ちょっとそこまで午後から山梨紀行


<発端>
 ちょっと前に出かけたときに
「昇仙峡って行ったことないんよ」
 という話になった
「じゃぁ今度行きましょう」
 と、いつものあの子がいうので、行くことにした

 一昨日、
「おでかけ 水曜 どうでしょう」
 と、さる御仁を釣ってみた

 釣れたwwwwww

 そんな感じで、湯倉くん、Miri@さんと山梨へ行くことにしたのだ。なお、Miri@さんには日時と集合場所しか伝えていないw
 当日は湯倉くんは明け番なので昼出発
 帰宅して出直してだと時間を食うので、うきはが湯倉くんの職場まで迎えに行くことにしたのだった

<2012/6/27>

 うちの咲夜さんは整備入庫中なので、湯倉くんのこいしちゃん(Will vs)で行くことにしてある。すでに、合鍵はうきはに託されていたので、徒歩で湯倉邸へ。こいしちゃんを入手後、12時にN野のMiri@邸、12時半に湯倉くんの職場であるS上水に到達するようなプランニングを立てる
 10時半過ぎ日野出発。20号バイパスを新宿方面へ。数日前に、こいしちゃんはホイールを交換しインチアップ。ハンドルが「重くなった」ような話をしていたが、まぁ大して変わらんな、という感じで巡航していた
 中央道をくぐったあたりであろうか。出発から5分程度である。不意に、「コトコト」というなにかを軽く叩くような打音に気付いた
 信号待ちで停まると、音も止まる。走り出すとまた「コトコト」・・・
 非常に気になる。国立府中インター入口を右に曲がり、南武線を越え、旧道分岐・・・まだ音がする。定期的に、一定間隔で「コトコト」・・・
 以前、借り物の車で同様の音を拾ったことがある。そのときは後輪のホイールのナットがぐらぐらに緩んでいて、手で触るとタイヤが接地状態でガタガタ揺れた。そのまま走っていれば、走行中に後からタイヤだけが追い越して行く等コントのような状態になっただろう。というか、事故必至だ!!
 最近、こいしちゃんは「ホイールを換えた」という事実がある。最悪を考えて、急遽国道から脇道にそれて路註。レンチを取り出して、トルクチェック。音はどうやら左側。それも後からしているようだ。だが、念のため、全輪の全ホイールのナットを確認してみた。緩みなし。タイヤのガタもなし。おかしい・・・なにかが干渉しているか?
 もう少し走ってみる。やはりコトコトコトコト音がする。車体に振動が及ぶほどではない。でも、確かに何かの異変が起きている。あまり長距離走行するのは危険と判断。一度ジャッキアップしてよく調べる必要があると判断し、Miri@さんにはS上水まで自力で来て貰う事にした
 11時半過ぎ。S上水駅傍のコンパーキング到着。さっそくジャッキアップして、まず問題の左後を確認。タイヤ周りに異常はない。周囲確認したが干渉しているものもない。もし、干渉していれば、左右共に音がするはずである。しかし、異音は「左」のみである
 タイヤが何かを噛んでいる可能性も考えたが、それもない・・・外してみることにした
 レンチを噛ませて、緩み方向に・・・・・・・・・・
「???????」
 疑問符が浮かんだ。トルクがかかっているので一発目は硬いのは当然。しかし、一回緩めばレンチを使えばするするナットは回るはずなのだ。それが異常に重い。つまりレンチで緩めていても「硬い」のである。3回転も回せばもう手で緩むはずなのだ。しかし、その感触はない。非常にいやな予感がする。そして、少し緩めていった先でレンチを抜こうとした・・・
「?・・・抜けない」
 これは・・・
「噛んでやがるな?」
 ナナメにナットを入れると、隙間がアンバランスになって、レンチが引っかかって抜けなくなるのだ。つまり、締めこむときにナナメに入れてしまって、無理矢理締めこんでいるとすると・・・この硬さは納得できる。さらに、悪いことに、ねじ山を潰している可能性がある。ここで無理矢理ナットを抜くことは可能であるが、抜いてネジが潰れていると、戻せない恐れがある
 つまり、コインパーキングで移動不可・・・という最悪パターンだ
 クソ硬いがとりあえずナットを締めなおす
 おそらく、ナットはホイールとはシートせずに、途中でトルクがかかった状態だったのだろう。みれば、もう一本も怪しい。他のナットよりも明らかに中に入っていない。にもかかわらず、ナットそのものにはかなりのトルクがかかっている。いきなり抜けることはないだろうが、しかしホイールはきっちり取り付いていないので、走行中の荷重のかかった状態だとずれて異音がするという按配だ
 とりあえず、このまま遠出するわけにもいかない
『湯倉くん ありゃあ ダメだー』※原文まま
 とメールして、併せてMiri@さんにお出掛けは無理かもしれない旨を電話。それでも彼は「暇ですから」といって出てくるのだが・・・
 Miri@さんと合流。程なく、仕事を終えた湯倉くんとも合流。車へと向かいつつ、現状を報告。まずは整備工場に持っていって、外してもらおう。ハブボルトは交換かも、と忠告

 ※参考 Will vsの後輪ハブ部分。ピョンピョン5本飛び出ているのがホイールを固定するためのハブスタッドボルト

 13時頃。そのまま、うきはが運転して八王子の行きつけの整備工場に入庫。その場で作業してもらう。八王子までコトコトいいっ放し、恐る恐る・・・でもないが、気を使いながら運転
 ウチの咲夜さんも現在預けてある工場なので、まぁついでに自分の方の按配も確認したりして、こいしちゃんは全ナットを外して、点検してもらう
 リフトアップしてナットを外すのだが、整備士の皆さんには
「?」
 が並んでいたそうな。そりゃそうだ。一発緩めれば普通はするする廻るんだもの。俺だって「???」だったさ
 1mほどのエクステンションハンドル使ってナットを緩めている。普通は、こんなの使わない。レンチというものはテコの原理で長ければ長いほど小さな力で大きなものを動かすことが出来る。何度もいうが、最初の一発緩めてしまえば小さなラチェットハンドルかなんかでするする緩むし。3回転も回せばあとは素手で回せるはずなのである
 つまり、現状、抵抗が大きすぎて、大きなバーを使わないと非常に骨が折れるということである
 そして新事実発覚!!
「ピッチが違う」
 要は、スタッドのネジ山と、ナットのネジ山の間隔が合っていないというのだ。湯倉くんが言うには、オートバックスで見繕ってもらったナットだという。作業時、無茶苦茶硬かったという。もうこのとき、全てのスタッドの山という山を捻切り押しつぶし、ナットをぶち込んでいたんだね・・・
 他はガタがなかったけど、たまたま、左後だけ「隣り合った2本」が同じ位の締め具合でガタがきて、僕が今朝乗ったときに異音発見に至ったというわけだね・・・
 ちょっと調べてみた。日本車のハブボルトのピッチは大きく2種類。1.25ミリと1.5ミリ。前者が日産、スバル、スズキ。後者がトヨタ、三菱、ホンダ、マツダ、ダイハツ・・・
「箱に日産と書いてあった」
 と後に湯倉氏は語る。なんという運命のいたずらか・・・わざわざ採用数の少ない会社側のナットを掴まされた上にこの有様
 そういえば
「Will vsという車がどこの車か知らなかった」
 という証言も得ている。ピッチの違うナットを喰わされたハブボルトはズタズタになっていましたとさ・・・・・・
 5穴なので、一箇所5本。スタッド計20本交換と相成りました・・・
 2000円程度のナットで、ン万円の出費・・・・・・・これは痛い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・orz
 あ、余談ですが、うちの子は順調に進んでました。サンダーでベアリングのカラーをガンガン削ってたけどねwww

 工場で外してナット締めなおしてもらえばなんとか・・・というレベルから、入院という最悪レベルまで想定していた(うきははほぼボルト交換は確定と思っていたが)が、やはり一番最悪パターンとなってしまった
 車を預けて、事後を託す。なお、念のために聞いてみたが「代車はない」とのこと。全て出払っているそうだ。うちの子も入院中だし、代車もない。時間は午後3時・・・普通ならこれでお出掛けは取り止める
 工場を出てぽてぽて「とりあえずメロブでも行くかと」お話中。うきはは躊躇いなく言い放った
「店に直撃して、レンタカー借りて昇仙峡行くか」
 そして、否定するどころか、肯定するのも躊躇いのないこの面子www
「よし行こう!」

 15時ちょい過ぎ八王子駅北のニッポンレンタカーに到着。車庫を見ると、デミオとスイフトが停まっている。
(これは行けそうだ(・∀・)ニヨニヨ)
う「予約してないけどぉ〜今から貸して!」
店「デミオならおk!」
う「よしきた!」
 「よしきた」じゃねーんだよ!普通はこうゆうことがあったら、「八王子で遊ぶか」とか「秋葉行くか」とかなんだよ。おかしいんだよ
 少しは考えろよ。そして躊躇えよ!!

 よしきた!
 1.3リッターのデミオに3人乗車でも160キロ出んのな!つうか、SAより遥かに静かで加速良いな。ちょっとロールするし、ふわふわ感あるけど、まぁコンパクトカーなんてこんなもんだよ
 しかし、このクラスの車はレンタカーもデミオ多いな。こないだ金沢で借りたのもこのデミオだし。ウチの実家もデミオだし・・・
 スイフトが良かったなぁ。スイフト乗ったことないんだもの

 甲府の町を抜けて、九十九折れの山道駆け上り

 昇仙峡、ロープウェイ仙娥滝駅前に到着。人気がないねぇ・・・17時だもんね
 え?最終17時半?
 というか「設備点検のため、本日の営業終了」なる紙が・・・終わった
 5分で上のパノラマ台までゆくと、富士山とか南アルプスとか周囲一望だそうだ。というか、仙娥姉妹ってなに?

 古いゴンドラが置いてあった。むかしの箱はこういう丸っこくて愛嬌のあるものばかりだったが、最近のはなんであんなに四角いの?

 ちょっと移動して、渓谷を見に行くことに

 素彫りのトンネル

 ゴジラパンダ

 水晶・・・?店先に無造作に置いてあるけど、馬鹿でかいので誰も持っていきやしない

 あの人スーツに革靴で渓谷ハイキングするつもりらしいぜ・・・Miri@さんも革靴じゃね?

 あたり一面岩山だらけだ

 こんな岩ゴロゴロの渓谷。岩の間から水が流れ落ちる

 けっこう流れは急である

 紅葉の時期に来ると良いんだね。すごく混みそうだけどね

 駐車場が18時に閉まるってんで、大急ぎで渓谷見て戻ってきた。いろいろ出遅れたので、昇仙峡リベンジ近日中!

 少し上流の荒川ダムにやってきた
 「荒川」というと山向こう、秩父から埼玉を縦断して東京湾に流れ込むそれをイメージするが、こちらも「荒川」なんだそうだ。富士川水系で、笛吹川の支流にあたる

 湖は能泉湖という。あれ↑最初は「龍泉」に見えた。なんかカッコイイな!とか思ったんだが・・・

 ロックフィル式ダム。1986年完成なのでさほど昔のものでもない

 高さは88メートル。昇仙峡はこの下のほうにある

 18時半に現地撤収来た道戻るよ
「あっシカだ」
 千代田湖近辺で「鹿」を目撃。山中とはいえ、けっこう人家もあるし、人も多い地域なのに、明らかに野生の鹿。しかも大きい

 甲府の町並みを。もう直ぐ暗くなる。急ぎ山を降りる。きっと晴れてて視界がよければ富士山とか見えるんだな
 塩山方面に車を走らせ、411号柳沢峠へ。また鹿。最初は珍しい。二度目ともなれば微妙。そういうこともあるか・・・
 二度あることは三度ある・・・と言ったのは確かだが、峠の前後で5〜6群の鹿を目撃。こんなに多いものか?あれ、GEKITOTU!!したら大惨事だよ。もう珍しくもなんともねーよ
 東京方面に近付くにつれ鹿の目撃もなくなり、奥多摩を越えて21時半過ぎに八王子到着
 青梅街道沿いにある「おいらん渕」に立ち寄るつもりだったが、新道付け替えで気分よくトンネルぶっ飛ばしてたら通過しちゃったw

おわり

Ads by TOK2