只今盆栽中につき…
・TDR250メンテ偏
注:)他所と共通物(依頼物)ですので、盆栽ページのTDRとはベースも志向も異なります。
注:)不動車TDRのメンテ片手、序に小物投入でパワーUP&メンテラフ化を目指した内容です。
{楽なプラグ交換方法}
{メインイグニッションライン回復、キャブ整備簡素化}
{ハンドリングの改善}
{外ネタ:クランク固着エンジン回復}
・前置き
某所から、変った不動TDRを入手したが、手に負えないから手伝って欲しいっと言う事でガレージ入りしたTDR250ですが、
初期段階からトラブル連発の兵で、正直、ミニトレ弄りでキレそうな日々の中、こっそりチリ紙交換にでも出そうか?っと本気で相談したくなった事もあったが、
部品獲り車や、保管パーツが駄目な処を補える分だけ揃って居たので、最悪、頑張るだけ頑張って駄目だったら、個人売買でばら売りして、4stシングル辺りでも買おうか?って感じで作業に入りました。
正直モチベーション低すぎです。
・メンテな日々
{楽なプラグ交換方法}
{メインイグニッションライン回復、キャブ整備簡素化}
{ハンドリングの改善}
{外ネタ:クランク固着エンジン回復}
・ファーストアタック(楽なプラグ交換方法と問題点及び、対策+α)
取り合えず、方向性として、先ずは問題無く動く事、外見はノーマル、メンテ性重視、後付パーツは取り外して元に戻せる、っと決めました。
っで、一先ず、スパークチェックとラジエーターマウントネジ2個を外して、ラジエーターをずらしてプラグキャップ&プラグ外しと行きますが…
水温計のラインがブッ千切れていた…
手抜き作業でプラグ交換すると必ずっと言っていい程、このラインが切れて要交換Or水温計無視コースです。
このパーツ交換しても、同じ過ちを繰り返すだけなので、ライン取り外し自由なヨシムラデジタルテンプ計投入決定として作業を開始、同じ手間なので序に、
劣化したプラグキャップをEXX系に、プラグはデフォでノーマルの新しいのに交換、更に序にキャブのラジ液循環キャンセルっと言うコースで行きます。
・作業開始!!
1.ラジエーター液抜き。
.1エンジンが冷えてる事を確認後、ラジエーターのマウントとラジエーターカバー、ラジエーターキャップを外します。
.2エンジン右側前方下にあるラジエータードレンボルトを外してラジエーター液を全て抜く。
.3ラジエーターキャップ側の入り口から、ホースで水を勢い良く流し込み、ラジエーター内のゴミを洗い流す。
2.デジタルテンプ計取り付け
.1水温計のセンサーを抜く。
.2入れ替えで、デジタルメーターの水温計センサーを取り付ける。
.3デジタルメーター+電気用に、メインキーシリンダー配線の茶ラインをY字配線してデジタルメーター赤ラインに繋ぐ
.4デジタルメーターアース様に、ミラーステーのボルトにアースする。
.5テンプ計のラインを水温計センサーに繋ぐ。
3.プラグ及び、プラグキャップ交換及び、スパークチェック
.1ノーマルプラグキャップを時計と逆周りに回して外す。
.2スパークコードを少し詰める。
.3.Exx系プラグキャップを時計回りにスパークコードにねじ込む。
.4プラグを外す。
.5新しいプラグをプラグキャップに付け、スパーク側をエンジン側に近づけて、キックスタートでスパークチェックを行う。
.6プラグ及びプラグキャップを填める。
4.キャブラジ液循環キャンセル
.1キャブ側のラジ液ラインを双方外す。
.2エンジン側ラジ液ラインの片方(外側)を外す。
.3エンジン側ラジ液ラインの余った方を先に外したラインの取り付け部に填める。
5.ラジエーター液補充
.1ラジエータードレンを閉める。
.2濃度調整したラジ液をラジ液キャップ側の入り口から入れる。
.3ラジエーター及び、ラジエーターラインにショックを与えてエア抜きを行う。
.4ラジエーターキャップを閉め、ラジエーターカバー取り付け及びマウントを行う。
.5ラジエーターリザーバータンクの水量を調整する。
・関連フォト

これで最初の予定分の作業が終了。
スパークチェック良好、デジタルメーター水温測定も良好だから、+ラインの電流が拾えてなく、充電済みのバッテリに交換しても電装に通電なしの状態が確認できた。
今回の作業で、キャブの交換が楽になり、メインの電流が流れてない事が解ったので、次回は、キャブのOH及び、
メインハーネスの断線箇所の発見及び修正となりました。
{楽なプラグ交換方法}
{メインイグニッションライン回復、キャブ整備簡素化}
{ハンドリングの改善}
{外ネタ:クランク固着エンジン回復}
・セカンドアタック(バッテリーライン、メインイグニッションライン回復及び、問題点解消、キャブ整備簡素化+α)
前回の結果、スパーク及び発電はするが、電装に十分な電気が流れない&エンジンその物がかかる気配がないっと言う事で、電装・キャブ周りの整備に入ります。
・問題点と対策1
電装でレギュレーターがトラブルで易いっと言う話は有名ですが、これ以上大きな問題として、メインキーシリンダー(メインイグニッション)からの配線の劣化が挙げられます。
メインキーシリンダーの配線は、バッテリーからの+電流と、ダイナモ発電の+電流、好感度なアース側の電気が、細い線数本に纏められていて、ハンドルを切るたびに引っ張られ、磨られ、皮膜が剥げたり断線し、ヒューズが反応しない箇所でのショートが発生するので、最悪て引火する可能がでます。(何故か?某団体ではこの件の話をタブー又は、嘘と罵りますが、数例前例が出ているのも事実です。)
実際の所、この車両も断線及び、皮膜の剥れの修正を行っていましたが、問題箇所を切り詰めて配線し直す(通常この方法だと作業痕が外から見えないのでショップの作業の可能性高い)っと言う方法でしたので、当然たたでも取り回しに余裕が無い箇所なので、配線の延長化を行い、取り回しに余裕を増やすと共に、過去のショートでパンクしたノンヒューズブレーカー(バッテリ横にある簡易ブレーカー)をヒューズタイプに変更し、破損度の高いメインハーネスのバッテリー+ラインを排除及び新設しました。
これで電装が無事回復し、バッテリー出力11vにダイナモ発電最大+4vのスコアーでレギュレーターの動作も確認できました。
・問題点と対策2
次に、キャブ周りに成りますが、自分で整備すると解る問題点として、マニホードの劣化が挙げられます。
マニホード表面が劣化して皹が入った程度では、構造的に中まで皹が続く事は稀ですが、キャブの整備で取り外しを行う際、エアークリナーBoxを外す手間を省き、キャブ前後のネジを緩めるだけで引っ張り抜く事で、マニホードを大幅に痛めたり変形させて二次吸気を起こすトラブルが出易いので、エアークリナーBox除去後、取り外しが簡単で、キャブ後の作業スペースを稼げる社外エアークリナーをとりつけることにしました。
・作業開始!!
1.ノーマルエアークリナーBox除去
.1シート、サイドカバーを外す。
.2ツールペースを外す。
.3エアークリナーボックスカバーを外す。
.4バッテリーを外す。
.5キャブ側バンドスクリューを緩める。
.6エアークリナーBoxのマウントネジを全て外す。
.7エアークリナーBoxを取り外す。
2.キャブの分解整備及び設定変更
.1ガソリンコックをPRI以外にする。
.2チョークユニットを外す。
.3マニホード側バンドスクリューを緩める。
.4キャブヘッドのネジを外し、スロットルユニットを外す。
.5キャブを外す。
.6ガソリンライン及び、負圧のラインを外す。
.7キャブ下部のネジ3本を外す。
.8MJ、PJ、フロートユニット(困難な場合で、動作に問題が無ければ無理に外さなくてもOK!)、MJが留まってる筒も外す。
.9外したパーツをキャブのチャンバー(キャブ下部の蓋)に入れてエンジン(キャブ)クリナーで清掃後漬ける。
.10パーツの各穴が貫通してる事、キャブ本体及びチャンバーの汚れや異物を除去する。
.11MJは、+5〜20程度品番を上げ、PJは+0〜0.5程度上げる。
.12外したパーツを組み込む。
.13キャブ及び各ラインを組み込む。
3.バンドのスクリューの位置を確認してエアークリナーを填め込む。
・関連フォト
これで、キャブの整備性は極端に向上し、整備の際のマニホードの負担も激減し、吸気量音共に向上し、中速以上でのレスポンスとパワーが期待できます。
反面、社外エーアークリナーの種類に因っては極端に雨に弱くなりますので注意がいります。
この段階でエンジン電装共に問題が解決して無事エンジンがかかり乗り回せるように成りましたが、TDR乗りが良く言うフロントへビィーな状態がでてますので、次回はこの辺の改善を目指します。
{楽なプラグ交換方法}
{メインイグニッションライン回復、キャブ整備簡素化}
{ハンドリングの改善}
{外ネタ:クランク固着エンジン回復}
・サードアタック(比較的に簡単なハンドリングの改善)
ハンドリングが重いバイクっと言うのはステムの閉め具合で改善されますが、TDRオーナーが良く言う重さは、むしろベアリンググリスの劣化や異物混入が原因が多く、ステムの調整だけでは軽く成るが重い(切り始めが軽いが、いきなり重い切れ込みが起きる)っと言われます。
以前、ステム周りのメンテを行ったTDRでは、切れ込み感や、切り替えしでの反応がスムーズで、倒立などの重そうな足回りを入れたTDRでもステム周りのメンテを行っている物は同様に驚く程スムーズで軽く扱いやすかった事を経験してます。
っが、実際に真面目に作業した場合、慣れてないと、ベアリング紛失やステムバランス取りの不手際で、作業時間の永さに泣きが入る事もありますので、壁や車輪止めを利用したお手軽方法で行きます。
・作業開始
1.フロントホィールを壁又はブロック等で車輪止め状態にする。
2.数CmジャッキUpする。
3.ステムベアリングを仮清掃する。
.1トップブリッジ中央のネジを外す。
.2トップブリッジ左右のボルトを緩める
.3トップブリッジを外す。
.4三叉上部のナットを数Cm分緩める。
.5三叉上部のナット下部のカラーの下にCRC又は、パーツクリナーを大量に吹き付ける。
.6上記カラーを回転させて、ベアリング清掃(粘度を下げる。)
.7三叉下部のベアリングをCRC又はパーツクリナーで清掃する。
4.ステムベアリンググリスUp
.1三叉下部のベアリングにヤマハグリス2又は、高粘度のグリスを塗る。
.2ジャッキDownを行い、三叉下部を填め込む。
.3三叉上部のナットとカラーを外す。(前以てベアリングの紛失を防ぐ為にステム周りに受けを用意すると楽です。)
.4三叉上部のベアリングにヤマハグリス2又は、高粘度のグリスを塗る。
5.ステム組み込み
.1三叉上部のカラー及びナットを仮組みする。
.2ジャッキUpする。
.3ホークを持って左右に動かし、スムーズ(軽く)動く位置に成る様にステム上部のナットの締め付けを調整する。
.4ホークを持って上下前後に動かして、ガタツキや遊びがない様にステム上部のナットの締め付けを調整する。
.5トップブリッジを組み込む。
これで、ハンドリングが軽く、いきなり重い切れ込みも緩和されオンオフ問わず扱い易いハンドリングになりました。
絶対的なフロントヘビーは残りますが、素直で扱い易いハンドリングの恩恵は高いはずです。
既に、この段階で目標値は達成されてますが、ガソリンコックの異常と、燃費の悪化、ブレーキやクラッチの手応えの強さが気に成りますので、その辺を次回間を見てやって行こうと思います。
{楽なプラグ交換方法}
{メインイグニッションライン回復、キャブ整備簡素化}
{ハンドリングの改善}
{外ネタ:クランク固着エンジン回復}
・EXミッション1 (クランク固着エンジンお手軽回復)
同じ1KT系エンジンで何年も乗らないで放置していたらキックが降りなくなったっと言うエンジンのライトメンテを依頼されました。
まぁ、予算が殆ど無いっと言うので、お手軽にパーツ交換無しのケミカル&ライト分解での作業になります。
・作業開始
1.トラブル原因を探す。
.1マフラー取り付け口を覗き、ピストンの状態を見る。(スリットが目立つ=焼き付き大、全体的に茶色でべたべたし刺激臭がする=劣化混合気等での張り付き大)
.2プラグを外してエンジンヘッドの状態を見る。(錆が多い=腐食に因るピストンの張り付き大、全体的に茶色で刺激臭がする=劣化混合気等での張り付き大)
.3マニホード及び、リードバルブユニットを外してクランクの状態を調べる。(錆が多い=水の混入でのエンジン乗せ替えコース大、茶色&粒々が多く刺激臭多い=劣化混合気による張り付き)
2.エンジン内清掃(劣化混合気等での張り付き大として)
.1直接クランク内にエンジンコンディショナーを吹き付け漬け置きする。
.2プラグ穴及び排気口からエンジンコンディショナーを吹き付け漬け置きする。
.3外してあるリードバルブのユニットをばらしてエンジンコンディショナーを吹き付け指等で軽く擦るようにして清掃し、拭取りを行う。
.4エンジンダイナモ側のカヴァーを外し、17のボックスレンチで右回りに回し、スムーズに回るまで頑張る。(手応えを意識しながら行い力に頼らない様に注意!)
3.クランク内に溜まった液体を可能な限り抜き取る。
4.キックスターターでの動作チェックを行う。
5.エンジンコンディショナーを吹き付け箇所に2stOilを多めに塗る。
6.外した部品を元に戻す。
これで、依頼分の作業は終わりましたが、ピストンリングの固着が残り易くエンジンの不調は暫らく続きます。
これを真面目に直すには、エンジン腰上分解を行う必要がでて、要部品交換及び、作業時間の増大で、お手軽&低予算依頼から外れてしまうので、実際にエンジンに火を入れていけば自然に回復する事が多い&今回の作業で直ってる事も多い箇所なので保留として、エンジンと共にレポートを渡して終わります。
実費1,500円(エンジンコンディショナー代)、総作業時間30分位の作業でした。
{楽なプラグ交換方法}
{メインイグニッションライン回復、キャブ整備簡素化}
{ハンドリングの改善}
{外ネタ:クランク固着エンジン回復}
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