1授業案について

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対象クラスのついて

 文系では,2つのクラスを標準クラスと基礎クラスの2つに分けて授業している。今回授業したのは,2年C組D組の基礎クラスである。

 数学2が4単位・数学Bが2単位であるが,実際には6単位通して授業しており、4月に数学2の対数関数から始まり,その後,数学Aの数列,数学2の微分積分と学習してきて期末試験が終わったところである。これから数学Bのベクトル・複素数・確率分布と進んでいくことになっている。

 標準クラスは,数学Bのベクトル・複素数・確率分布の3つとも学習するクラスである。これに対して基礎クラスは,複素数については標準クラスと同様にしっかりと学習するが,他のふたつの分野については軽い扱いをすることとしている。数学の負担を軽くするクラスである。

 生徒には2つのクラスの違いをガイダンスし,生徒の希望によりクラスを決めている。7月から2つに分けているが,これから数学Bに入り、2つのクラスの違いが大き くなるところなので、再度希望によりクラス替えを行った。授業した基礎クラスには,数学を苦手とする生徒が多い。また,「ベクトル」の分野は標準クラスに比べて軽い扱いをすることになっている。

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「ベクトル」で学ぶこと

 「ベクトル」で,学ぶことは,まずベクトルという数学的な概念を理解することであり,そしてベクトルを用いて図形の性質を調べることを通してベクトルの良さを理解することであろう。

 「ベクトル」という概念は,生徒にとっては,私たちが考えている以上にはっきりとしないものであるようだ。最初の導入だけで完全に理解するのは困難であり,その後,ベクトルを扱っているなかで徐々に理解されていくものであると思う。とはいえ,できるだけ丁寧に導入してみたい。

 もう1つ,ベクトルの記号のおもしろさも強調してみたいと考えている。図形の問題をベクトルで表すと,あとはベクトルの計算で自動抑ご同額が解けてしまう。その計算も記号がうまく働いていておもしろい。

 授業するのは基礎クラスであり,難しい問題をやらずに教養講座みたいな感じでやりたいというところもある。

 以上のようなおおまかな方針のもと,授業案を考えることになった。その結果が次 の授業である。

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