筑紫日豊薩摩縦貫紀行

2005/9/10

 夜勤明けで直行出撃・・・のつもりが、直近の247便はおろか、249、251と夕方にかけての福岡便は全便満席。キャンセル待ちも望み薄なので、新幹線「のぞみ」に望みをかける。仮に、253便に乗れても大分につけない可能性が・・・

  羽田空港〜品川:7102 9:19発 急行「印西牧の原」

 北総の電車。

  品川〜博多:522−1 9:58発 13A のぞみ13号「博多」 16号車2A指定席 喫煙車

 500系だ。16号車は一番後ろ。飛行機がかなり混んでたので新幹線も混んでるかと思いきや、あっさり窓側取れるし。意外と乗客少ない。ちょっと時間もタイトだったのだが、無事に乗れて一安心。500系は二度目。やっぱり700よりは500に乗りたいね。
 さて、博多まで長駆1168.1キロ、4時間57分の旅だ。まぁ、夜勤明けなんで居眠りしてますけどね。駅に着くたびに起きると。
<名古屋>
起きたら名古屋だった。たしか、三島の辺りは覚えているのでその先から寝に入ったのだろう。進行方向左側なので名古屋駅は殆ど見えない。
<京都>
ここも同じく、広いロータリーが見えるだけだ。あと、新都ホテル。
<新大阪>
宮原客車区が見える。ここも雑多な車輌がたくさんいて楽しい。それでもブルトレ系は減ったね。一部は向日町へ移っているからか?
<新神戸>
山の中だ。
<岡山>
岡山からは起きてます。何度か乗っているとはいえ、この辺が1番未知の区間なんで。
<広島>
芸備線のキハ40と同着。セノハチ越えのEF67を見ながら広島へ。セノハチも機会を見て撮影行きたいところだね〜。
<横川>
広電見えた。形式は解らんかったけど、クリームとダークグリーンの旧型車だ。
<新山口>
丁度良いところに停まった。
<新下関>
 ここから博多まで新幹線未乗区間。山陽新幹線は山陽本線の並行別線だと考えると、わざわざ乗らなくても路線踏破距離は変わらんのだけど、違う場所を走っている以上乗らないと気がすまない。
<小倉〜博多>
 雨、降ってるな・・・筑豊電鉄と交差。3000形が走っていった。逆側だったので楠橋の車庫は見る暇がなかった。
 あ、チャイム、「いい日旅立ち」なんだ・・・
<博多>
 
博多に到着したのぞみ13号。522−1ということはトップナンバー編成だろうか?
 
かもめ885系と、かもめ・みどり・ハウステンボスの783系。博多駅はいつも賑やか。これに787系つばめ、有明と883系、885系のソニックが加わる。ゆふいんの森、ゆふDXも来るし。いつでも何がしかの特急列車がいる駅だ。

○ 博多〜原田:クモハ813−206 15:06発 4351M 準快速「羽犬塚」

<南福岡>

リレーつばめ17号退避。プチ下車。電車区にゲタ電ナナサン改造の牽引車がちらりと見える。クモヤ740−2か−53だろう。まさかまだ残ってるとは思わなかった。独特の三段窓が残る牽引車ももう殆ど残っていないんじゃなかろうか?
<原田>

なんの変哲もないキハ40。これが筑豊本線の末端部、通称「原田線」を行ったり来たりする。
 

  原田〜桂川:キハ40 8126 15:56発 6626D 普通「桂川」

 原田〜桂川間は元々本数が少なく、現在も一日6往復。この列車の前は9:19発だし、後は18:20発で、原田側から乗るにはこの列車がもっとも適当な列車であるといえる。発車を待つ間にぱらぱらと鹿児島本線の列車からの乗り継ぎ客があり、間際には全てのBOXが埋まる程度の乗車率となった。前述の通り、この列車を逃すと18時過ぎまで列車はない。
 筑豊本線が電化され、列車は篠栗線経由の博多方面と、折尾から黒崎小倉方面への系統へと変化した。近代化から取り残されたのは両末端部の現在で言うところの通称、原田線と北の末端部若松線である。それでも、若松線は北九州の市街地を走るので比較的本数は多く利用のしにくさは余り露呈してこない。反面の原田線の没落振りは激しい。一昔前の客車列車がある時代はまだ良かったものの、かつて寝台特急あかつきが走ったこともある鉄路に、単行気動車だけというのは寂しすぎるよなぁ・・・やっぱり。戸籍上は「筑豊本線」なんだしね。
 そんなこんなで、いい機会なので、この福岡都市圏にありながら、乗りにくさ随一の原田線を片付けてしまおうと。
 単行気動車は雨の降り出した冷水峠に挑んでゆく。山向こうは博多の町の筈なのに、偉い山奥な感じがする。並行するバイパスは交通量も多く、都市近郊だということは窺い知れるのだが。
 桂川到着直前で信号待ち。桂川の構内線路配置がどうなっているのかは知らないのだが、篠栗方面への電車に当たったようだ。この雨からすると、多少の遅延が発生しているのかも。

<桂川>
 思ったとおり。筑豊本線は15分前後の遅れだそうだ。乗る予定の4648H快速折尾行きは到着時刻の16:33になっても姿を現さず。駅員に尋ねると、後藤寺線は運転見合わせ中とのこと。日田彦山も定時で動いているかどうかも怪しいので、原田に戻り久留米周りで行くことにする。
 16:33発の折尾行きは12分遅れて到着。しかし、博多方面への列車が来ないので発車しない。原田に戻るべくさっきのキハ40に乗り込んだものの、こちらも博多方面への列車の接続を待っているので発車しない。所定なら折尾行きと入れ違いのうえ、16:34分に発車しているはず。

  桂川〜原田:キハ40 8126 16:34発 6629D 普通「原田」

 博多行きの接続を待って20分延発。
 とりあえず、鳥栖か久留米でゆふDXに乗り継げば、日田で所定に戻せる。
<筑前内野>
雨にぬれる山間の小駅。
<原田>
再びやってきた。到着直前、東京行き寝台特急はやぶさが駆け抜けていった。

  原田〜鳥栖:モハ811−108 17:30発 4363M 快速「羽犬塚」
 
 土曜日とはいえ、夕方なので混んでいる。たいした距離ではないのでドア横に立つ。

<鳥栖>
外国製古レールとある。鳥栖駅6番線。

  鳥栖〜由布院:キハ182−1001 17:42発 85D 特急ゆふDX5号「大分」 2号車10D

 全席禁煙だ。元オランダ村特急のやつ。ゆふいんの森増発のためにでグリーンメタリックになっていたが、ワインレッドに塗り替えられた。
 ゆふDXとして185系と交互に運転されている。一編成一本しかないので、このゆふDX5号は偶数日のみ運転。奇数日はゆふ5号として185系で運転される。
 つまり、3往復のうち、1号と5号、それの対になる4号は偶数日にDXで運転し、同じく3号と2、6号は奇数日がDXで運転。それ以外が185系というわけだ。
 185系も乗ったことがないので、それでも良かったのだが、これはこれで。185は他でも乗れるけど、これには久大本線でしか乗れないしね。

丁度2号車の後ろよりに喫煙室が設置されていた。丸い小窓が一個だけ。たたみ一畳分くらいのスペース。
談話室みたいなものだろうか?客室と喫煙室の間に設置されている。
車内の様子。特になんの変哲もないね。
<うきは>
ああ、辛うじて・・・今回も下車できなかった。
<日田>
真っ暗でこれくらいしか撮ることが出来ない。
6分停車するのでプチ下車。と思ったら、上り列車遅れのために更に7分停車。
<恵良>
運転停車。遅れの上り特急ゆふ6号と交換。185系。
<由布院>

トロQのキハ58+65いるかな〜・・・と思ったけどいませんね。あわよくば、次の大分行きに充当されてないかな?なんて思いつつも、キハ125の2連だったと。

  由布院〜大分:キハ125 25 19:54発 4875D 普通「大分」

 6分延で出発。本日最後の行程。

 本日は大分駅前のビジネスホテルに泊まる。明日が早いので駅至近で便利。価格はシングル3500円。安いけど、安いなりのグレードだった・・・


9/11


 とりあえず、雨は上がっているようだ。
大分駅。
 さっそく、都城から吉都線周りで霧島温泉までの切符を手配する。
「すみません、日豊線は不通で・・・。」
「知ってます。代行バスは・・・。」
「明日からなんですよ。」
「ああ、そうですかぁ・・・・・・じゃぁ、日南線は動いてます?」←志布志周りを考えてみた。
「・・・・・・青島までなら・・・・・・。」
「解りました。じゃぁ、南宮崎までお願いします。あとはあっちで聞きます。」
 ということで、台風14号の影響で日豊線は不通のまま。青井岳で線路が流されたらしいから。この時点では南宮崎から霧島神宮の間が不通のようなことを言っていた。
 まだ光は弱いがとりあえず電留線の電車でも撮影するかということで。

 鹿児島本線側ではほぼまったく見ることが出来なくなった475系もまだこちらでは活躍しているようだ。
整然と並んだ窓が綺麗で、いい感じ。


 大分運輸センター全景。駅に併設された運転区としてはかなり広い方。電車から気動車まで、昼間は折り返し寝台特急富士の整備もする。規模は似たようなものだが、電車ばかりの門司港の電留線よりもおもしろい。
駅名票を475系をバックに。
大分始発のソニック4号883系

昔は夜行列車の発着する駅には必ずあった洗面台。これも貴重なものになってきた。バックが旧型客車か、せめてブルトレならもう少し情緒のある絵になったんだけどな・・・
6:44発1621M普通幸崎行き。

 そして、6:53、寝台特急彗星がやってきた。
 牽引機はEF81 415号機でヘッドマーク無し。ED76が牽引するもんだと思っていたので、こうゆうこともあるのかと。それにしては6分も停まるのは腑に落ちないと思っていたら、ここでED76にスイッチするようだ。
 
 本日は2、3号車を減車した4両編成。10月改正でなくなるとあって、乗客は多い。というか、殆ど鉄道ファンのようだ。機関車付け替えの間にみんなホームで撮影している。
 到着前に清掃の人とホームで話をしたのだが、やはり無くなると聞いて彗星を撮りに来る人が激増したそうだ。私も含めて・・・
 今日はこいつでヒルネ区間、大分〜南宮崎間を走破する。ちなみに、ヒルネは別府から可能である。

  大分〜南宮崎 スハネフ15 3 6:59発 33レ 寝台特急「彗星」 1号車 喫煙車。

 <本日の33列車編成>
宮←ED76 87+@スハネフ15 3+Cオハネ15 353(ソロ)
                          +Dオハネ15 41+Eスハネフ15 4

 延岡まではヒルネ利用は1号車のみ。延岡からはソロの2号車を除く全て(といっても3両だが)でヒルネ利用が出来る。
 車掌さんに立ち席特急券を購入する際に聞いたところ、南宮崎から先、田野というところまでは普通列車のみ運転されているらしい。その先、都城までは不通とのことだ。今後の参考情報にしよう。
 早朝と言う事もあってか、まだ寝台は半数以上が塞がっている。あいてないし、窓のカーテンも閉まったままのところが多いので、5、6番寝台横の通路補助いすに腰掛ける。

<臼杵〜津久見>
途中の信号所で南延岡発の2720Mと交換。475系3連。815とかばかりの感じがするけど、まだまだ走ってるな。
<津久見>
ソニック885系と交換。5分停車。やはりカメラを持ったファンがホームをあちらこちらに動き回っている。ソニックは全部大分発着だけになったのかと思ったが、佐伯発着も朝夕二本ずつだけあるんだな。
<重岡>
にちりん4号の485系と交換。運転停車なのでもちろんドアは開かない。
<市棚>
宮崎入った。これで47都道府県全て制覇!!
<北延岡>
列車交換。運転停車。にちりん6号と交換。485系国鉄特急色だった。
<延岡>
455系がいる。しかも大目玉!!
「兄ちゃん席空いたで〜。」
 といいながら大阪だか京都のおばちゃん達が降りていったので、有り難くそこを使わせてもらうことに。延岡からは1番寝台に。
<日向市>
高架工事中。
<南日向>
にちりん8号ハイパーサルーンと交換。7月に臼杵から乗った列車だ。
<美々津>
リニア実験線が近付いてくる。まだここで走行試験やってるのかな??

 宮崎が近付くと天気もよくなり、沿線にファンの姿も増え始める。終点南宮崎は徐行区間もあってか5分延着。
<南宮崎>
南宮崎へ到着した彗星。

ここでも使用されている軽量ディーゼルのキハ31。
 


 彗星は到着するとすぐに南方に引き上げ、さらに中線に戻ってきて、ED76はパンタをおろした。普段がどうなのかは解らないが、わざわざ整備のし辛い中線に入れているところをみると、ファンサービスだろうか?最後の花道だからね、少しでも多くの人に触れてもらいたいという現場のサービスだと思う。

 田野行きの臨時普通列車はちょこちょこ走っているようだが、なんせ山間だからそこから先の交通機関が心配。そもそも停電しているらしく、列車はキハ58が使用されていた。
 さて、宮崎までの切符は買ったものの、気になってみたので田野から先の交通機関について聞いてみた。あるにはあるが、本数は少ないという。やはり宮崎からバスの方が良いのか?と尋ねると、都城行きはそこから出るという、駅員さんの指差す方、外を見てみるとすぐ目の前に「宮交シティターミナル」があった。

  宮交シティ〜都城 11:15発 宮崎交通 「宮崎空港経由 都城」

 空港からは1番前に座る。都城までは1時間と少し。
<宮崎空港>
飛行機には乗らないのに・・・

 宮崎空港過ぎたら料金が下がったぞ?おそらく、宮崎市内から空港までと、空港以外の市内からの通し利用客との間で料金格差が出来るからの措置だと思う。ようは、空港を通ると遠回りで余計な料金がかかるからだね。
 高速路線バスだった。空港連絡バスなんかを除くと、高速路線バスって初めて乗った。
<清武>
バス停出た直後に日豊線と交差。丁度、キハ58の2連が走っていった。宮崎は58が結構走っていて嬉しい限りだ。 
<都城>
閑散とした駅。

吉都線用のキハ58だろう。これなら吉都線で吉松へ出たのだが、今度の列車はワンマン1両とのことなので日豊線を下ることに。
これも吉都線用の車輌かな?キハ40 8031

きりしま13号RED EXPRESS485系。
 
なんとTOPナンバーだ。

タバコを吸えるのは5号車だけ。ここは指定席と自由席の合造車。といっても、ヘッドレストカバーの色で区別しているだけだけどね。
こっちが自由席。

  都城〜隼人:クモハ485−1 12:44発 6013M 特急きりしま13号「鹿児島中央」
              5号車10D 喫煙車

 災害の影響で、都城始発。お客さん全然いない。
<西都城>
駅名票の隣駅「いそいち」の下にかすかに「いままち」の文字が残る。廃止された志布志線の駅名だ。発車後に左に分かれてゆく線路跡も確認できた。
<霧島神宮>
あまり良く解らないか。
<国分>
大隈線が分岐していた駅だが、痕跡は見つけられなかった。
桜島が見えるがてっぺん雲に隠れている。
<隼人>
 
駅名票と折り返し4232Dとなるキハ40
国分行き普通列車と並ぶ。
 14:03発の普通列車で霧島温泉まで向かうつもりだったが、折り返しでやってきたのはキハ40の単行だったのでパスして、特急「はやとの風」に乗ってみることに。いろいろ話題の列車だし。
 
  隼人〜霧島温泉:キハ140 2066 13:51発 7024D 特急はやとの風4号「吉松」
                   2号車3D 全席禁煙

 窓が開く特急列車というのも珍しいが、そもそもキハ40を特急車輌に仕立て上げる発想が驚きだ。キハ140 2066と147 1051の二両連結。

車体中央にある展望席。左右にある。右上にチラリと写っているのが発券業務や車内販売を行う添乗員さん。沿線アナウンスまでするので結構激務だと思う。運航開始当初は2名乗務だったようだが、現在は1名のようだ。ますます大変だろう。今日はそんなに乗客も多くないが、きっと夏休み中なんかは目が回るくらい忙しかったに違いない。
<嘉例川>
 添乗員さんの説明によると、今年で築102年目の木造駅舎だそうだ。出来る限りオリジナルに整備して保存使用しているそうだ。なんだか人だかり・・・乗るのかな?と思いきや、列車と駅の写真だけ撮ってていっこうに乗ってこない。
 ここでは5分ばかりの小休止。駅舎の見学時間をとってあるのだ。というわけなので、プチ下車して、嘉例川の駅舎とこの列車の撮影を済ませてしまう。

これが築102年の嘉例川駅舎。車が邪魔だなぁ・・・なんとか人だかりは隠して撮れたのだが。
 
嘉例川に停車中のはやとの風。左はキハ140、右は147。ほんとに真っ黒・・・。

展望席はご覧のような感じで。足元にも窓がある。

車内全景。全体が木目調で統一されており、同時にデビューした新幹線つばめに通じるものがある。そもそもは885系から採用されてきた手法だが。

窓が開くのでこんな写真も車内から撮れる。人気が無くなったところで・・・

 結局、駅にいた一団は殆ど乗車してこない。どうやら乗ることより見ることが目的の人達みたいだ。道理で駅前に車がたくさん停まっていると思った。車内は閑散としたまま観光停車の嘉例川を後にした。
<霧島温泉>
はやとの風をバックに。

展望席部分を外から。ご覧のように窓は屋根にかかるまで大きくとられている。

 霧島温泉郷への入口駅のためか何人か下車。しかし、駅周辺には温泉場は無く、期待していた共同浴場なんて影も形もなかった。駅前では地元の人達のバザーが開かれている。
元々は「霧島西口」といった。

 ここから鹿児島空港へのバスが出ているので、それで空港へ・・・・・・と思ったのだが。
 全然バスの姿が無い。唯一停まっていたバスは「霧島いわさきホテル」へ行く路線バスで、これははやとの風に接続して運行されているものだ。それもまもなく行ってしまい。駅前にバスの姿は無くなった。駅前広場を出た先の県道にバス停があり、鹿児島空港行きのバス時刻が載っていたがなんと朝の7時代に一本のみ。
 駅に取って返し、バスの時刻表を見つけ確認してみると、15:58分に空港行きのバスが来るようだ。そもそも、先ほどのいわさきホテル行きのバスに乗っていれば終点で空港行きのバスに乗り継げた。まぁ、後の祭りなのだが。次の空港行きのバスまでは1時間と20分程度の時間がある。先ほど空席状況を見たら残席がかなり少なくなっていたので、早めに空港に行きたいのだが。

駅舎内には霧島を巡る観光地図が掲出されていた。そこそこ年代モノだな〜なんて思ってみていたら・・・

なんと栗野から薩摩大口への山野線が描いてある!!

  霧島温泉〜中福良:キハ40 2065 14:54発 4233D 普通「隼人」

 調べてみたら、空港の最寄り駅は二つ手前の中福良だということが判明した。時間もあるし、中福良まで戻って歩いてみるかと・・・
<中福良>

中福良に到着。とても傾いている。

とても山の中・・・空港が近いのは解る。飛行機の音がするし。

 集落の細道を辿り、県道へ出てみる。

 先日の台風でがけ崩れ寸前。倒壊した樹木が電線に引っかかって辛うじて留まっている。電線が重みに耐えられずに切れたら、凄い量の倒木が道路になだれ落ちる。
 ところで、これが中福良の駅前通である。これを見た時点で選択肢はBAD確定である。
 というか、やはり想像以上に山間部だ。なんせ、空港への目印が無い。比較的大きな通りがあるなら、それに沿っていけばおおよそ方向目的地は探れるが、駅前通がなにせあれだから。
 少し山道を歩いてみて、やはり無理そうだと早々に駅に戻る。
 じきに吉松方面の列車が来るだろうから、それに乗って霧島温泉まで戻って素直にバスを待つかと踵を返したところで、警報機の音。
 目の前を吉松行きの普通列車が走っていった。これで、いよいよ、後が無い。さっき見た地図では、中福良と嘉例川の間に空港方面へ向かう道が描かれていた。それに、嘉例川なら特急も止まるし、最悪それで隼人なりへ戻ればいい。嘉例川に向かうことにした。
 30分程山道を上がり下がりして歩くと、それと思わしき二車線の県道にぶち当たる。恐らく、このままいけば空港だよなぁ・・・と思いつつ、確証がないので、ひとまず嘉例川の駅へ向かうことに。はやとの風が戻ってくる頃合だしな・・・と、駅に着く寸前に踏み切り警報機の音。いやな予感はした。駅まではまだ少しあるが、丘の上から駅の見下ろせる地点まで来た。予感の通り、いましも隼人行きの列車が出発するところであった。
 それでも、他に手が無いので駅に行ってみる。相変わらず列車に乗らない観光客がいる。霧島温泉にはあったのだが、タクシーの迎えの電話番号でも書いてないかと探してみるが、それと思わしきものは無い。代わりに、先ほどの二車線県道に「嘉例川」なるバス停があることが判明した。確証は無いが、車の交通量を見ても空港に通じる道だと思われる。ならば、バスも空港行きがある可能性がある。それしか手はないし、ひとまずバス停に行ってみることにした。どうせ列車は一時間近く来ない。
 もと来た道を歩くこと10分。県道と肥薩線がオーバークロスするそばにバス停はあった。

 予想的中で空港行きのバスが来るようだ。後40分あるが、この際何でもいい。

霧島連邦に抱かれた鹿児島の山中でこんなに徘徊するとは思わなかったが・・・これも経験だよね。

○ 嘉例川〜鹿児島空港 林田バス 16:22発 「鹿児島空港」

 なんと、このバス、スイカのようなタッチ式のICカードが使える。田舎だと思っていたが、思いのほか進んでいる。

 そんなこんなでなんとか鹿児島空港に到着。素直に霧島温泉からバスに乗っていれば、30分は早く到着していただろう。なにはともあれ、チェックインカウンターに急ぐ。
 東京行き630便「少々空席あります」の表示。なんとかなるかな、と思ったのもつかの間。
「14席しか残りが無いので、キャンセル待ち扱いになります。」とのこと。
 一難去ってまた一難。これ、最終便だから乗れなかった東京帰れない。最悪、鹿児島にもう一泊かな?と想像していたことが、にわかに現実味を帯びてきた。
 まぁ、じたばたしても仕方ないし、まだ空きはあるので気分を入れ替え、展望デッキへ。

おお、いるいるYS11。サーブにダッシュ8。かなり頻繁にコミューター路線は運航されているらしく、かなりの数の小型機が発着を繰り返している。
おりしも東京行きのスカイマーク機がランプアウトしていった。

広い展望デッキ。50円の料金は徴収されるが、柵も低いし十分撮影に耐えられる。ロケーションは悪くない。午後から順光で、晴れていればバックに霧島連邦が臨めるだろう。

 空港内の喫茶店でとんこつチャーシューラーメンを食べ、コーヒーを飲みつつ時間を潰し。おみやげを買っているうちに呼び出し時刻に。
 結局、なんとか席は確保できて、東京に帰れることに。ほっとした反面、ちょっと鹿児島滞在にも期待していたりして・・・

 鹿児島〜東京 JA702A B777−200 NH630 18D

 離陸重量増加型、つまりIGWだ。むかし国際線飛んでたやつだな。

だからシートバックテレビが着いている。もっとも、この便ではモニターは使用できないそうだ。非常用設備案内だけが流れていた。ニュースなんかも前方のスクリーンだけだった。もったいない。

 案内は18:50。定時なら19:00発のところ、19:05に変更になっていた。

 19:01 ドアクローズ。
 19:09 プッシュバック開始。
 19:22 テイクオフ
 19:36 ベルトサインオフ。サービス開始。真ん中の席なんで、外何にも見えない。
 20:35 ベルトサインオン。
 20:45 Aランウェイにタッチダウン。
 20:54 64番スポットに入った。

 

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