きかいのうで
「使い物にならない自分の左腕をいつまでもぶらさげているより、こうして闘いに有効な機械の腕を持てた事の方が、ずっと私にとって誇らしい事なのです。」
「これでまた若をお守りする事が出来ます。」
そう言って、意を決した様に顔を上げ、ふんわりと微笑んだ彼女の笑顔に唇を咬んだ。
そうやって笑わせたいのじゃない。
思うだけで、思うばかりで何も出来ない歯痒い自分。
彼女の強さにこうやって救われて守られている情けない自分。
覚悟の足りなかった主の為に、彼女は臣下として腕すらも落として尽くしてくれたと言うのに。
力が欲しい。
手に入れる為に、維持する為に、そして大切なものを守る為に。
絶対的な力があれば、例え『主君』『臣下』と線をひかれても、その全てを守れるのだから。
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こうだったら良いなあ的再会妄想(笑)。
読み返していたら、最初の乗っ取り合戦の時は『臣下』と吼えていらっしゃいますが、伝言頼む時には『女』になってます。
アラヤダ、リン様。
それまでの間にグリードさんと問答があったのね。
例の臣下が女だって吐かされたのね♪うふふ
0809
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