2000年9月28日(木)

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手で触れる空間座標

平面上に書かれた空間座標

 空間座標を説明するために、このような図を書くことが多い。しかし生徒によっては、この黒板や教科書に書かれた図が表すものが分からないことがある。この図が表している空間上の点について具体的にイメージできる生徒の場合でも、例えば座標が(1,2,3)となるような点を、この図の中に書けといわれても書けない生徒は多い。


手で触れる実物を

 図に書かれる対象である実物の空間の座標軸を見ることはほとんどないのではないだろうか。実物を見たことがないのに、それを次元を落とした平面に書かれたものを見てイメージを浮かべなければならないというのは、つらいことだろう。

 そこで、工作用紙を3枚を写真のように組み立てて、xy平面・yz平面・zx平面とした。さらに座標軸に垂直に竹ひごをさして空間における座標格子を作った。

 教卓にこれを置いて説明しても、生徒にとっては、遠い存在だろう。そこで、生徒一人ひとりがこの模型を手にとって眺めることができるようにしたい。

生徒用空間座標軸模型

 工作用紙で、1辺10cmの正方形を3枚用意する。これに図のような切込みを入れる。これを3枚組み立てると空間座標軸模型ができる。組み立てること自体もパズルのようで、面白がってやってくれる。




 この模型を目の前に置いて、与えられた点に対する
  原点に関する対称点
  座標軸に関する対称点
  座標平面に関する対称点
の座標を求める練習問題を解いてみる。いつもより出来がよいように感じた。

 このクラスの今日の学級日誌の数学の授業の感想の欄には、「模型を作って楽しい授業だった」とあって、ちょっとうれしかった。


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