はじめのホワイツは1年たつと3倍になり、また1年たつとさらにまた3倍になる。
ホワイトランドはホワイツ(ホワイトねずみ族はホワイツと呼ばれている)にとってきわめて良い環境にあった。
餌は十分にあるし、土地も十分に広い。ホワイツの繁殖力はきわめて強く、毎年毎年、前年の3倍になるという繁殖の仕方でその人口ならぬチュー口を増やしていった。
明平元年に4ラットだけいたホワイトは明平2年には3倍の12ラットとなり、明平3年には36ラットとなる。
明平n年のときのホワイトの数をanラットとすると、
明平元年 n=1 a1= 4
明平2年 n=2 a2=a1×3= 4×3= 12
明平3年 n=3 a3=a2×3=12×3= 36
明平4年 n=4 a4=a3×3=36×3=108
明平n+1年 an+1=an×3
すなわち、数列{an}は、初項4、公比3の等比数列となっています。
したがって、an=4×3n-1となっています。
明平11年には、 3145728ラットになり、
明平16年には、3221225472ラットとなる。32億ラットを越えたのである。
明平17年には128億ラット、明平19年には2京616億ラットである。これでは、いかにホワイトランドが広いといえどもどうしようもない。
ところで、話しは全然変わってしまうが、地球の総人口が60億を超えたそうだ。
この様子をみていた「みやじ」は、リセットスイッチに手を伸ばした。もはや、地球を救うには「ノアの洪水」しかないな。
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