「ベギラゴン!!!」
ゾーマが攻撃を仕掛けてきた。炎はとてつもなく大きくそして激しかった。
「魔王はホント、ベギラゴンが好きだな。バラモスも最初はベギラゴンだったぜ。」
そういうと、セルジは剣をふり落とした。その勢いで炎は真っ二つに分かれセルジはその間を走った。
「ギガストラッシュ!!!」
ゾーマはその攻撃をかわそうとした。しかし、セルジの攻撃が一歩早くセルジの攻撃はヒットとまではいかなかったが十分なダメージを与えた。
「チ…」
舌打ちしたのはセルジのほうであった。
「貴様のMPは今の攻撃でそこをついたな。もう、お前には私を倒す力は残っていない。死ぬが良い!!!」
ゾーマが爪を立てて攻撃を仕掛けてきた。
「ベホマ!!」
セルジは最後のMPでロビンにベホマを唱えた。そして…グサ!ゾーマの爪がセルジの体に突き刺さった。その直後であった!!!
「MP1も使える呪文があるのを知ってるか?…」
セルジは両手の爪を立ててゾーマの頭を刺した。
「ク…離れるんだ…貴様死ぬきか」
「な〜ロビン。お…俺達、や…約10年間一緒にいたけど、ここで…お別れのようだ。ぐ…で、出会った時にはもう、別れが待ってるんだ…し、仕方ないよな。だけど、俺…ロビンに会えて本当によかったよ。大切な事を…教えてもらったよ。そして…元気も沢山もらった。」
「セルジおじさん…」
「ぐぁぁぁぁぁぁ〜離れるんだ〜〜」
「元気でな…ロビン……母親を絶対見つけるんだぞ!!!お前は…俺の、俺の義理の子供だ。……メガンテ!!!!」
「うわぁぁぁぁ〜〜」
「おじさ〜〜〜ん。」
ゾーマの声が鳴り響く…その直後ゾーマとセルジは爆発してしまった…
「そんな…おじさん…」
ロビンは涙が止まらなかった。ずっと、この十年間当たり前のようにいてくれたセルジ。別れがこんな形でくるとは思ってもみなかった。セルジがそばにいるのが当たり前だったロビンの生活にこれからはもうセルジはいないのである。
…ガタ…ガタガタ…
がれきが動く音がした。
「おじさん?」
セルジがまだ、生きているのだと思った。しかし…
「ぐはぁぁぁぁ〜〜」
現れたのはゾーマであった。
「危ない、危ない。奴が爆発の瞬間一瞬安心したすきに指が外れたよ。ダメージは追ってしまったがな…」
モンスターが集まってくる。
「ゾーマ様大丈夫ですか?」
「あ〜なんとか、一度引き返すぞ…ロトの剣はまた今度だ…他の戦闘の状況はどうだ?」
「はい。少し、こっちがおされています。彼ら、モンスターを目の前にしてもひるむことなく戦っているのです。」
「そうか…しかし、…人間どもにこんなに苦労するとは思わなかったぜ…メダル王国は封印した方が良さそうだな。」
「えーその方が良さそうですな。ダーマ神殿と同じように封印してしまいましょう。」
「よし…ぐ…かぁぁぁぁ〜〜〜〜」
ゾーマの声と同時に一瞬にして当たり、平地化してしまった。残ったのは生き残ったモンスター数人とゾーマ、そして、ロビンであった。
「ち…ロトの鎧を装備していたから封印できなかったか…」
「こいつ、ロトの剣を持っていますよ。剣を奪って殺しましょう!!!おい!やれ!!」
「待て!こいつは泳がせておけ。剣もそのままで良い。」
「ですが…」
「心配はいらんこいつの仲間は全て始末した。こやつ一人では何もできん。しかも、こいつは私の子だ貴様らには殺せまい…よし、早く行くぞ、傷の手当てをしなくては。」
「はっ!!」
モンスター達はルーラを唱え、行ってしまった。一人残されたロビン…モンスター達が会話している時も動く事ができなかった。ずっと、ずっと、セルジとの10年間の思い出を思い出していた。
「おじさん…」
ロビンのすぐそばに一枚のコインが光った…小さなメダルである。ロビンはそれを強く握り締め。そして、ロトの剣を持ち一人歩き始めた。
完
〜あとがき〜
みなさん、メダル王国はいかがでしたでしょうか?この話を思いついたのはひょっとした事からでした。だけど、ひょっとした所からすごくアイディアが浮かんできてちょっと自分でもビックリ。当初の予定では10話ほどで終わる予定でしたが、完結に書く能力にかけている分、長くなってしまいました。最後までこの小説を読んでくださった方々も少し、読みづらい文章などがあったでしょうが…それは、ご了承ください。この小説を完成した上で、ストーリー的には良いものができたと思っています。が、しかし、先ほども触れたように文章の構成特に会話部分ではない所に少し表現力に欠けた部分があると感じています。また、小説を書く事があったらそれを少し意識してやっていきたいと思っています。さて、この後ロビンはどのような人生を送ったのでしょうか。それは、みなさんのご想像にお任せしたいと思っています。この小説では人との出会いについて少し触れていきたかったのです。私もこの小説を書いている間にある、ある子供たちと別れを告げました。彼らは私に生きる希望のようなものをもらった気がします。本当ならばずっと、彼らとは付き合っていきたいと思っています。しかし、それは残念な事にできません。しかし、悔しい悔しいと思っていても仕方がないのです。彼らに教わった事を忠実にやりとげ、彼らとの出会い、そして、別れが意味のあるものにしていきたいと思っています。この小説の中でも「出会いと別れを重ね人々は成長していく。」「出会った時にはすでに別れが待っている。」などの言葉を使いましたが自分は「何かの終わりは何かの始まりである。」これを皆さんに言いたかったです。少し、私事が入ってしまいましたね。すいません。さて、小説を最後まで読んでくださった皆様。どうか、感想をお待ちしています。一言二言でも良いので掲示板に書き込みしてください。それではお待ちしています。
さ〜今度は何を書くのかまだ決まっていません。今度は現実味のある物語を書きたいと思っていますが。多分、少し休憩すると思います。それではまた。
著者 メダ
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