北海道東北/北国縦貫紀行

2006/1/8

毎度ながら、夜勤明けで直行出撃!

HND→CTS NH057 B767−300 JA8259 33A 9:30発/11:05着

 
58番スポット。これから搭乗するJA8259号機。

9:15 ボーディング開始。PAXは70人位。連休のなか日とあって、千歳便とはいえB767でも輸送力過剰状態。
9:27 ドアクローズ。
9:30 定刻に機首を北へ向けてプッシュバック。どうやらスカイビジョン映らん様だ。お、直った・・・いや、ダメか?
9:33 タキシー開始。
9:38 ランウェイ34Rをローリングテイクオフ。快晴なので遠く富士山までくっきりと見渡せる。

関東も北限まで来ると雪が目立ってくる。那須上空辺り。少し、雲が増えてきた。

会津盆地の上だけ、ぽっかりと雲が無い。写真には無いが、画面下には猪苗代湖の湖面が広がっている。

田沢湖上空を通過。このあたりも上手く雲が途切れてくれた。
 内浦湾上空を千歳に向けてまっすぐに降下して行く。北海道も思ったほど天気は悪くない。上から見た限りでは内浦湾も穏やかなようだ。
10:56 快晴の千歳空港にランディング。SATのダッシュ8がいる。
11:01 スポットイン。

千歳に到着した57便JA8259。

  新千歳空港→南千歳:サハ784−3 11:19発 3873M 快速エアポート113号「旭川」 2号車15A

 札幌からスーパーホワイトアロー11号になる。785系は初乗りだ・・・・・・というか、良く考えたら実物見るのも初めてかも?

南千歳に到着したエアポート113号。
 
南千歳の駅名票と、千歳空港行き快速エアポート106号の721系。 

  南千歳→苫小牧:クハ721−3017 11:39発 2752M 普通「苫小牧」 12D

 空港からの快速エアポートの接をとって3分延発。
<南千歳〜美々>
空港が見える。中国北方のMD90、エアマイクのB737−800がいた。普通列車だが、美々には止まらない。原野ではないが、このあたりは針葉樹林帯で人家は殆ど無い。一日三本ある美々通過の普通列車のうちの一本のようだ。
<植内〜沼ノ端>
立派な複線線路と交差する。余りにもそれぞれが我関せずといった交差の仕方だったので、次の沼ノ端で合流する室蘭本線だと気付くのに少々時間が掛かった。本州ならもっと狭いエリアで交差して合流するものだが、双方が一旦はかなり離れる。この辺、土地が有り余っている北海道らしい。
<苫小牧>

苫小牧に着いた2752M。巻き上げる粉雪で列車の前面も雪化粧。

隣のホームには日高本線鵡川行4229Dのキハ40がいる。日高本線は「本線」とは名ばかりの長距離ローカル線。優等列車はおろか、快速すらない。終点の様似までは苫小牧から実に3時間もかかる。こいつを片付けられたらかなりの成果になるのだろうが、いかんせん時間が掛かりすぎる。
 
跨線橋を渡った反対側のホームには東室蘭行436M711系が客待ち中。北海道電化の立役者も、札幌近郊輸送の任は721、723に譲り、本線のローカル運用に専念しているようだ。乗ったことはあるが、今回ぜひ乗っておきたかった形式ながら、ついぞ乗る機会に恵まれなかった。

特急すずらんの到着を待っていたら、南方の引込み線からDD51がコンテナを引いてやってきた。北海道では大分見かける機会もなくなってきた感のある通常カラー1168号機。

札幌行1035M「すずらん5号」は781ー901編成。901編成は試作車編成だ。
 今度の室蘭行きは438D。全線電化区間なのに気動車。キハ150 105+キハ40 783の2連だ。

  苫小牧→岩見沢:キハ40 825 13:16発 1471D 普通「岩見沢」 16D

 キハ40 767+825の2両編成。後ろよりの825に席を取る。

発車まで時間があるので、ほっきめしを買ってきて食う。一個1000円。季節限定の駅弁。とはいえ、7月から4月までと一年の大半は販売しているのだが・・・

 室蘭本線の苫小牧以北は、本線ではあるものの運転系統としては完全にローカル線。しかし、かつての石炭輸送の大動脈だけあって複線だし路盤はしっかりしている。
<沼ノ端〜遠浅>
しばらくは針葉樹林の中を千歳線の上り線と併走する。下り線は先述の通り、遥か彼方を通っている。
<由仁>
キハ400のお座敷車3連と交換。
<栗山>

栗山駅舎。この辺りまではとても天気が良かった。夕鉄の跡はわからじ。
この先、栗山-栗丘-栗沢と「栗」が三つも続く。
<岩見沢>

岩見沢に到着した1471D。岩見沢は曇り空、粉雪が舞っていた。ようやく、本当の北海道に近付いた気がした。
 
駅名票、そして側線に停まる711系。

岩見沢からは初乗りの731系。雪がこびりついてもう、なんだか良く解らん。

  岩見沢→江別:モハ731−104 15:10発 244M 普通「手稲」

 オールロングシートか・・・こいつ。

  江別→札幌:モハ721−7 15:30発 3242M 快速石狩ライナー「小樽」

 244Mで札幌まで行くつもりだったが、江別で快速を先行させるということで、そちらに乗り換え。少しだけ早く札幌に着く。

<札幌>
 小樽行きだった3242Mは、銭函〜朝里間で雪崩があった影響で札幌止まりになってしまった。函館本線は手稲〜小樽間で運転見合わせとのことだ。
 ここで、当方は少しJRから離れる。10年以上ぶりの札幌はほとんど始めての土地。地下道を迷走しつつ、地下鉄の札幌駅へ。まずは南北線で大通へと向かう。地下鉄から市電への連絡乗車券を購入。

  さっぽろ→大通:5506 16:02発 「真駒内」

 なんだか凄い混雑だ。まぁ、一駅なので我慢ガマン。

 大通駅から西4丁目電停へ歩く。といっても、殆ど目の前だが。

  西4丁目→西線11条:8502 16:10発 「すすきの」

西4丁目に停まる8502。VVVFインバーター制御だ。


大分暮れてきた。西線11条で。きっとこんなところでは普通の旅行者は下車しない・・・

  西線11条→すすきの:255 16:35発 「すすきの」

すすきのに着いた255。釣り掛け駆動だった。

 結局、小一時間かけて市電を全線乗ってしまった。さすがに10年も経つと旧型車の数も減ったようだ。すすきのから再び地下へもぐる。今度は地下鉄で行ったり来たりするので、地下鉄限定一日乗車券を購入してしまう。800円。磁気カードタイプで、自動改札に投入可能。

  すすきの→真駒内:5206 17:10発 「真駒内」

 さっき乗った編成だ。真駒内まで行って、麻生へ行ってまた真駒内行になって戻ってきたというわけか。
 前回は自衛隊前〜真駒内間たった一駅を乗り残しているので、それをまず片付ける。
<南平岸>
ここからは高架地上区間。しかし、雪害の影響を防ぐために、ドーム上の屋根が付いている。
<真駒内>
これで南北線の南端部に残っていた未乗区間は消化した。
殆どの電車が5000系になっていたが、若干古いのも走っているようだ。乗りたかったのだが、機会に恵まれず。写真は5105F。
 一度改札を出て、再びホームに戻る。到着した電車はそのまま折り返さず、一度引き上げ線に引き上げた後、反対側のホームに横付けされる。その時間差があるので、結局次の電車も同じ編成に当たる・・・

  真駒内→大通:5306 17:35発 「麻布」

 さっきから同じ電車ばかり、それでも、乗る車輌くらいは変えておきたい。

  大通→宮の沢:6224 17:53発 「宮の沢」

 ここからは東西線。東西線は完全に初乗り。

  宮の沢→大通:6324 18:15発 「新さっぽろ」

<大通>
  
東西線の車輌達。左は6000。真ん中は8000。右は6000の試作車6101F。

  大通→栄町:7216 18:40 「栄町」
  栄町→福住:7216 19:00 「福住」
  福住→さっぽろ:7216 19:28 「栄町」

 ずっと同じ車輌で東豊線全線完乗。南北線のさっぽろ以北と、東西線の大通以東は次回のために残しておくということで、夕食へ。

<札幌>
雪の影響で各方面の列車に遅れが出ているようだ。
キハ142−4。21:20発札沼線641D石狩当別行。

かなり遅れて入線した21:34発の1040M「すずらん10号」東室蘭行。

すずらん10号781系と731系。

  札幌→青森:スハネフ14 551 22:00発 202レ 急行はまなす 「青森」 1号車B寝台3下 喫煙車

 21:30頃入線。撮影、記録に時間を要すため、早めの入線はとても有難い。
 本日の編成は函館方より、

 DD51 1142+スハネフ14 551+オハネ25 15(金帯)+スハフ14 555+
          オハ14 512(カーペット)+オハ14 503+オハ14 508+スハフ14 508


ヘッドマークつき、牽引機のDD51 1142号機。

1号車ドア横「SLEEPING CAR HAMANASU」のエンブレム。
札幌発車時の最後尾スハフ14 508。
「のびのびカーペット」4号車オハ14 512。

「急行」に「青森」の文字はファンにはやはり特別な感慨があると思う。夜行列車にこれほど似合う方向幕は他に無いと思う。
スハネフ14 551の車掌室。扉が開いていたので失礼して一枚。

 鉄道情報誌に「年間を通じて、重要と供給のもっともバランスした急行列車」という文言が書いてあったが、確かに盛況。札幌からの長距離通勤客で自由席は満席だし、きっと指定も一杯だろう。カーペット車に至っては発売開始翌日ですでに指定が取れないほどの盛況だった。寝台車は発車時点で7割くらい。乗車した区画も3人乗車していたし、最終的には4人になっていた。
 どうやら、乗り継ぎの稚内からのスーパー宗谷が遅れているらしく、発車は22:20頃になる見通しだという。さらに、件の宗谷は途中の厚別でポイント不転換の煽りをくって更に遅れる見通しだということだ。
 最終的に、22:29発車。29分延発。この先も降雪がある影響で遅れは拡大する恐れもある旨アナウンスが入る。
 そうそう、アナウンスの前のチャイムは定番「ハイケンスのセレナーデ」これを聞かないと寝台列車に乗った気がしない。

1/9

 いつごろ日付が変わったのかは定かではないが・・・
 突然、下から突き上げるような揺れ方に変わった。線路状態が本線の重規格のそれよりも悪くなったようで、どうやら森からの海線、通称「鹿部線」に入ったようだ。北斗などの優等列車は距離の短い駒ケ岳経由山線を通るが、はまなすは時間を稼ぐ関係か、それともDD51単機では8両の旅客車を牽引できないのか平坦な海側を経由する。この区間も乗っていないのではまなすが経由してくれて丁度良い。
<函館>
機関車がED79に変わる。本日の牽引機は18号機のようだ。後ほど青森で確認した。というのも、夢うつつで交換風景は見てないし、進行方向が変わったことは解ったので函館を発車したとわかっただけなのである。
<青森>
最終的に、青森には3分延で到着した。青函トンネルの中で稼いだのだろうか?
 
青森に到着したはまなす。乗車したスハネフ14 551は付着した雪でバックサインも隠れてしまった。

到着するとすぐに青森運転所への回送のため最後尾にDE10が近付く。係員の誘導の下、そろりそろりと近付く。

本日の回送担当機はDE10 1705号機。エンジンルームにあんなに雪をのっけてて大丈夫なのだろうか??

連結されたDE10。発車までしばし待機。

隣の3番ホームには6:07発の2008Mいなほ8号が入線していた。本来なら新潟行きだが、羽越本線での脱線事故の影響で本日は酒田行。新潟まで行くと、特急でありながらも7時間近くも掛かる。上沼垂区の485系原型車。

ずっと昔からの乗り徳列車の一つ、6:05発の323M津軽線普通列車「蟹田」行。485系で運転、グリーン車もついている。

○ 青森→弘前:クハ700−13 6:12発 632M 普通「弘前」


青森駅で発車待ちの632M。となりにはまだ乗ってきたはまなすが停まったまま。
 先行するいなほ8号の開通待ち。2分延発。
<鶴ヶ坂>
対向列車遅れのため、三分停車。少しずつ明るくなってきた。
<弘前>
5分延着。直ぐの連絡で鷹ノ巣行きに乗り継ぐ。雪は降っていない。

  弘前→大館:キハ58 1523 7:00発 1634D 普通「鷹ノ巣」 18A

 奥羽本線に辛うじて残る気動車列車。良く利用する。本日は国鉄急行色のキハ582連。鷹ノ巣方より1523+1528で、前者はオールクロスシート、後者はデッキよりがロングに改造されている。1523は新潟鉄工、昭和43年製。
 発車直後、黒石行弘南電鉄の7000系と併走。
<石川>
大鰐温泉行弘南の7000系と交差、併走。
<大鰐温泉>
弘南電鉄の名物、一台車一モーターの6000系が雪に埋もれていた。ここから陣場にかけて峠越えとなる。
<碇ヶ関>

完全に夜は明けた。本来ならこのあたりで大阪発の日本海1号とすれ違うのだが、件の脱線事故の影響で日本海縦貫線を通る夜行列車は軒並み運休となっている。
<大館>
 
大館に到着した1634Dのキハ58 1528。

雪のホームに停車する、急行色のキハ58。これだけ見ると、昭和40年代から50年代の急行列車の姿を彷彿とさせる。急行しらゆき・きたかみ2号、金沢・仙台行といったら信じるだろうか??
 
大館は忠犬ハチ公の故郷なのである。

 
鷹ノ巣行きを見送って待つことしばし、鹿角花輪からの快速秋田行きが到着。
 秋田方からキハ58 23+28 2047+58 54の3連。ちょっと前まで急行よねしろだった列車だ。快速に格下げされただけで運行時間も車種も殆ど変わっていない。オール転換クロスシートにリニューアルされたキハ58系列の三両編成。よねしろ時代に乗ったが、そのときも秋田方に54が付いていて、これに乗車した。先頭車両のみ喫煙車だったのだが、快速に格下げされてどうなったのかと思ってみてみたら、やはり全車禁煙車になっていた。
 
秋田行きを見送り、朝食の鶏めしを食す。大館のホーム待合室はいつもストーブが点いていて暖かいので有難い。本来なら、ここで上野発の寝台特急あけぼのがこのタイミングで来るのだが、例によって運休。

8:31、3番ホームに盛岡発の1925Dが到着。これが折り返し1928Dとなる。キハ58 1515。

1515の車内。

  大館→湯瀬温泉:キハ58 1515 8:42発 1928D 普通「盛岡」 

 大館方よりキハ58 1506+58 1515の2連。どちらもオールクロスシート。
<東大館〜扇田>
スピード上がるとぴょんぴょん跳ねるように走る。1500番台はエアサスだったかな?
<扇田>
かなり雪が降ってきた。駅前に「ひないの湯」という温泉がある。次回、訪ねてみよう。
<大滝温泉>

<十和田南>
スイッチバックのため4分停車。大館行1927Dと交換。キハ58の2連で前一両が急行色車。1520+1525(大)。これが折り返しの快速八幡平になる。恐らく、大館で後ろに留置されていたキハ58+52を連結して4連になると思われる。
<湯瀬温泉>

大館から一時間余りの湯瀬温泉で途中下車。かつてはただ「湯瀬」といった。他にも、鹿角花輪は「陸中花輪」といったし、安比高原は「龍が森」、松尾八幡平は「岩手松尾」といった。余談ですが・・・。

湯瀬の駅前通。人気が無い。商店はあるものの、どれもシャッターは下りたまま。通りを抜けて、踏切を越えると温泉街へ行き着く。

駅から徒歩10分。湯瀬ふれあいセンターで一風呂。一回、200円とリーズナブル。というか、東北の温泉地の公衆浴場は大概この程度の価格である。朝、10時前だというのに、地元の方々で結構賑わっていた。お湯は余り熱くなく雪で冷え切った身体にも丁度良い。撮影予定の次の大館行き列車が通過するまで1時間半程度あるのでしばし休憩。

湯瀬ふれあいセンター前、湯瀬ホテルに面する渓流はよねしろ川。

湯瀬ホテル横から。ここから鉄橋を渡る花輪線列車を撮影したいところだが、いかんせん角度がよろしくない。大館行き列車だと後追いになる。時間もあるし、鉄橋の向こう側に回ってみる。

国道282号線に出て回り込んでみた。悪くは無いが。路肩の雪が高すぎて撮影の足場を確保できない。ロケーションは申し分ないんだけどなぁ。温泉街も一望できるし。仕方ないのでさっきの地点に戻ろう。

湯瀬温泉から大館方面へ二つ目の踏切から。望遠で引きつければ右側の民家を隠せるので悪くは無いのだが、次の列車を対象にすると、ここも後追いなのでダメ。またの機会に・・・

つららも凄いんだけど、それ以上に上にのっかってる雪。垂れ下がってきてるし。おちてきたら・・・ひとたまりもないよな・・・なんて。温泉街の一角で。

結局、当初の地点で。湯瀬渓谷の観光案内板の根元を潜り抜けて、川沿いぎりぎりまで接近する。

案内板全景。
で、残念ながら写真は残ってません。EOSで撮影したのでPCにまだ取り込めない。大館行1929Dはキハ52+58+52の3連。前2両が国鉄色という陣容。
次の盛岡行まであまり時間も無いので急いで駅へ戻る。

駅名票と名所案内。
 
だそうだ。湯瀬温泉の駅舎内に飾ってある。

物置に掲げられていた。タブレットかスタフの形状だろうか?もちろん現在は使われていないが。

  湯瀬温泉→盛岡:キハ52 110 12:01発 3930D 快速八幡平 「盛岡」

 キハ52+58+58+58の4連。やはり大館行1927Dに52+58を増結したものだ。しかし、4連だとえらい長く見えるな。DMH17エンジンも実に8連装というわけだ。経験上、これが盛岡についた後、52+58だけが15:03発大館行き1933Dになるようだ。昨年乗った列車だな。
<兄畑〜田山>
線路端の崖の上に野生のカモシカがいた。野生のって言うか、飼いカモシカは普通いないから野生だろうな?
 龍が森を越えると天気は良くなり、青空が広がってきた。

盛岡に到着した3930D快速八幡平のキハ52 110。例によっていわて銀河鉄道のホームに到着する。乗り継ぎの快速リアスまで余り時間がないのでJRホームに到着して欲しいのだが・・・。

  盛岡→茂市:キハ52 126 13:46発 3652D 快速リアス 「宮古」


盛岡で発車を待つ快速リアスのキハ52。52 126と58 1514の2連。この間は4連だったのになぁ・・・
山田線も結構雪が深い。上米内まで各駅に停まった後、陸中川井まで1時間以上停車しない。陸中川井の次はもう茂市である。
<区界>
「くざかい」と読む。一日上下8本列車が通るのだが、そのうち、このリアスだけ通過する。その名の通り分水嶺だろうが、雪の量も半端ではない。助役が赤い端をもち、通過する我が列車を直立して見送っている。
ちなみに、「レールスター」なる軌道巡回車を発見。名前はたいそうなものだが・・・
<平津戸>

通過直後の鉄橋上で。
<平津戸〜川内>

<川内〜箱石>

完全に流れが凍結している。

  茂市→岩泉:キハ52 147 15:35発 685D 普通「岩泉」


茂市で発車を待つ岩泉行685D。キハ52の単行だ。宮古からやってきて、岩泉→茂市→岩泉→宮古と岩泉線内を二往復し夕方の仕業を終える。
<岩手刈屋>

茂市の隣の駅。
<押角>
かつてはスイッチバックだったようだ。後で調べたら、やはりスイッチバック駅。岩泉側には分岐の跡が残り、森の中にはホームやらの遺構が残っているそうだ。こちらはそんなことは露知らず、列車は路線最長の押角トンネルへと突入する。
<浅内>
広い構内が残る。かつては大きな貨物取扱い駅だったようだ。それもそのはず、かつての終着駅。
<岩泉>
一日三本しか列車が来ない駅にしては大きく、立派過ぎる駅。終着駅で一日3本という数字は、札沼線の新十津川と並んで日本一少ない数。
 
暮れなずむ岩泉駅に到着。ホームは片側一本設計上は島式ホームで、恐らくは交換が可能なように構内配線がなされるはずだったのだろう。というのも、今でこそ、いや、これから先も永遠に終着駅だろう岩泉だが、当初は海沿い小本まで至る路線の中核となる中間駅になるはずであった。延長工事は昭和54年に完全に凍結され、以降ここから先に路線が延びることは永遠に無くなった。
小本までの延長を夢みて、まだ線路は先へと続いている・・・。

必要以上に長いホームが、この路線が地元の期待を背負って敷かれた事を暗示している。岩泉駅から程近い景勝、龍泉洞へのアクセス拠点として観光客輸送を行えるように、路線規模からは不釣合いとも思えるほど長いホームが建設された。

駅舎も鉄筋二階建てのとても大きなもの。ローカル線には似つかわしくない。本線でもここまで立派な駅舎を持つ駅は中々ないと思われる。それが、超ローカル線の末端にあるのだから不思議としか言いようがない。
折返しまで1時間程度あるので、更に先へと進む線路を可能な限り追跡してみようと思う。
駅舎を出て右へ折れる、寂れた駅前旅館の脇を通り進むこと数分。

道路がコンクリアーチと交差した。間違いなく、岩泉線の延長部分だろう。こうなると、上に線路が存在するのか気になってくる。なんとか登れないものかと、とりあえず潜り抜けて向こう側へ。道路は程よい勾配で路盤と同レベルまで登っている。
畑の向こうに低い築堤が臨まれ、その延長には体育館とおぼしき立派な建物が聳えている。目を凝らすと、潅木に囲まれながらも車止めを視認することが出来た。

畑の畦を通り、末端部へ来て見た。永遠に潰えた鉄路の夢の果てが・・・

末端から岩泉駅方面を見る。写真真ん中、微かに光っているのがキハ52のライト。

木立の中、雪の中に錆びたレールが埋もれる。廃線跡の様相だが、けして「廃線」ではない。最初から、ここを列車が走ったことはないのだから。
今度はそのまま線路を歩いて駅へと向かう。
 
微かに残る残照の中、茂市行「夕方一番列車」が発車を待つ。

煌々と蛍光灯が照らす、岩泉駅待合室。まもなく列車が出るというのに、人気は皆無。広すぎる空間が一層の寂寥感をさそう。ここが人で賑わうことはこの先もうないのだろうか??

岩泉発車直前の686D車内。乗客は5人。地元の人1人と、あとはさっきの列車で来て折り返す鉄道ファン4人だけ。

  岩泉→茂市:キハ52 147 17:20発 686D 普通「茂市」


茂市に到着した686Dのキハ52。途中で、地元利用客の多少の増減はあったものの乗客はついぞ増えることなく終点の茂市に到着した。
<茂市>

改めて見渡すと広い構内がかつてのジャンクションとして賑わったことが伺える。山田線も岩泉線も貨物輸送が盛んだった頃にはさぞかし賑わったことだろう。

  茂市→宮古:キハ52 153 18:32発 658D 普通「宮古」

 単行の上に混んでいる。丁度、盛岡方面からの夕方ラッシュ時の列車のせいだろうか。宮古まで直ぐなのでドア横、簡易デッキ仕切り部のロングシートで過ごす。
<宮古>

宮古に到着した658D。本日の旅程はこれで終了。後は投宿といったところだが、その前にみどりの窓口へ寄って明日の快速はまゆりの指定券を購入しておく。窓口氏は自由席も付いていると言うが、それは承知しているが指定が欲しいと言い張る。というのも、盛岡方面への朝の通勤列車であるし、釜石での乗り換え時間が7分と短いので座れないと困るからだ。釜石での乗り換えに関しては明日心配無用だったことが判明するが・・・。「はまゆりに乗った」という実績を残しておきたいという魂胆もある。そんなわけで、510円別に払って無事にはまゆりの指定を確保。

今夜は「幸プラザホテル」様にお世話になります。

1/10

<宮古>
本日も未明の出発。まだまだ真っ暗闇。

早朝の宮古駅。

発車を待つ釜石行きと側線で出発準備をする気動車群。

釜石行のキハ112−1。今回始めてのキハ110系列。

  宮古→釜石:キハ110−5 5:35発 634D 普通「釜石」

釜石方より110−5+111−2+112−1の三連。3両全部微妙に形式が違う。

3両全車が転換クロスシート仕様。しかも全席「後ろ」を向いてセットされている。・・・まさか・・・。なんとなーくだけど、釜石着いたらそのまま快速はまゆり2号になるような気がする。宮古から行くと釜石で進行方向変わるからなぁ・・・ま、一時間後のお楽しみということで。
<豊間根>

<岩手船越>
車掌さんがやってきて、「この列車は快速はまゆり2号になります。この車輌は釜石から指定席となります。」と言って歩いてきた。お客さん殆どいないけどね。あ、私、指定券持ってるんで、このまま乗っていきます。ってか、やっぱりそうか・・・
<波板海岸>
このあたりは海にとても近い。朝焼けの海岸、入り江が凄く綺麗だ。
<吉里吉里〜大槌>


朝焼け〜。
<大槌>
指定の6Dへ移動する。通勤、通学客が多くなってきた。
<釜石>
 
釜石に着いた634D。そのまま快速3622Dになる。

  釜石→花巻:キハ110−5 6:55発 3622D 快速はまゆり2号「盛岡」 3号車6D指定

 まぁ、さっきの列車だからね・・・。釜石から若干乗ってきたが、それでも車内は閑散としている。
<陸中大橋>
ホッパー積み出し施設が残る。宮古行1637Dキハ110と交換。ここから列車は180度転進、Ωループで高度を稼ぐ釜石線の白眉である。まもなく、眼下に陸中大橋の駅が見えてくる。

先ほど通ってきた線路が臨める。まもなく列車は右へカーブしトンネルへと突入する。
<遠野>

4分停車するのでプチ下車。
 「フォルクローロ」はエスペラント語での遠野の愛称。「民話」という意味もある。釜石線は宮沢賢治の童話、「銀河鉄道の夜」のモデルになったとされ、そのため各駅にエスペラント語の愛称が付けられている。釜石線自体も「銀河ドリームライン」という愛称がある。
 ちなみに、エスペラント語とは国際交流用の言語であり、単一の限られた地域で有効な言語というわけではない。「エスペラント」とは「希望を描く者」という意味であり、開発者のザメンホフ氏のペンネームである。岩手県を「イーハトーブ」と詠んだ賢治の話は有名であるが、「イーハトーブ」という言葉がエスペラント語を賢治がもじったものであったそうだ。そんなことから、賢治紫の釜石線の駅名にエスペラント語の愛称が併設されるようになった。
 遠野のほかに、花巻=チェールアルコ(虹)、陸中大橋=ミナージョ(鉱石)、釜石=ラ オツェアーノ(大洋)、浪板海岸=オンドクレストイ(波頭)というように、花巻から浪板海岸まで各駅に付けられている。
<宮守>

岩手軽便時代の橋脚が見えた。ここは世界初のわさびビールを開発した土地。むかし、飲んだことがある。鼻の裏に少しツンと来る、薄緑色のビールだ。
<花巻>

花巻に到着したはまゆり2号。ここで再び進行方向が変わる。なんでこんなややこしい配線にしたのかと思ったが、良く考えたら昔は仙台方面からが主流のルートだったんだな。


  花巻→一ノ関:クモハ701−1035 8:45発 1530M 普通「一ノ関」
 
 花巻を出たら曇ってきた。
<水沢>

セミセンターキャブのスイッチャーがいた。
<水沢〜平泉>

北上川。
<平泉>

結果としては時間があったから中尊寺行っても良かったかな?
<一ノ関>
 
一ノ関に到着した1530Mの701系。ここで運転系統は2分されるが、引き続き電車は701系。

一ノ関からの701系1500番台。盛岡地区の「紫」から仙台地区の「緑」に変わる。今度はワンマン2両だ。

  一ノ関→小牛田:クモハ701−1504 9:42発 528M 普通「小牛田」

<石越>
くりはらのレールバスはいない。
<小牛田>

びゅうかぜっこがいる。昔はもっとたくさん気動車がいたのに、なんだか閑散としている。

陸羽東線のキハ110。10:39発の1727D鳴子温泉行。

しばらく719系にお世話になる。仙台行き1548M。

  小牛田→仙台:クモハ719−8 10:43発 1548M 普通「仙台」

<品井沼>
また雪が舞ってきた。このあたりの東北本線は天候が目まぐるしく変わる。
<愛宕>
 
松島の一つ手前の駅。旧線と交差する。右写真、真ん中の道路が旧東北本線。品井沼で現在線と別れ、愛宕で交差しここから山側に入り、現在の利府支線に合流する。利府支線がかつての本線にあたる。以前、この道路は車で通ったことがある。現愛宕から旧松島駅近辺までは生活道路となっているので車での走行が可能である。
<松島>
仙石線の205系が走ってゆく。松島から仙石線の高城町はとても近い。
<松島〜塩釜>

東北本線で海が見えるのは、この近辺の松島と、青森へ入った浅虫周辺だけである。日本三景松島を垣間見ることが出来る、東北本線中盤でのハイライト区間だ。ちなみに、写真、真ん中の線路は仙石線。この区間は仙石線と離合を繰り返し鉄道ファンにも楽しい区間。本数が少ないので併走することは少ないが、運が良ければ・・・
<塩釜〜国府多賀城>
塩釜港への貨物線跡は完全に整地されてしまった。仙台にいる間に訪れておけばよかったといつも思う。
<国府多賀城>
最近出来た駅。ニュータウン開発に伴って開設された駅だが、当初はまだ荒涼としていたのに、年々家が建ちこんできた。駅前には大きな歴史館まで併設されて著しく景観が変わった駅だと思う。なお、多賀城そのものへは仙石線のほうがアクセスは便利。
<岩切〜東仙台>
仙台機関区が見える。EH500が大分幅を利かせてきているが、まだまだED75も多い。
<仙台運転所>
ここはいつもいろんな車輌がいて楽しい。583系が青森から転属してきたので彩りが増えた。快速南三陸のキハ40、48、28の4連もいるし、455系もいる。
<仙台>
久々に来訪。
 
少し時間をとったので、土産の購入等。銘菓「白松がようかん」を。
クハ717−6 いわき行238M

上写真の後ろの編成。クモハ717−1。トップナンバー編成。

福島からの仙台シティラビット、折り返し白石行436M。今はヘッドマークまでついてるんだな。

クモハ455−34。山下行240M。全検あがりでピカピカ。この汚れ方は恐らく今日から運用開始といった感じ。

クハ455−609。上写真の3連ユニットの片側先頭車。グリーン車改造のクハ。ユニット側窓が特徴だ。まだ廃車されずに残っていたか!!

同じく山下行。再前部のクハ455−54。

○ 仙台→山形:クモハ719−30 12:46発 3841M 快速「山形」

 719系はクロスシート部分に座る事もあれば、気分転換に一番前に座る事も。助手側の前窓は大きく切り取られているので座りながら前面展望できるのが嬉しい。最近は私鉄でもこうゆう電車は少なくなってきた。
 かつての快速仙山7号だろうか。何年か前に愛称が消滅して味気ないものになってしまった。途中の愛子までは各駅に停まる。
<愛子>
ここから快速区間。仙台の都市圏がほぼ収束する駅で、仙山線もここまでは本数も多い。デイタイムで概ね一時間に3本走っているが、ここは15分ヘッドの規格ダイヤにしたほうがわかりやすくて良いような気がする。北仙台に加えて、国見と愛子で行き違いをすれば可能な気がする。
<陸前白沢〜熊ヶ根>

かねてから撮りたいと思っていた風景。広瀬川。
<作並>
ここから山岳線に突入する。では、山形まで前面展望をお楽しみください。
<作並〜八ツ森>

<奥新川>

奥新川進入。
<奥新川〜面白山高原>

仙山トンネル突入。
<面白山高原〜山寺>


山寺進入。
<山寺>
 
<山寺〜高瀬>

高瀬通過。映画「おもひでぽろぽろ」の駅。
<高瀬〜楯岡>

楯岡進入。
<羽前千歳>

羽前千歳進入。右は山形新幹線/奥羽本線。

発車後、広軌の奥羽本線と交差する。
<北山形>

北山形進入。左沢線も入ってくる大きな駅だ。
<北山形〜山形>

山形城址のお堀端を走り抜け。

終着、山形進入。
<山形>

山形に到着した3841M。
乗り継ぎ時間少ない。20分あるが、米沢行きは入線していてすでに殆どの席が一杯だ。何度も乗っている区間だし、とりあえずドア横のロングに座る。

  山形→赤湯:クハ718−5001 14:12発 436M 普通「米沢」

 広軌仕様の719系トップナンバー編成だ。
<中川>
なんだかわからんが、信号が赤のままなので構内に入れないと。原因調査中とうことで、中川駅手前で20分停車。
<赤湯>

赤湯に到着した436M。

モダン建築の赤湯駅舎。何も言われなければ地域のコミュニティセンターかなにかと思われそうだ。ちなみに、隣の高鼻が温泉併設駅だったのに、勘違いしていて下車してしまった。山形鉄道に乗ろうかとも思ったが次の列車まで時間がかなりあるのでパス。赤湯も温泉の街だが、温泉街までかなり遠いのでパス。

  赤湯→米沢:425−210 15:28発 120Mつばさ120号「東京」 16号車5D自由席喫煙車

丁度良い時間に列車がないので、というか、丁度良すぎる時間につばさが来たのでそれに乗って米沢に。
<米沢>

雪の壁。
米坂線は雪害で終日、米沢〜今泉間の折り返し輸送だそうだ。今泉から先はバス代行。

側線に留まるキハ52。ディーゼルカーの屋根まで雪の壁がある。高さは約3メーター・・・。
 
今泉から到着した1130Dはキハ58+28の2連。いずれも国鉄急行色だ。本来は坂町始発の列車。キハ28 2371。
 
逆エンドはキハ58 1022。撮影のため、駅員さん、車掌さんにちょっと席を外してもらった。でも、かばんはそのまんま・・・。本来は快速べにばなに優先使用される58+28だが、今日は終日今泉との間をピストン輸送。

30分ほど後の羽前椿行(今日は今泉行)1133Dに、上のキハ58+28が充当されるので、時間の余裕も若干あることだし走行写真が撮りたくなったので駅至近の踏切へと急ぐ。なんとか光線も持ちそうだ。少しくらい暗くなっても、雪があるので絞りを明け気味してやれば撮れない事は無い。

で、15分くらい歩いて到着した踏み切り。奥羽本線と別れて少しカーブした先にある踏み切りだ。線路脇に木立があって悪くは無いロケーションだが、雪の壁が思ったよりも高くて線路が視認できない。一応、撮影したけど、余り上手く写っている自信ないなぁ・・・。間違いなく、下回りは雪に隠れているし。消化不良ながらも、もう暗くなるので駅前へと戻る。

再び、駅前。

駅前のいきつけの駅弁屋さんで弁当を買う。栗めしがおいしかったので今回も買おうと思ったのだが、今日はもう売り切れだと言う。仕方ないので、牛肉弁当だけ購入。例によって、注文してから作ってくれる。駅構内で買うお客さんが圧倒的多数だろうから、店舗で買う客は少ない。少ないがために出来たての弁当を準備してくれる。だから、いつも店舗の方で買うわけだ。
牛肉弁当。今夜の夕食。

例によって、αー1ホテルさまにお世話になります。早めに投宿したので、時間を見てバスで白布か小野川辺りに温泉でも入りに行こうかと思ったが、置賜地方に低温注意報が出ていて、滅茶苦茶寒くなりそうなのでパスすることに。明日の米坂も始発に乗るつもりだから早めに寝ることに。明日はちゃんと動いてるかなぁ??

1/11

最終日。
やはり米坂は終日、今泉から先はバス代行だそうだ。予定を変更して福島周りで帰ることにするが、面白くないので途中の中郡まで米坂線で行って帰ってくることに。中郡の一つ先の羽前小松で上下列車が交換するので、帰りの列車を待つ時間が少なくて丁度良いからだ。


予定通り、6:03発の坂町行(今泉行)に乗る。昨日見たキハ58か?と思ったが、車内が真っ暗なままなのでおかしいな?と思っていたら、58の前に47+52が待機していて、これが坂町行きとなる列車だった。

  米沢→中郡:キハ52 102 6:03発 1123D 普通「坂町(今泉)」

キハ52 102+47 518の2連。車内は閑散・・・

キハ52の車内。盛岡の車輌に比べてオリジナルに近い。トイレも付いている。
 
<中郡>

中郡を発車する今泉行。前方が乗ってきたキハ52。52と47の編成は米坂で目にする機会のもっとも多い組み合わせだと思う。

人気のないホームで保線の方が除雪をしていた。

うっすらと明るくなり始めた。粉雪が舞っている中郡駅ホームで。

  中郡→米沢:キハ52 123 6:33発 1142D 普通「米沢」

 キハ52 123+47 1511(→坂)の2連。米沢方面始発列車だが、通学の学生で一杯。
成島で少し乗り、西米沢、南米沢で半数ずつ位下車。南米沢でかなり空いた。

完全に夜が明けた米沢に到着したキハ52 123。

  米沢→福島:クハ718−5010 7:18発 420M 普通「福島」

 山形からの列車でかなり混雑している。車内混雑のため米沢は2分延発。米沢では学生が大量に下車した。
 普通列車としては、福島方面始発列車にあたる。福島への通勤客も乗るかと思っていたが、それほどでもなく労せず窓側クロスシートを確保できた。とはいえ、窓ガラスの内側は曇っているし、外側は雪片がこびりついているので外はよく見えない。
 考えてみたら、福米線はこれでまだ2回目の乗車。便が悪いから使う機会が少ない。以前使ったときは大雪でダイヤがめちゃくちゃなときだった。あの時は坂町発13:38の米坂線で米沢について、山形周りはいつ動くかも解らないというので直近の福島行きに乗ったものだった。あの時は米坂線もうきはの乗った列車を最後に運休になりバス代行になってしまった。もう6〜7年昔の話である。
<板谷>
スイッチバックの旧駅とスノーシェッドが見えた。
<庭坂>
板谷峠を超えて、平野めがけて一気に駆け下りる。福島の通勤圏に入るので通勤客が大量に乗りこんでくる。
<福島>

福島に 到着した420M。

× 福島→飯坂温泉:7109 8:15発 「飯坂温泉」


福島交通福島駅。右側を飯坂線が使い、左側を阿武隈急行線が使う。

福島駅で客待ち中の7109F。
<桜水>
車庫がある。

旧型車の中間車のみが倉庫代用として置かれていた。福島オリジナル車としてはもはや唯一の生き残りかもしれない。もしかしたら、まだくりはらに払い下げられた電車が残っているかも?
 福島交通は列車交換でしばらく停まる場合でも、乗降が済むとさっさと扉を閉めてしまう。新たに乗客が現れるとまたドアを開けるといった繰り返し。半自動扱いのドアではないので、車内保温を目的にやっているのだろう。
<医王寺前〜花水坂>
S字カーブでかなりの高低差をそろりそろりと下りる。雪晴れの飯坂の町が眼下に広がった。
<飯坂温泉>
 
FKK、福島交通株式会社のことか・・・

飯坂温泉に到着した7210F。

駅舎はコンビニや観光案内所と一体化したもの。改札とホームは階段をおりて一つ下のフロアとなる。早朝にも関わらず、駅前にはタクシーが客待ちしていた。

駅前ロータリーには松尾芭蕉の銅像が。

付近にいくつか共同浴場があるが、その中でも一番駅に近いと思われる「波来湯」=「はこゆ」へ行ってみる。
 
歩くこと5分。「←公衆浴場 波来湯」の文字。矢印の先を見ると、薄暗い階段が。本当にこんなところに浴場があるのだろうか??と思ってしまう。

下りた先にはちゃんと浴場があった。200円払って入浴。楕円形の湯船は大人3人も入れば一杯になってしまう程度の広さ。まだ9時を回ったばかりだが地元の人が入浴していた。温泉は無色透明だが、物凄く熱い。湯船に入るのに結構な時間を要し、入ったら入ったで入っていられないくらい熱い・・・

朝風呂を浴びて気分良く駅へ戻ると、次の電車が来ていた。今度の電車は2両編成だ。

7105の運転台。

飯坂温泉で発車を待つ7105F。

○ 飯坂温泉→福島:7105 9:15分 「福島」

<福島>
阿武隈急行の槻木行が停車していた。
JR連絡改札を通りJRホームへ。乗車予定の10:17発郡山行は既に入線していた。発車までまだ30分以上あるのだが・・・まぁ、席を確保するには都合が良い。

455系の6連。最後尾のクモハ455−34。福島周りに変えた事で、期せずして急行型電車に乗ることが出来た。郡山方からクハ455−2+モハ454−4+クモハ455−4+クハ455−19+モハ455−34+クモハ455−34。
 
最前部のクハ455−2。

  福島→郡山:モハ454−4 10:17発 1136M 普通「郡山」 16D

<郡山>
仙石の103系が置いてあった。解体待ちだろうな・・・。

  郡山→黒磯:クモハ701−1507 11:19発 2134M 普通「黒磯」

 ワンマン2連だ・・・。全ての座席が埋まり、若干立ち客が出る程度。ま、須賀川ないし矢吹辺りで空くでしょう。白河以遠は閑散となるだろう。
<郡山工場>
磐越西線の455に混じって、国鉄標準色のキハ52がいた。盛岡のやつか、新潟のやつかは不明。でも、新潟のやつは新津で検査するだろうから郡山には来ないだろう。塗装変更も含めて秋口に検査やってるはずだし。
<矢吹>
前々から気にはなっていたのだが、やはりここは線路付け替え、もしくは別線があったようだ。東側にそれらしき築堤が続いている。
<高久>
スーパーひたち用の681系4連とすれ違う。郡山工場入場車だろうか?なんにせよ、普段はこんなところではお目にかかれない代物だ。
<黒磯>
 
黒磯に到着した2134M。ここからはもう関東だ。それでも少しは雪があるんだな。

  黒磯→宇都宮:サハE231−3003 12:35発 1556M 普通「宇都宮」

<西那須野>

<野崎〜矢板>

那須連邦である。

  宇都宮→新宿:サロE230−1009 13:39発 4140Y 快速「逗子」 4号車11D2階席

 グリーンの2階席。列車は湘南新宿ライン直通の逗子行。

赤いLEDは空席。

緑のLEDは使用中&清算済み。
 スイカマークの部分に、スイカをタッチすれば、赤→緑にかわる。清算は駅でスイカにグリーン情報を書き込むほか、イオカード枠を使用して乗ってから清算することも可能。その場合、駅清算と、車内清算では料金が異なる。駅で予め清算しておいたほうがかなり割安。
 席を移動したい場合は、移動した先の席でもう一度タッチすればOK。列車の乗り継ぎの場合は下りる前にタッチして、乗継だ列車で再びタッチすればOK。
 通常の切符で利用する際は、アテンダントがやってきて検札をするので、その後LEDが赤から緑に変わる。大体、ワンフロア検札を終えるとLEDの表示が変わるようだ。アテンダントの手元のPDAで集中管理している。
 グリーン車のみ車内販売も実施している。コーヒー、ジュース、ビール、おつまみ、お菓子など。弁当こそ無いものの、長くても二時間程度の列車の車内販売としては十分だ。
 国鉄時代、高崎線、東北本線のグリーン車は儲からないとされ、長らく連結されていなかったが、現在ではそんなこともなく、宇都宮発車時は閑散としていた車内も停車するたびに人が増えてゆく。E231が投入されるまで、上野口ではグリーン車連結の列車でもグリーン車営業は永らくなされていなかった。特急列車の間合いでグリーン車を連結したままの列車があり、乗り徳列車として有名だったがさすがにそれもなくなったようだ。
 宇都宮〜新宿だと、51キロを越えるので料金は950円。ただし車内で清算すると1200円となる。この差は大きい。宇都宮〜新宿間でも2時間程度掛かり、これで1000円以下だからグリーン車の効果は大きい。料金は50キロを境にした二種類しかないから、51キロ以上なら乗れば乗るだけお得ということになる。なかなかそういう客もいないだろうが、たとえば高崎から国府津や小田原なら3時間。逗子〜宇都宮も3時間とグリーン車利用は効果が大きいと思う。
 現在は湘南新宿ライン経由の列車と上野発着の列車にしか、この「グリーン車suicaシステム」は導入されていないが、2006年春以降は東京発着の東海道線、横須賀総武快速線にも順次導入されていくということだ。suica未所持者は従来の切符に頼らざるを得ないが、観察していたところsuica利用者が半数以上いるので、そうなると、全て機械任せに出来るのでより細かい料金設定も可能になるのではないかと思われる。そうしてくれると、短距離でもよりグリーン車を利用しやすくなるのではないかと思う。ついでに、喫煙スペースも付けてくれると有難い・・・。
<栗橋>
東武との連絡線が完成していた。
<東鷲宮>
いつになったらここの下り線は高架になるのだろうか??
<大宮工場>
211系のサロが大量においてあるところを見ると、順次改造中のようだ・・・いや、待て、そうすると211系が運用に就けないから、もしかして113系のサロか??改造の上211系に編入するということかな?
<大宮>
東海道から来たサロ211組み込みの編成も、どうやら「グリーン車suicaシステム」を組み込んでいるようだ。
埼京線下の留置線にはカナリアイエローの201系Tcが一両だけ置いてあった。カナリアイエローの固体は全滅したと思っていた。余剰車がそのままの塗装で残っていたようだ。
<赤羽>
下車時に、どのタイミングでグリーンLEDがリセットされるのかと思っていたら、設定区間駅到着のドアオープンと同時だった。

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