~八咫烏神社~


<キーワード>
・霊烏路 空(地)
八咫烏(地)


八咫烏神社>

奈良県宇陀市榛原町高塚42

<アクセス>
近畿日本鉄道大阪線榛原駅よりバス約10分
高塚バス停より徒歩5分

榛原へは難波、上本町から特急で約1時間
榛原停車の特急は約1時間毎の運転

バス時刻は要調査。約30分ごとの運転



 榛原駅から10分ほどバスに揺られて到着したのが高塚バス停
 バスは目的の物件の目の前を通過して高塚バス停に到着しので、所在の発見は容易だった
 
 奈良県、宇陀の郷に鎮座する八咫烏神社である

 県道沿いの鳥居をくぐり、田圃の真ん中、築堤になった参道を進んでゆく。開放感があって良い感じ

 築堤の脇には彼岸花。緑の中に赤い花が映える

 やがて、赤い欄干の橋に差し掛かる
 
 禊川に掛かる葵橋ってことか。橋の下には確かに川らしきものがあるが、どちらかというと現在は水路然としている
 だが、その昔は参拝客はここで「禊」をし、穢れを落とし身を清めてから神域へと足を踏み入れたのだろう。禊といえば服を脱ぐわけだから・・・・・・

 手前の石段で下乗ということだろう。この先は神域だ

 振り返ってみる。田圃の中に直線に伸びる参道が印象的。赤い欄干が良いアクセントだと思う。刈入れ時、田圃が金色に染まる時期には見物だろう

 玉砂利の敷かれた参道を進む。この地方の寺社は管理している人が居るのか居ないのかわからんところでもしっかり清掃整備が行き届いている。やはり信仰の厚さの違いだろうか?
 古くから人の住む里では神様に対する敬意も違うものだ
 
 この上が境内。二つ目の鳥居

 八咫烏は神武天皇の神武東征において、熊野から大和への道案内に遣わされた三本足の烏のことである。熊野三山では八咫烏はミサキ神(死霊が鎮められたもの)として信仰されており、また日本神話においては太陽神を意味する神聖の象徴として語られている。「カラス」というとマイナスのイメージがあるが、種としてのカラスを現したものでないことが推測できる。特にミサキ神の化身と、太陽神の権化という相反する象徴を持つ点も興味深い。それは生と死に置き換えることが出来るからだ。
 さて、熊野からまっすぐ大和に向かった場合、神武東征の道案内としての八咫烏がこの地に行き着くのはやや不自然で。説明にもあるように土地の氏族の信仰の対象として召致されたものでないかと思われる
 『新撰姓氏録』では、八咫烏は賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)の化身であり、その後、鴨県主(かものあがたぬし)の祖となったとしている。この宇陀の八咫烏神社も賀茂建角身命を祀っている

 境内に上がってくる・・・社殿らしきものがない
 ・・・いや、あれが本殿なのか!?まさか・・・でも賽銭箱あるしなぁ・・・あ、奥に階段があるね・・・
 とりあえず、お賽銭投下してお参り。その後周囲を散策

 鳥居の方角を見ると空が開けて見える。鳥が飛び立つにはお誂え向きか

 うにゅほーーーー!!お空ーーーーーーーっ!!
 八咫烏の石像である。頭に載っているのはサッカーボール。日本サッカー協会のシンボルマークに八咫烏が採用されており、そのためかと思われる。東方とは関係ないので詳しくは割愛

 ご覧のように3本足なのだ。
 ところで、八咫烏の「咫」というのは長さの単位である。人差し指と親指を広げた長さ(約18センチ)で八咫というから18×8倍だから144センチ。1.5メーター程だからカラスにしては大きいが、実はここで言う「八咫」は計算上での話ではなく、ただ単に「大きい」という意味なんだそうだ

 酒まで造っちゃってwwwカラスの目がちょっとイっちゃってる感じがしないでもないけど

 石段をあがってゆくと

 朱塗りの板塀、門が。この奥に本殿があるのだが、中の写真を撮ることは出来なかった

 熊野からは外れた、ちょっと異質な八咫烏の神社だった

2008年9月30日訪問/2008年10月25日製作・公開

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