10 授業後の座談会 その2

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授業者から

宮本:授業したクラスは文系で,文系は7月から標準クラスと基礎クラスの2つのコースに分けています。これは成績で分けるのではなく,あくまで生徒の希望だけで分けました。標準クラスでは数学Bのベクトル・複素数・確率分布を全部ちゃんとやるんですが,基礎クラスはある程度力をぬく分野があるというようにガイダンスしています。ベクトルについては多少軽くしようと考えています。あまりガリガリやらないで,文化的雰囲気が伝わるような授業にしたいと思っています。

 数学の教科書の中で,具体的なものから抽象して数学を作っていける分野というのがなかなかないので,分からなくてもいいけど,数学ってこういうことをやるんだなあというのを文系の生徒に伝えたいというのが最初に考えたことです。

 抽象化するには複数個の具体例が必要になるので,1つには「力」,もう1つは「移動」を考えることにしました。「カ」は中学校の理科でやってきているはずだし,「移動」については意識したことがないだろうから,前の時間に「暴走ゲーム」をやったというわけです。

 もう1つ.この章をとおして強調したか ったのは幾何の代数化ということと,それ とベクトルの記号がうまく機能して計算がしやすくなっていることです。


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