2000年11月20日(月)

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加速度の測定16

飛行機に乗る

 2000年11月19日(日)18:55新花巻空港発、大阪伊丹空港へ向かうJAS638便に乗った。岡山の2つの高校へ行って総合的な学習の時間について教えてもらうためであった。そういうわけで総合的な学習についての本を1冊鞄に入れたが、実は、ノートパソコン、ビデオカメラ、デジタル式加速度計、ガムテープ、デジタルカメラも入れた。飛行機の加速度がどのくらいあるのか、ぜひとも測定してみたいと思った。

 事前に機内で使えないものを電話で確かめた。デジタルヴィデオ、デジタルカメラ、テープレコーダー、CDプレーヤー、パソコンもだめ・・・。電磁波を出すものがだめのようである。マイクロコンピュータを動かすためのクロックのための発振器が高速でスイッチングを伴って電磁波を出すのだろうか・・・。何がだめなのだろう?

 加速度センサー自体は、シリコンウエハース上に浮かせたコンデンサー状態の構造が、加速度によってコンデンサーの極板間の距離が変化して容量の変化を電気的に検知する・・・と、技術解説書には英語で書いてある。この部分は電磁波を出すことはないだろう。方形波で電源ON状態の長さが加速度に比例するように処理されて出てくるらしいのですが、この部分でクロックに関係してるのだろう。しかし、腕時計の場合はどうなのだろう? わからない・・・

 わからないけど、とりあえず、デジタル式加速度計を取り出してセットした。座席に座って、前のシートの背のポケットに、加速度センサーが水平になるようにセット。その様子をスチュワーデスも見ていて何も言わない。何も言わないということは大丈夫だろうと判断。ノートを出して記録の準備をする。

 飛行機が動き出すと、必死にノートにデータを記録していった。前後方向と、上下方向の二つの表示をノートに書いていく。一組のデータを書くとすぐにまた読む。だいたい3〜5秒に一組のデータを記録していった。時刻のデータは書いている暇がないから、ノートにデータを書いていってページをめくるときに、データ取り始めの時刻を記入していく。だいたい2分30秒で40組のペースであった。滑走路の端から加速をはじめて、ほぼ安定して飛行をはじめ、シートベルト着用のランプが消えてちょっとするまで記録を続けた。9分間ぐらいであった。


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飛行機の加速度

 新幹線の場合、加速時の加速度は0.5m/秒2まではでない。減速時でも−0.8m/秒2までである。自動車に乗って高速道路を走るときに加速するときも1m/秒2までであった。
 飛行機の加速は、これまでのどの乗り物よりも大きな加速であった。
   前進方向で、4.5m/秒2、上下方向で2.5m/秒2
を示した。

 滑走路の端から加速をはじめて走り出すときから急角度で上昇していく2分間は、ほぼ一定の加速を続けていて
   前進方向で4.5m/秒2、上下方向で2.5m/秒2
飛行が安定してからも、
   前進方向で1〜2m/秒2、上下方向で1.5m/秒2
で2分〜3分間も加速を続けていく。機長のアナウンスによると、一定速度で飛びはじめたころには、時速750kmの速度になるようである。新幹線の三倍である。


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