うやむやなこたえ







「俺は亮子の事、女として見てるから。
嫌だったら、出て行けとか、言ってくれて良いからな?」

後半は、ちょっと冗談めかしたように。
真剣な眼差しで射竦められて、息を呑んだ。

ずっと、そう言って欲しかったとか。
あたしはずっとそのつもりだったとか。
そう思って欲しかったとか。

大き過ぎる想いが渦を巻いて、言葉が出て来ない。
何か言わなくちゃと焦っても、唇を意味もなく動かすのが精一杯で、何も言葉なんて出て来ない。

慌てて息を吸い込んだ錯乱状態のあたしの頭に香介の手がぽんと載せられて、くしゃりと掻き混ぜられた前髪が視界を遮る。
一瞬途切れて像を結んだ香介の姿は、いつもの香介。

口の端を皮肉気に歪めて笑う、愛しくて憎たらしいいつもの香介。
そしてあたしの返事はいつも通り保留のまま。

こうやって、二人して誤魔化してうやむやにして。
先送りにしてる気がするこの答え。





「いつか」なんて、思ってちゃいけないのかな…。







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洗濯物を干しながら、ふと浮かんだ良く分からない螺旋妄想。
あくまで香亮。


カノン騒動の退院後とか、そんな感じでお願いします。
ほら、だって香介君亮子ちゃんちに居候な訳で御座いましょう?
なので、ちょっと妄想。


…実に意味不明。

ブログから引っ張って来ました♪

冒頭の浅月先輩の告白は好評を博しました(笑)。




080923

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