひとつひとつ入ってくる。
上の2つのグラフは、動作を開始して初期のデータ(上)と、10分ほど経ってからのデータ(下)である。動作を開始してすぐのときには、非常に変動の大きなデータが記録されている。動作が不安定のようである。時間がたつと、かなり安定してきている。
動いている電車の中でカクシリキの示す角度は、時として大きく揺れていて、どこを読んだらいいのか分からないときがあるが、一定の加速度で速度を変化させているときにはかなり安定していて、肉眼でも読み取ることができる。ビデオカメラは、30分の1秒でひとコマのコマ送り再生ができるので、30分の1ごとの角度を読み取ることもできる。
同一区間の加速度センサーとカクシリキのデータをつきあわせてみると、カクシリキの反応はかなり鈍いようである。カクシリキが4度で一定しているときでも、加速度センサーのデータは細かく変動している。そして何より値が小さめにでている。カクシリキの示す加速度の方が2倍ほど大きいときが多い。
前の実験で自動車で測定したときには自動車の速度計との関係も少し見ることができた。加速度センサーの小さ目の加速度でも、それを積分していってでてきた速度は、実際のものよりもかなり大きくなったことも考え合わせると、カクシリキのデータは、あまり精度がよくないのかもしれない。
かといって、加速度センサーのデータは、あまりにも不安定である。静止しているときでも、かなりデータが揺れている。
そもそも、パソコンに記録されたデータが、どのくらいの間隔で記録されているのかがわからなかった。加速度センサーキットに付属のWindowsソフトを起動すると、窓の右側に、出力データをいくつか平均しながら出力できるように設定できるようである。 20回ずつ平均して出すように設定して記録した。いろいろ実験してみると、どうやら1秒間に4回出力するようである。
次のセンサーを置く方向を良く確かめておくことが必要である。説明書を良く見ればよかったのだが、勘違いをしていて、進行方向について、プラスとマイナスを逆に読み取っていて、どこのデータか特定するのに時間がかかってしまった。
なにより、ビデオに記録された画像を見ながら表示されたデータをひとつひとつ記録していくのには時間がかかる。こんなことばかりしていていいのかと、ひとり落ち込みながら読み取った。涙のデータである。
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