新春上武紀行


<2010/1/27>

 7時にマンタン給油して国立府中からおりんりん。どこに行こうか直前まで迷ったけど、概ね北の方へ。圏央道から関越に入って、

 ファーストストップは嵐山PA。小休止。つうか、乙女が限界だった
 とっくにロスタイムですわっ!!
 気を取り直して、さらに北上。下りでもやはり朝は交通量多いねぇ。これ、3車線じゃなかったら流れ悪くて仕方ないよね
 藤岡で上信越道に。甘楽PAで地図確認してタッチアンドゴー。路肩の法面にちょっとだけ残雪あったけど、周囲の山々に残雪が皆無なので「イケル!!」と判断して富岡で降りる
 8時半で早すぎるので、官営旧富岡製糸場見学はパスすることに。そのうちまた見に行こう

 なんか、上にも置く所ありそうな予感はするけれど、石段したに駐車。これでも結構登って来た・・・
 
 石段を上がり鳥居をくぐると200m程の広い参道。その奥に朱色の総門が見えてきた。上野国一之宮、貫前神社に到着

 式内社で旧社格では国幣中社であり、現在は神社本庁が包括する別表神社である。主祭神は経津主命、姫大神。姫大神とは固有の神様の名前ではなく、主祭神の妻や娘などの別称として使用される。御由緒書きに「姫大神」と書かれている点からも、神社でもなんという神様を祀っているのか解らないようだ。なお、土地の養蚕の神様であることは解っている

 あれだけ上がってきたのに、総門くぐったらまた同じだけ下りだよ・・・。すごい造りだなぁ。一旦上がって、門をくぐってまた下がる。こうゆう特異な形態の神社を「下り参りの宮」とよぶそうだ
 
 石段の途中に月読神社があった。月夜見命を含めて、この末社だけで17柱も神様を祀っているそうだ。窮屈で仕方ないねwww

 本殿は工事中。本年の無病息災を祈って、お賽銭投下!

 境内で面白いものを見つけた!手押しの消防ポンプだ。昭和二十六年度とある。戦後のものだが、戦前、戦中のデザインの製品だね。現役か??

 境内一周して、大鳥居まで戻ってきた。左下にクルマを停めている。石段の上からは一宮の町が一望できる

 再び車で西へ

 南蛇井駅前に到着。なんじゃい!!
 駅前にJAがあって、駐車場もあるのだが・・・ここに停めておくわけにも行かないので電車の時刻だけ確認して隣駅へ

 大き目の縮尺の地図しか持っていないのに、迷わず到着・・・駐車禁止でも無いみたいだし、ここでいいや
 
 一度来てみたかった千平駅。もっと何も無いのかと思っていたけど、結構建て込んでいる

 ホームは片面。待合室があるだけの無人駅で、一日の平均乗降者数は30人だそうだ。ここから一駅、終点の下仁田まで電車に乗ってみる
 その前に・・・

 高崎行きの上り電車を南蛇井方踏切で撮影。見慣れた西武の101N系だ。これが現在の上信電鉄の標準色ということかな

 振り向きざまに、後追いで
 この電車が南蛇井で交換した後、下仁田行き下り電車が来る

 やってきたのは1000形だった。上信オリジナルの電車、乗ったこと無い電車だったのでラッキー。欲を言えば200に乗りたかった。
 2両連結の車内は閑散。出口に近い前よりの車輌にお年寄りが3人のっているだけ。私含めて客は4人。後ろの車輌はゼロだ。
 電車は右へ左へと曲がりながら河岸段丘の崖の上を走ってゆく。線路付け替え跡や、崩落している煉瓦積みトンネル。赤津信号所などこのひと駅区間は見所が多い。なにより、山に分け入ってゆくような趣が良いね
 車輪をキィキィきしませながらトンネルを抜けると、長い直線になり下仁田に到着

 下仁田に到着したクモハ1201。1000形は上信電鉄のフラッグシップとして3両編成1本が製造された。地方私鉄が作成したオリジナルの電車としては秀逸なデザインで、1977年の鉄道友の会ローレル賞を受賞している。近年、上信線旅客列車の2連運用化に伴い、中間のモハ1201にクハ1301の運転台を取り付け、クモハ1201として2連化された
 
 次の高崎行まで30分弱時間があるのでちょっと駅前に・・・。隣には200がいる・・・いやな予感しかしない・・・・・・。掛員が赤旗、緑旗持ってホームの先へと歩いてゆくのが見える・・・・・・

 入れ換え始めやがった・・・orz本日の運用終了ですね。わかりまs・・・・・・・

 並んだー。デハ204+クハ304は富岡製糸場のラッピング電車になっている。良く見たら、あの煉瓦は一枚のシート貼ってるんじゃなく、細いテープを縦横つなぎ合わせて再現してた。すげぇ細かい!

 どう見てもさび付いてて、使われていない有蓋車3両。えらい錆び錆びだなぁ・・・とか思ったが、これ鉄製有蓋車なんだって。3両とも同型で、テム8、9、10という。8から付番することは無いと思うので、1〜7も存在したのかしら?上信電鉄は個性的な凸型や箱型の電気機関車を有しており、かつては貨物輸送もさかんに行われていた。このテム達もたくさんの貨物を運んだのだろう。きっと下仁田葱で満載だったはずだ

 形式不明のフラットカー。モーターカーに連結されているので、レール輸送かなんかに使うものと思われる

 良く見ればボギー台車だ。それにしてもホイールベースが短すぎて非常に不恰好

 改札が始まったので硬券の入場券を買って構内へ

 デハ204とクモハ1201。なんで「デハ」と「クモハ」なのか・・・・・・。概ね、200形までの自社発注車は「デハ」を名乗っていたようだ。その後、1000形導入以降ないしは、西武の451系を導入した辺りから「クモハ」に変ったみたいである

 高崎方のクモハ1001とクハ304

 帰りもやっぱり同じ電車。クモハ1001に乗車。赤津信号所でクモハ153と交換

 千平を発車する1000を撮って、次のポイントへ

 20分後くらいに下仁田行が来るので、そこまで上信に付き合うか?と考え車を走らす。千平〜下仁田間で撮りたいものだが・・・と地図を見てみるに、線路の北側を道路が併走しているところがあるようだ。主要道でもなさそうだし、少しなら駐車できるかな?と思い車を発進。千平西方の踏切を越えて下仁田方向へ左折。畑と田圃の中の農道を進む。つうか、狭い狭い!!
 いつものことなんだが、道は予想外の方向に・・・・

 これ、山越えの林道じゃね?

 という、様相を呈してきた。距離的に言っても、線路からは随分離れている。うわ、失敗した。線路の見えるポイントなんかなかったぞ??恐らく、線路と道路の高度差によるものだろうか・・・。途中未舗装になるわ。九十九折れの細道だわ。素彫りのトンネルは制限高2.2mだわでえらい目にあった
 ごめん、嘘ついた

 すげぇおもしろかった!!

 だって林道、峠、山道大好きだもん
 で、下仁田に出ちゃったので、適当に線路端に車停めて撮影

 やってきたのは元西武101N系の500形。銀河鉄道999号だった。うーん・・・勾配票じゃまだなぁ

 久々の上信電鉄も堪能出来たことだし、先に進むことにする。今日は天気も良いし、見たところ残雪も少なそうなので山越えで直南下することに決めた。凍結が怖かったが、この天気なら日中は大丈夫そうだと判断。無理そうなら素直に下仁田から高速乗るつもりだった
 下仁田駅を通り過ぎ、県道45号線を更に奥へと進む。南牧村に入り、このまま佐久方面に抜けるのも面白そうだなぁ・・・という邪念が脳裏を過ぎったが、無事に上野方面に舵取り成功
 塩之沢峠を新しいながーいトンネルで抜ける。凍結も積雪も全然なし。快適!
 上野村側も凍結は皆無で心配はまさしく杞憂に終った。この辺り、神流川森林鉄道があったはずだが、全然痕跡はなさそうね。大体、時速80キロとかですっ飛ばしてたら、見えるものも見えないよねwww

 道の駅上野で一服。国道挟んで向かい側に森林科学館なるものがあって、林鉄の記録でもないかと思って行って見たのだが、無情にも本日休館の札が・・・
 一息ついたので、再びの峠越えに挑む。志賀坂峠へと右折。広くなったり細くなったりの九十九折れを上ってゆく

 まだまだこうゆう風景が残っているんだねぇ・・・

 氷柱の垂れ下がる志賀坂トンネルを越えると埼玉県。もう秩父だ
 
 二子山というらしい。見るからに石灰質の岩山だね。しかしデカイなぁ、高いなぁ・・・
 志賀坂越えはわりと長い峠道で、峠を下ってから小鹿野までも延々と長い
 
 突如、山中に巨大かつ広大な鉄柱群が現れた

 秩父の奥、山深くに突如現れた夥しい数の高圧線と高圧鉄塔群は「東京電力 新秩父開閉所」だった。開閉所ってのは高圧電線の中継所。ここには5系統の送電線が出入りしている。新信濃発電所からの安曇幹線1号、2号、新榛名変電所からの新榛名線、新多摩変電所からの新秩父線。出てゆくほうに、新岡部変電所への新岡部線がある。さらに、この開閉所の脇を通り過ぎて行くだけの黒部幹線てのと、安曇幹線の新所沢変電所への休止線まである。電線銀座だwwwヤシマ作戦でもやるんかよっ!?という感じに電線ばっかりだ。はっきり言って異様
 しばし呆気にとられた新秩父開閉所を後にすると、まもなく小鹿野の中心部へと到達。右へ行けば両神温泉直進すると、

くぱぁ

 ・・・あれ?ちがった

くぱぁれす(シツコイ

 ・・・・・・・クアパレスおがの行こう

 ・・・・・・・・あれ?名前変ってるし・・・どおりで街道沿いに案内看板とか無いわけだ
 クアパレスは閉館して、その後「バイクの森おがの」として再出発したそうだ。何年か前の話らしい。しばらくこっちのほう来てなかったしね
 それはさておき、温泉温泉。浴場は「般若の湯」といい、内風呂と露天がある。2時間で600円。クアパレス時代より200円安くなっている。バイクミュージアム(1000円)入館者は期間限定で無料なんだって・・・
 今日は温泉だけ。水曜の日中なんて人気無いよね〜。露天風呂貸切だったよ〜♪
 実は去年の白馬以来、温泉にはご無沙汰していて、ひさびさに硫黄の匂い嗅いだよ。独特のツルツル感もね

 入り口にはなんとメッサーシュミットが!!メッサーシュミットKR200だ。これでも二人乗れるんだぜ!
 第二次大戦でBf109やらMe262を造ったメッサーシュミットはこんなミニカーも作っていた。1955年から64年まで製造されていた

 正面から見るとこんな感じ。タンデム(前後)に二人乗りなのだ。その名の示すとおり200ccのエンジンを積んでいる。自動車の区分としては軽自動車となる。
 とまぁ、そんな感じのKR200だが・・・実はコレ、「レプリカ」なんだ
 後年、イギリスのTri-Tech社がキットカーとして製作したものを、特別に日本仕様として完成品で輸入したのがコレ。俗に「シュミットKR」と呼ばれる。いろいろ本家とは違うけれども、故障に怯えずにメッサーに乗れるならばこういう形もアリかもね?

 折角、秩父に来たので秩父鉄道の電車でも・・・。小鹿野からだとまっすぐ南下すればすぐに秩父鉄道にあたるけれど、いつもとはちょっとルート変えて・・・

 ファッション!?うぉい・・・なんか見慣れない・・・いや、ある種見慣れた服が・・・・・え?洋服屋??コス衣装のショップ???こんなところに・・・・というような田舎道の交差点の一角。普通の洋服屋でメイド服とかウサミミは売らないでしょうwwwwww
 小さな狭い峠を越えて国道140号へ。武州日野駅前を通り越して、浅間神社へ
  神社の横は直ぐ線路なんだけど、「さーて時間調べるかぁ・・・」とか携帯取り出した瞬間踏切鳴るし。武州日野駅に停車している電車が見えた。秩父方面行きらしい。ポイント探しも出来ずにとりあえずどこでもいいから撮れる所に陣取って・・・

 やってきたのは旧秩父色リバイバルの1000だった

 振り向きざまにもう一枚。初めて秩父鉄道に乗った当時は、みんなこの色だった。300も500も800もこの色。1000が入ってきて、更に前の塗装の100が引退し始めた時代だ

 ということで、あらためて浅間神社に

 1000年と少し前からこの地にあるようだ。秩父は比較的古くから人が集まっているので、歴史のある寺社仏閣が多い

 佐久夜姫さまにもおまいり。ここは神楽が有名なんだって。立派な舞殿もある
 さて、上り行ったし、多分次来るのは下りだよなぁ・・・とか携帯出して調べようとしたら踏切鳴るし。もぅこんなんばっかり。ほんとは鉄橋まで行って撮りたかったが慌てて線路端に

 やってきたのは旧々塗装の1000だった。これは前回撮ったねぇ。先日、東急から8090が回送されてきた。1000を置き換えるらしく、3月から試運転を始めるらしい。どの位のペースで導入するのかはわからないが、国鉄101系にも終焉の時が迫っているらしい。雪が降ったら、また撮りにこよう

 上下撮れたので、今回はこれで撤収。いつの間にか地図が不用になった慣れた道を東京へと。山伏峠、名栗村、小沢峠から成木、青梅。いつもの滝山街道走行中に

 2がゾロ目った。滝山街道沿いは停めるところ無いので、左折して路地に突っ込んで撮影。おかげで2メートルの完全ゾロ目は撮れなかった。まぁ「122222」キロなんだけどね。実際は


 ちなみに今回はこんなルート

 了

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