三浦横須賀小紀行


<2015/2/21>


 例によって嫁さんが蒲田で即売会に出ている間にちょっとお出かけして来る紀行
 今日は南の方を攻めるよ!!

○ 京急蒲田→金沢文庫:2109 10:04発 快特「三崎口」

 土日の快特はいつも混んでる・・・
 
 文庫まで乗車の2109

  金沢文庫→神武寺:1016 10:37発 エアポート急行「新逗子」


 構内踏切から乗ってきた1016を。京急もこの辺りまでくると構内踏切が残っているな。横浜以北は高架化で随分消えたしね

 神武寺は初めて降りた。上りはエア急の2000。支線区でそれほど乗客もいないのだが列車の頻度は高い
 ここから歩き。西へ向かって
 一旦、街道に出て、駅の中程から線路に沿って進む

 神武寺第一踏切。手前は京急逗子線。奥に遮断機も何もない線路が見える。白いワンボックスが入り込んで停まっているのも線路敷きである
 踏切を渡って京急線路の向こう側に

 逗子線に沿って線路が続いている。奥が神武寺駅方面である

 振り返って西側。複線線路が続いている

 看板を拡大するとこんな感じである。JR貨物と総合車輌製作所が管理者であることが分かる。総合車輌製作所はかつての東急車輛である
 そう、ここは金沢八景の車輌工場から京急逗子線を介してJR横須賀線逗子駅までを結ぶ車輌搬出入用の専用線なのである。JRは狭軌、京急は広軌ということで、神武寺から八景の手前まで、逗子線の上り本線が3線ゲージになっている、あの貨物線である
 定期の貨物列車は走らないが、八景の工場には一定の頻度で修繕改造、そして新造車輌の出荷があるので常に整備された専用線であるのだ

 もう一度、踏切の写真である。うきは専用線の線路の所まで行っていない。厳密にはもう少し行けるが、その先は一般人立ち入り禁止区域となる。この先は米軍の池子住宅となっており、その関係者、居住者以外の立ち入りが制限されているのだ
 そもそも、この「池子住宅」は旧軍の弾薬集積所跡に建てられている。敗戦によって一時期は米軍池子弾薬庫となり、さらにその後は米軍の住宅地として整備されて現在に至っている
 この総合車輌専用線も、かつての弾薬庫への貨物側線を転用しており、神武寺駅東方で逗子線に合流するその手前から左、山に向かって専用線が延びていた
 このまま専用線を逗子方面に辿りたいが、線路に沿っている道が無いために一旦街道へ出て迂回する
 その前に・・・ちょっと寄り道して・・・

 第一運動公園に展示してある京急600が化粧直しされたというのを聞いて見に来て見たかったのである。もっとも修繕されたのは2012年なのでもう2年以上経ってしまっているが・・・

 フェンスに囲まれて綺麗な形では写せないが、京急湘南顔唯一の生き残りなので貴重な展示車輌である
 デハ601。600のトップナンバーである
 更新された440、460、480、500、この600(700、730)、800→1000初期がこの顔。600は2両3編成が琴電に譲渡されたが、琴電では前面サボの運用の都合により貫通扉を増設しているので印象は全く異なる

 片側はホームのようになっており、こちらから車内に出入が出来る。今日も開放されているようなので、さっそく中に入ってみる

 クロスシートの並ぶ車内

 ドア前後と一番前はロングシート。運転台も入れるのか!

 概ね機器も揃っているようだ。今と比べるととてもシンプル

 メーターパネルもすっきり

 スイッチはレバータイプ。この世代の電車はこれで、もう少し後になるとトグルスイッチが出てくる

 ちょっと寄り道。再び専用線に。逗子線は横須賀線をオーバークロスするため高度を上げ、街道は横須賀線の手前で逗子線をくぐる。くぐった先に専用線の踏切があり、ここからまた辿ることが出来る

 2車線道路に歩道付き。大型路線バスも走るし交通量は多い。にもかかわらず、ここには踏切遮断機はおろか警報機すらない

 山の根第2踏切。「第1」はこのあと記述。異常はともかく、線路が埋まっているだけでなので・・・
 定期列車はおろか、臨時列車の「スジ」すら設定されていない、かなり特殊な貨物線なのでこの有様なのだろう。日中堂々DL牽引の列車が走ることがあるが、その際は係員が交通整理を行いながら通過する

 踏切から神武寺側を見る。トンネルの向こうで京急逗子線と併走を始め、先ほどの踏切を越えて神武寺駅東方で逗子線と合流する按配

 線路の繋ぎ目には何故か水がまかれていた。遠望すると、この先も繋ぎ目の所はみんな水がまかれている。これはもしや列車が?と淡い期待

 踏切から逗子側を。ここも繋ぎ目は水がまかれている。何がしか作業ないしは点検をしているようだが・・・
 しかしこのへろへろ感が堪らない。これが現役の線路だってんだから!
 街道を先に、逗子駅の方へと進む。途中で専用線の道床を掘って枕木を交換している光景に遭遇。列車はこれでは走らないね。件の水は点検の為かな?

 1つ上の写真、カーブの奥はもう横須賀線の線路端。電留線、本線を挟んで、一番東側が専用線。本線線路に比べてレールは細い

 使用頻度、運行速度、貨物線ということで、道床は限りなく薄い。バラストなんて殆ど無い。となりの横須賀線本線と比べるべくもない

 そのまま逗子駅まで街道を辿ろうかと思ったが、ちょっと面白そうな踏切を発見した

 先ほどが「第2」ここが「第1」に当たる、やまのね踏切である。そう、警報機も遮断機もない踏切。先の第2とは異なり、高頻度で横須賀線電車がかっ飛ばす本線上の踏切である

 ここなら立ち止まっていてもまず列車こないだろう、という専用線上で逗子駅方向を一枚

 神武寺側をパチリ

 ズームして逗子駅方向を。E217とE231が見える。逗子駅手前で専用線は側線が広がっている

 良く見ると、「米軍 池子線」の文字が残る。専用線は弾薬庫が機能していた頃は池子線と呼ばれていたのだ

 では、左右をよーくみて渡ってみよう
 さすがに本線上では立ち止まれないので、そそくさと向こう側へと。しかし、長いw

 逗子折り返しの列車や増解結があるので広い電留線がある。踏切はこの電留線の収束部わずかに手前を渡っている

 手前から電留線6本。横須賀線上下2本。池子線と9本の線路を横断する警報機も遮断機もない踏切
 池子線除けば相応に往来がある。特に横須賀線上下線の境にはもう一段階柵がありここで再度確認して細心の注意を持って横断せよ、とのことらしい

 反対側に無事到達。ちょっとスリルwわざわざ危険を冒さなくても、280m向こうには安全な跨線橋があることは明示されている
 誰のための踏切で、どうして存置されているのか・・・警報機は付けないのだろうか?

 今辿ってきたのはこんな感じ

 逗子駅到着

  逗子→田浦:クハE217−2021 11:35発 1105H 普通「久里浜」

 
 田浦に到着。二駅なので5分少々

 トンネルとトンネルに挟まれた小駅として有名

 明治、大正、昭和の3世代のトンネルが並ぶ。乗ってきた1105Hが突っ込んで行くのが明治22年築造。右が大正13年複線化で築造。左の大き目のトンネルが戦時下に貨物線敷設のために突貫工事で築造されたもの。一番新しい昭和のトンネルだけすでに使用が停止されている

 ホーム有効長は10両。トンネル間の長さが200m程度しかなかったということで

 トンネル入口ぎりぎりに10両停止目標。今の横須賀線は11両なので・・・

 11両の停止目標はトンネルの中。先ほど乗ってきたのは付属編成の4両だから良いものの、11両編成が来ると先頭車と2両目1番前のドアはトンネルにかかり開かない。つまりドアカットされる
 下り線も同様に、逗子方のトンネル内に突っ込んで停まる

 貨物側線は残っているが本線への合流部分は無くなっている

 貨物線は複線分の隧道。この先港方面にも複線で続く。田浦までは電気機関車だが、貨物線は非電化なので専用のスイッチャーが貨車を出し入れしていたそうだ

 さっき、逗子で「特急」の表示があったので何が来るのかと思っていたら、NEXだった。土日や曜日によっては延長運転されるそうだ

 改札を出て跨線橋の上から逗子側の隧道を見る。かすかに貨物線のレールが草に埋もれて残るのが見える。手前の線路が久里浜方面下り線。奥が上り線
 谷と谷に囲まれて、上下線の間をホームで完全に塞がれているので、貨物側線から来た列車は下り線で横須賀線に合流、トンネル内を逆線進入して、トンネルの向こう側の渡り線で上り線へと連絡していたそうだ

 駅周辺図には港に張り巡らされた貨物線群が未だに描かれていた

 入口はそっけない

 先の地図を参照に、線路がありそうな方向に歩を進める。正面は海上自衛隊の補給、車輌整備場

 車輌整備場脇を港方面にぽてぽて歩く

 正面にちょっと旧めの倉庫が見えてきた。相模運輸のF号倉庫で、元々は海軍の第三水雷庫であった。モルタル造りのようだがレンガ積みで表面だけモルタルで塗りこんであるとのことだ
 数年前まで2階へ直接物資を上げ下げするベルトコンベアが取り付けられたりしていたが、現状では撤去されている。緑色の真新しいフェンスが設置されていたり、この辺りは区画整理が進みそうな気配が漂う
 そのまま倉庫前まで進むと

 いよいよ土に埋もれた線路発見。ここから長浦港専用線の踏査を開始しよう。写真は港北東側を見ている

 同じ地点、西側を望む。この奥は海上自衛隊の補給廠となり立ち入り禁止。中程の踏切部分(線路が見えている)の奥、雑草部分にポイントがあり複線になっている
 奥にはいけそうも無いので、東側へと進むことに

 埋もれたままの線路を辿ると分岐と思しき遺構。左の線路は写真手前方面(後ろ)に進むと上写真の海自補給廠方面。右に1本だけ残っているのもレールだが、この分岐は先達のレポートや配線図には書かれていない
 右の道路に沿っているとすると、田浦駅方面に進んでいることになるが、そうした記録は今のところ発見出来ていない

 線路は土に埋もれたり、頭を出したりして進む

 併用軌道になると、左から別の線路が寄ってきた

 横須賀港湾合同庁舎の前で分岐。右側線路が現役の頃に分岐は既に取り払われており、左は用途廃止されていたと思われる

 それでも綺麗にしっかり残っている。いかにも港の専用線併用軌道といった趣

 分岐部分から西を見る。左に分岐するのが先の海軍水雷庫方面。正面は岸壁に隣接した荷役線として進む

 分岐部分。ポイント構造の名残はなく、撤去されてからも長期的に左方面へのみ使われていたのであろう

 さらに東へ。鉄橋は撤去されていた。橋台だけが残っている

 横の道路は綺麗に舗装されており、軌道部分も砂利を盛られて手が入っているが、線路はそのまま残されている不思議

 赤茶けて異様な様相の相模運輸5号倉庫。これも旧海軍軍需倉庫

 軍需倉庫の傍に見てみたかった2連交差公差が残っている。近年の道路改修で一部線路が撤去されているが、平面交差部分だけ奇跡的に残った

 綺麗に残っている。可動部分がないので非常にシンプル。わりと大雑把な造りだ

 引きで撮っている。画面右が長浦港方面。交差線路の左は道路改修で撤去された。左へ真っ直ぐ進むと田浦駅に繋がる

 長浦港方面は休日は閉鎖されているようだ。線路はずっと奥まで続いており、奥には米軍のオイルステーションが残っている。一時期、ここからタンク車が横須賀線経由で厚木へと出荷されていた

 長浦港側から、南、田浦駅側を見る。道路を渡って正面の藪の中には線路が残っている

 道路を渡って藪の中に突っ込む。倉庫の間を複線線路が続いているが、雑草で殆ど見えない

 機器箱が残っていた

 転轍機、「ダルマ」が二つ。分岐と複線部分の渡りが存在したようだ

 右へ緩くカーブして横須賀線と合流。トンネルを抜けて田浦の駅構内へ至る

 進めないことはないが、行っても戻ってこなければならないので、ここで引き返す。奥は田浦駅

 雑草のせいで動きは渋いが、

 ポイントは未だに稼動した。掃除すればもっとスムーズに動きそう

 脱出。正面の線路は長浦港へ進む複線線路から東へ分岐したもの。奥が田浦駅

 後ろ側。道路を斜めに横断して、道路向こう側に進んでいた

 道路側に出て撮影。右にちょっと分岐線路が写っている。道路の左を併走している線路に、正面奥、茶色の門扉の辺りで合流していた
 つまり、田浦駅から序盤に説明した相模倉庫関連の引込み線へは。長浦港への複線引き込みから右へ分岐し、途中でスイッチバックして平面交差を通って進む感じになる

 道路わきが狭くなり、とうとうトンネル。比与宇トンネルと言うそうだ
 かつてはこの部分は併用軌道で、道路左側にトンネルに突っ込む形で引き上げ線があった

 小動物の動く気配。タイワンリスだ〜♪

 トンネルに入ってみる。交通量は多くないが、ゼロではない。狭くて歩道はない
 線路は撮影している足元部分。トンネル左側に敷設されていた。アスファルトをよーく見てみると・・・うっすら・・・

 トンネルの側壁にはいかにも・・・な窪みがある。戦時中は攻撃を回避するため、トンネル内で荷卸をしていたそうで、トンネルにはそのまま物資を置くための横穴があった
 このトンネルの南側には地下壕が広がっており、そこに直接繋がっていたのかもしれない

 反対側出口付近。この辺りは軌道の跡が判り易い
 戦後、特に晩年は港側から入り、トンネル途中までしか線路は無かったが、戦中はトンネルを突き抜けて反対側の港まで線路は続いていたようだ

 反対側トンネル出口

 トンネルを出て正面真っ直ぐ進むと米軍のオイルターミナルがある。かつては海軍が使用していたであろうエリアで、トンネルを出た軌道はこの施設内にそのまま入っていたと思われる
 一般道は右へ直角に曲がって進む

 壕や倉庫の入口だろうか?マンション裏手にレンガ済みの坑口が見える・・・

 こんな感じで田浦、長浦港周辺の地図である。この狭いエリアに旧軍、米軍の施設が立ち並ぶ。青線が概ね把握されている線路。赤が想定
 戦中は更に縦横無尽に作業軌道が張り巡らされていたそうなので、その全容を知るには今では手がかり不足であろう

 ベイスターズ球場脇を歩いて、国道16号を渡り、帰りは

 京急の安針塚から電車に乗る

 普通車しか停まらない小駅

○ 安針塚→金沢文庫:820−6 12:37発 普通「品川」


 久々に乗ったダルマ

  金沢文庫→上大岡:2164 12:48発 快特「泉岳寺」


 ブルスカ!

  上大岡→横浜:1332 12:57発 エアポート急行「羽田空港」  
  横浜→蒲田:モハE233−1469 13:11発 1222B 快速「大宮」

 ユザワヤでお買い物して、PIOに帰還。

 ちょっと寄り道して、お台場到着!!
 軽く食事とって車見に行くぜ!!

 FR−S。オープンの86やね

 トヨペットクラウン。しかも左ハンドル。観音開きで有名ね!

 86のパトカー

 LFA初めて見たんじゃ!!

 ヒストリーガレージに移動

 ヨタハチかわいい。レプリカだが、浮谷東次郎仕様

 ふつうのヨタハチもある

 デロリアン

 イセッタ。開けてた


 今日も充実していましたね

 完

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